【アイスリボン】星いぶきが欠場理由を告白「家族とも相談して母親になる覚悟を決めました」

アイスリボンは4月6日(土)「アイスリボン蒲田大会」を開催した。

『アイスリボン蒲田大会』
日時:2024年4月6日(土)11時30分開場/12時00分開始
観衆:153人(満員)

入場式の最後に挨拶に立った星ハム子が娘であり、現ICE×∞王者の星いぶきを呼び込む。

ICE×∞王座のベルトを肩にリングに上がったいぶきはマイクを手にすると、以下のとおり語った。

「きのう発表にあった通り、星いぶきは長期欠場させていただくことになりました。今日はその理由を皆様に直接お伝えしたく、この場をお借りしました。実はこのお腹の中に新しい命を授かりました。皆様をすごく驚かせてしまうし、決まっている試合もたくさんあったので、プロとしての申し訳なさがあり、正直、とても戸惑いました。でもエコー写真を見て、改めて自分の中にある命の大切さを実感し、家族とも相談して母親になる覚悟を決めました。プロレスはすごく大好きで、今でも、なんなら今日もすごく試合がしたいです。ですが、一旦お休みさせていただきまして、戻ってきたらいっぱいこのリングを暴れ回ります。スタッフとしては会場にいますので、たくさん声を掛けてくれたら嬉しいです。そして欠場させていただくことにより、お詫びしなければならないことがあります。とても大切に守り続けてきた、今持っているICE×∞のベルトなんですけど、欠場に伴って返上させていただきます。ファンの皆様、団体のみんな、これまで防衛戦を見に来てくれた皆様、そして自分と一緒にいろいろな挑戦を目指してくれている皆様にこの場でお詫び申し上げます。でも復帰したら、絶対にこのICE×∞のベルトを獲りにいくことをここに約束します。改めていつも応援してくださるアイスリボンのファンの皆様、デビュー前から星ハム子の娘として皆様に可愛がってもらって14歳でデビューしてから、チャンピオンとしてプロレスを続けられているのは、本当に皆さんのおかげです。ありがとうございます。本当は自分がママレスラーになるなんて不思議ですが、立派な母親になるのはもちろん、まだまだプロレスラーとして目指したいものがたくさんあるので、絶対にこのリングに戻ってきます。これからも応援、よろしくお願いします。」

いぶきの返上により空位となるICE×∞王座に関しては、新王者決定リーグ戦を4月28日SKIPシティ大会より行うことが発表され、いぶきによる掛け声で蒲田大会がスタート。

 

〈大会終了後の星ハム子&星いぶき〉

――今、何ヵ月ですか?

いぶき「お答えできないです。(復帰の時期も明言できない?)待っていてくださいとしか言えないです。」

――お相手は?

いぶき「一般の人です。」

――今日、発表に至ったのは?

いぶき「やっぱり皆様に自分がお世話になったので、それを隠していることが失礼にあたるのかと思って、今回、公表させていただくことにしました。」

――いぶき選手の妊娠を聞いた時のお気持ちは?

ハム子「私もハタチでいぶきを産んでいるので、やっぱり命の大切さが優先だと思いました。まだ若いので、プロレスが大好きだっていうのも私はわかっているので、プロレスもしたいって言ったので、新しい命を育てたら、またプロレスできるんじゃないかっていう話になりまして、産む決断をしました。」

いぶき「絶対に復帰するので、お待ちください。絶対にします。これは約束です。」

――現在、体調的には問題ない?

いぶき「元気です。元気なので、ここにも来れました。大丈夫です。」

――アイスリボンでは母親レスラーもいるっていうのが復帰を目指す上で大きかったですか?

いぶき「それもあるんですけど、これでプロレスを辞めるわけにもっていうのもあって、やっぱりプロレスが大好きなので、アイスリボンだからこそ、復帰したいなと思いました。」

――ハム子さんは松澤さんと同じ祖母レスラーとなるわけですが。

ハム子「史上初じゃないのか~。でもこれで3世代レスラー目指せるなって思ってます。ハハハ!私、辞められないですね!ますますプロレス辞められなくなったなって思ったんですけど、それはそれで親子揃って波乱万丈な人生を歩むことになるかもしれないですけど、苦労も多いですけど、楽しいことも多いので、なんでもかんでもプラスに変えていって、すべてをハッピーにしていきたいと思います。」

――いぶき選手はお子さんがプロレスやりたいと言ったらやらせますか?

いぶき「今のところ、やらせたいですけど、たぶん大きくなったら(ハム子がそうであったように)同じようにやらせたくないってなると思うんですけど、夢は3世代レスラーで、アイスリボンでもなかったと思うんで。史上初をいっぱい作っていきたいんで、やらせたくはないんですけど、やらせたい気持ちはあります。」

――ベルト返上でリーグ戦は決まりました。

いぶき「ハムさんも立候補してくれたし、楓歩も立候補してくれたし、トトロさんも立候補してくれて、今は3人ですけど、自分はやっぱり後輩に頑張ってほしいなと思っていて、アイスリボンの今の未来っていったら、自分が抜けたらアイスリボンの下の子たち(が未来)だと思うので、その子たちに頑張ってもらってベルトを巻いてほしいなっていうのは思います。」

ハム子「おばあちゃんじゃないの?今日も試合、安産祈願までして頑張ったんだけど。」

いぶき「まあまあ、頑張ってください。」

――いない間に期待することは?

いぶき「シングルのチャンピオンが抜けた中で、自分がトップだっていう選手がいっぱい現れればいいなって思っていて、自分の個性を活かして頑張ってほしいなって思っています。」

――どんなお子さんに育てたいですか?

ハム子「早っ!」

いぶき「自分は口も悪くて、大変だったと思うんですけど、その逆にしっかり育てられるかわからないですけど、頑張っていい子に育てたいなって思います。」

――お母さんとしてハム子さんから見習う点とかはありますか?

ハム子「あ、いたた…。」

いぶき「プロレス入ってから気づいたのは、ちゃんと先輩と母親として変えて言ってくれたり…そこしかない…料理もダメだし、生活面もダメだし、そこはちょっと見習わず、今後に期待って感じで見ていきたいと思います。」

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