【飛鳥プロレス】篠瀬三十七「今回ダメなら7・17後楽園は自分の試合はなくていい」と不退転の覚悟!飛鳥5・3横浜のメインは篠瀬&児玉&村瀬vs土肥&高橋&仲川の元WNC対決!

  飛鳥プロレス(篠瀬三十七代表)の10周年記念興行第2弾(5月3日、神奈川・横浜ラジアントホール=17時半開始)に向け、篠瀬が並々ならぬ決意で臨む。

 10周年記念興行第1弾となった4月6日、大田区産業プラザPiO小展示ホール大会で篠瀬は児玉裕輔と組み、高橋匡哉&仲川翔大と対戦し、後輩の仲川に敗退。試合後、高橋から「もっと頑張ってくれないと。体力作りしてこい」、仲川から「娘(しのせ愛梨紗)のほうが頑張ってたよ。元気ないですね。運営が大変なのはわかるけど、僕も(モンスターズパーティの)運営やりながら試合も全力で頑張ってるから、できないはずはない」とゲキを飛ばされた。バックステージではパートナーの児玉からも「元気なさすぎ。喝を入れて、気合を入れ直して、やってもらわないと困ります」と厳しい言葉を投げかけられた。

 これに対して、篠瀬は「5月3日、体作って、オマエら2人にやってもらえるよう頑張るよ」として、土肥こうじに公開オファー。篠瀬、児玉、土肥、高橋、仲川、プラスワンによる6人タッグマッチでリベンジに挑むことを誓っていた。

 その後、篠瀬は酒も断ち、この一戦に向けトレーニングに励んだ。そんななか、村瀬広樹(UTAMARO改め)から「ニュース見たけど、この前の試合、元気なかったらしいな。やっぱりあなたの隣には俺が立つしかない」とアピールがあり、メインカードは篠瀬&児玉&村瀬vs土肥&高橋&仲川による元WNC対決に決まった。

 篠瀬は「みんな10年で進化してるし、みんなどこに行ってもメインを張れる選手たち。ゲキを飛ばされた3人、お客さまに認めてもらえるように、『4月とは違うぞ』と言っていただけるように頑張ります。年齢に甘えてた部分はないんですけど、少なからずあったのかなと思います。見返すような試合をしたい」とキッパリ。さらに「極端な話、今回ダメなら、(7・17)後楽園は自分の試合はなくてもいい。自分が主催して、リングに立てないのは悔しいし、そうならないように頑張ります」と不退転の覚悟を示した。

※児玉裕輔コメント
「篠瀬さん、老け込むにはまだまだ早過ぎますよ。リングで何度やられても立ち上がってください。みんなが見たいのはそんな姿です」

※村瀬広樹コメント
「篠瀬さん、運営や営業活動で忙しいのはわかる! だけど、忘れてないか!? あなたはプロレスラーなんだよ!! まだまだレジェンドでもないし、ガンガン攻めないと! 5月3日はあなたの生き様を全て爆発させましょう! そして絶対勝とう!!!」

※土肥こうじコメント
「4月の蒲田大会のメインを見て相当言われていたけど、俺的には頑張っていたと思いますよ。でもプロの世界ですから頑張るのは当たり前。もっと厳しいことを言えば、1ヵ月ですぐ変わるなんて甘いことはないと思います。篠瀬さん、5・3横浜大会では全てをぶつけて来なさい。楽しみにしております」

※高橋匡哉コメント
「特に言うことはありません。篠瀬さんの覚悟をリングで見せてもらいます。ダメなら潰すだけ。それだけです。5月3日楽しみにしてます」

※仲川翔大コメント
「前回の蒲田の『ドン底』から這い上がる篠瀬さんをお客さんも選手も見たいはず。どんなにやられても立ち上がる『プロレスラー』篠瀬三十七を楽しみにしています。ただ情け容赦なく僕達も全力で行かせていただきますので、当日は覚悟を持ってリングに上がってください」

