【新日本】曙太郎さんを偲ぶセレモニー、追悼の10カウントゴングを実施

新日本プロレスは4月20日(土)、東京・町田市立総合体育館にて『JR HAKATA CITY Presents Road to レスリングどんたく 2024』を開催した。

『JR HAKATA CITY Presents Road to レスリングどんたく 2024』
日時:2024年4月20日(土) 16:30開場 18:00開始
会場:東京・町田市立総合体育館
観衆:1,267人

試合前には4月11日、心不全のため54歳で永眠した曙太郎さんの追悼セレモニーが行われた。

アメリカ・ハワイ出身の曙さんは1993年に外国人力士としては初の第64代横綱に輝き、その後も横綱として11回の幕内優勝を果たした。

身長2メートルを超す長身を生かした突き押し相撲で知られ、特に貴乃花との熱いライバル関係は相撲ファンにとって忘れがたいものであった。

その後のキャリアは相撲だけに留まらず、立ち技格闘技の「K-1」へのチャレンジ。

2005年からプロレスに本格参戦し、新日本プロレスでは2006年1月4日の東京ドーム大会で初参戦し、3月には当時ブロック・レスナーが保持していたIWGPヘビー級王座に初挑戦した実績もある。

そして2013年9月、武藤敬司が率いる全日本プロレスへ入団し、その強靭な体格を活かしたド迫力のファイトスタイルは、リング上での存在感を際立たせ、多くの称賛を浴びた。

その後、チャンピオンカーニバル優勝や、悲願の三冠王者になるなど輝かしい実績を残した。

追悼セレモニーでは新日本プロレス所属レスラーや参戦レスラーが参列し、棚橋弘至が遺影を持ち追悼の10カウントゴングを行った。

<写真提供:新日本プロレス>

◆プロレスTODAY(LINEで友達追加)
友だち追加