【新日本】ロスインゴがWAR DOGSに快勝!鷹木とゲイブがNEVER無差別王座を巡り抗争激化

新日本プロレスは4月20日(土)、東京・町田市立総合体育館にて『JR HAKATA CITY Presents Road to レスリングどんたく 2024』を開催した。

『JR HAKATA CITY Presents Road to レスリングどんたく 2024』
日時:2024年4月20日(土) 16:30開場 18:00開始
会場:東京・町田市立総合体育館
観衆:1,267人

メインイベントでは10人タッグマッチが行われ、内藤哲也&鷹木信悟&辻陽太&高橋ヒロム&BUSHI組と、デビッド・フィンレー&ゲイブ・キッド&クラーク・コナーズ&ドリラ・モロニー&外道組が対戦。

試合ではロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンとBULLET CLUB WAR DOGSが激しくメンバーが立ち代わり攻防を繰り広げた。

中でも NEVER無差別級のタイトルマッチを控える鷹木とゲイブが感情むき出しで対戦。

試合は内藤が外道をジャックナイフ式エビ固めで仕留め、町田市立総合体育館では初となる「デハポン」締めで大会を締めくくった。

<試合結果>

▼メインイベント(第7試合)10人タッグマッチ 30分1本勝負
BUSHI
高橋ヒロム
辻陽太
鷹木信悟
内藤哲也 〇
vs
外道 ×
ドリラ・モロニー
クラーク・コナーズ
ゲイブ・キッド
デビッド・フィンレー
16分20秒  ジャックナイフ式エビ固め

■試合後バックステージコメント

内藤「見ての通り……手ぶらですよ。手ぶらで日本に、そしてこの新日本プロレスのリングに、帰ってきましたよ。悔しいけどさ、悔しいけど、別に恥ずかしくはないよ。だって、一生懸命やった結果、負けてしまったわけだからね。悔しいけど、後悔はしてない。先シリーズ最終戦、両国大会が終わりそして、シカゴでジョン・モクスリーとタイトルマッチをやって、今日からシリーズ開幕。なかなかハードスケジュールではありますが、俺はこうして、常にリングで立ち続けることが好きだし、自分の中でこれが俺のプロレスラーとしての、ウーン、プライドというか、ウーン、どんな状況でも立ち続けることが、俺のプロレスラーとしてのモットーなんでね。カンサード? 確かにカンサードだよ。でも、俺はリングに立ち続けますよ。そして皆様に、プロレスを通じて、明日への気力であったり、“俺も頑張ろうかな”って思う気持ちだったり、そういうものを皆様にお届けしていきますよ。明日も試合がありますが、元気に会場へ行きますよ。茅野市民館マルチホールへお集まりくださるお客様、明日もいっしょに大合唱しましょうよ。『デ・ハ・ポン!』ってね。じゃ、アディオス」
鷹木「オイ、ゲイブ! いよいよ開戦だな。お前の強烈な、T-ボーンステーキだかT-ボーンスープレックスだかわかんねえけど、あの投げ技、効いたぜ。目が覚めたよ。まあ5.4福岡まで、毎日ケンカしようぜ! オイ、ゲイブ、お前なんか英語でまくし立てたな。ジャパニーズスタイルだの、ヤマトスピリットだの。バカ野郎、お前! 俺にな、ヤマトスピリット、大和魂語るなんて10年、いや100年早いんだ、この野郎。本当の和の精神をこのシリーズで、お前に見せてやるからな。それから今日、試合前に横綱、第64代横綱、曙さんの追悼10カウントゴングが行われた。横綱といえば俺は2013年5月、ちょうど11年前、山梨で対戦してる。ほとんど何も技、通用しなかったが、唯一2つ通用した。いや、通用したと言っていいのかな? 2つ技をかけれたのは、ブレーンバスターと、この(※右上腕に力コブを作って)右のパンピングボンバーだ。横綱にくらわしたんだ。この右腕も、ブレーンバスターも今後、大事に使っていくからな。あの2m超えて230kgの横綱と試合したんだ。ゲイブ・キッド? 名前の通りお前なんか、子ども扱いしてやるからな。とにかく、いよいよ今日から開戦だ。常在戦場、やってやるって!」