<篠瀬代表が語るその他の対戦カード見どころ>
☆しのせ愛梨紗vs本間多恵
 4・6蒲田で本間が「デビューしてから1回も当たってなくて。お互いのプロレスへの愛を二人きりでリングの上でぶつけ合いたい」とのラブコールを愛梨紗が快諾し実現したカード。

篠瀬「娘はアイスリボン所属なので、そこで本間選手と当たることがない。娘を指名してくれて、2人が試合したいなら場を提供したい。本間選手の得意の関節技をしのいでくれたら、娘は必殺技もってますから、それが決まれば、番狂わせもあるんじゃないかと。真琴選手との対戦で得た部分があるから、先日(自力)3勝目を挙げられたのもあると思う。これから彼女も忙しくなっていきますから、どんどん経験を生かしてくれれば」

※しのせ愛梨紗コメント
「多恵さんから直接指名していただけてとてもうれしかったです! 初めて対戦させていただけるということで、みっちり対策を練って、今回こそ私が勝つところを皆さまにお見せできたらなと思います!!! 私の中に詰まっているプロレス愛すべてを思いっきりぶつけたいと思います」

※本間多恵コメント
「試合を見ているとプロレスが大好きなのが伝わってきて。その愛をリングで体感したいと思い素直に伝えました。もちろん私もプロレスが大大大大好きです。ただ、痛く重く苦しい程に尊い。それが私の愛なので…。お互いの愛が生み出す時間がどんなモノなのか今から楽しみです」

☆真琴&SAKIvs野崎渚&櫻井裕子
篠瀬「真琴選手と野崎選手はシードリングでタッグベルト持ってますけど、WNCでは戦ってたよね?って。飛鳥ならではのカードとなると、この2人を体軸に立たせたいと。真琴選手とSAKI選手とは飛鳥では定番のタッグ。そうなっていくと同じCOLOR’Sの櫻井選手に出ていただこうと。真琴選手と野崎選手はやり合って、この2人が組むから強いんだねってところを見てもらいたい」

☆3WAYマッチ 米山香織vs柳川澄樺vs松澤さん
篠瀬「米山選手はASUKA PROJECT以来で、松澤さんは初出場。松澤さんが試合に出たそうにいろいろちょっかいを出してくるんです。この間、出させろというんで、じゃあと。松澤さんをデビューさせた米山選手。そして直近ではなかなかの被害者の柳川選手と3人で。異色のカードでおもしろいと思います」

☆植木嵩行&杏ちゃむvs佐野直&リアラ
篠瀬「植木選手はデビューしたての2014年5月のASUKAに大日本提供試合で出てもらって以来、10年ぶり。すっかりレギュラーになった杏ちゃむ選手の体軸に誰がいいかと思ったら、フリーになったリアラ選手がおもしろいかなと。植木選手は大日本を辞めて、FREEDOMSなどでデスマッチファイターとして活躍されてます。僕の知らない10年でどうなったのかな?と。違った一面見せて、おしいところを持って行くんじゃないかなと期待してます。リアラ選手には、試合巧者の佐野選手がついている。杏ちゃむ選手が化学反応起こすと言ってますから、4月大会みたいにメンチカツ持ってきてメンチ切ってみたりやるんじゃないか。佐野選手がうまいことやって、自由奔放にもっていってくれるんじゃないかと思います。植木選手の胸毛にきれいどころ2人が耐えられるのか?」

☆守部宣孝&吉田綾斗vs梶トマト&瀧澤晃頼
篠瀬「2AWトップクラスの吉田選手、梶選手も2AWのベルト巻いてたことある。瀧澤選手は今TTTのタッグベルト持ってるし、守部選手もベルト獲ったりしたことあって、みんな実績あるんで、“これぞプロレス”を見せてくれると思います。守部&吉田組は去年の7月に組んでるんで、タッグとしては一日の長があるかもしれません」

▼5月3日(金・祝)神奈川・横浜ラジアントホール(17時半)

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