BUSHI「いやあ、今日から(シリーズ)始まったけど、4連戦の初戦にしてWARDOGSが想像以上に鬱陶しいヤツらだったよ。これはなかなかしんどい“どんたくシリーズ”になりそうだな。とはいえ鹿児島大会(4.29)で俺とモリさん(ヒロム)が組んでIWGPジュニアタッグのベルトに挑戦することが決まったんだよ! セミファイナルでね。メインではIWGPジュニア(ヘビー級)のシングルマッチがある。そうか、これはジュニア祭りの大会になるな」

辻「どうやら闇のシャーマンに邪気祓いしてもらったようだな。悪運高いアンタが日本に無事来れたことに感謝するよ。フィンレーよ、次のステップはシリーズをケガなしで乗り越えることだ」
 
ヒロム「わんわん! わんわんわんわん! わおーーーーん! わん! わん! わん!…(※1分ほど吠えた後に)いやー、ついにです! 皆様、世界最強のジュニアヘビー級! 高橋ヒロムが帰ってまいりました! お帰りなさい!! ありがとう!! そして、29日! 鹿児島大会で初のジュニアタッグを巻きます! いやー鹿児島に来る皆さんは本当にラッキーだ! そして、その前に23日後楽園ホールでフィンレーをボコボコにします! 5月3日福岡で闘う陽太様には申し訳ないことをしてしまうが、心の広い陽太様は笑顔で『ヒロムちゃん強すぎるね』って言ってくれるはず。まー完全復活ってことよ!」

コナーズ「クソが! とっととこのクソみたいな街から出て行こうぜ」

ゲイブ「ハイボールでファ●●ューだ! シンゴ! 俺がそのベルトを投げ回したあとも、お前は自分がNEVER(無差別級)王者だと思ってるのか? 俺のかわいいベルトを! 俺こそがNEVER(無差別級)にふさわしい! 俺の方がお前よりも日本人らしい! 5月4日、福岡での『(レスリング)どんたく』で、お前をぶっ潰してやる!」

モロニー「(コナーズとどちらが先にコメントするか)お前が先に言っていいぜ、俺はどっちでもいい」

コナーズ「(※フィンレーが)先に言うみたいだ」

フィンレー「ゲイブはシンゴとの一戦を、シンゴもゲイブとの一戦を望んでいるようだ。ヒロムとBUSHIとは、今日少し闘えた。少しだけどな。ジュニアヘビー級WAR DOGSとの一戦を望んでるのは誰だ? ヒロムは俺と闘いたいようだ。ツジも俺と闘いたいようだ。ナイトーはただ、IWGP世界ヘビー級王座を失い、国を失望させる前の過去に戻ることを望んでいるようだ。この俺がジョン・モクスリーをトーキョードームで仕留めたというのに! ナイトー、お前には同情もない。誰が誰と対戦したいかという話に戻るが、俺にDMしてきてるヤツがいる。そしてナイトー、誰かがお前との一戦を望んでいるようだぞ。そして、それはあながち悪い案ではない。ボーイズ、お前らもわかるだろ? ナイトー、俺はまだ決断は下していないが、俺がお前なら、お前のその目玉を頭の後ろにつけておくぜ。いつどこで、WAR DOGSが攻撃してくるかわからないからな」

ゲイブ「テツヤー!」

モロニー「テツヤー、コウラクエンで会おうぜ! 急いでレイザー手術して間に合わせろよ!」

コナーズ「……MY DOGS FOR REAL!」

※4人で犬の遠吠えをしながら姿を消す
※外道はノーコメント

<写真提供:新日本プロレス>

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