【新日本】オーカーンを撃破し『KOPW2024』奪取した上村優也「俺はずっと言ってきた闘いたい相手がいるんだ」

新日本プロレスは4月27日(土)、広島サンプラザホールにて『Road to レスリングどんたく 2024』を開催した。

『Road to レスリングどんたく 2024』
日時:2024年4月27日(土) 15:30開場 17:00開始
会場:広島・広島サンプラザホール
観衆:2,145人

セミファイナル(第7試合)では、「KOPW 2024」争奪戦が行われ、保持者・グレート-O-カーンに上村優也が挑戦。

今回はオーカーンが提案した『KOPW 2024』争奪戦 地方再生マッチ~広島編~として、第1ラウンドは「MAZDA車で使用されているタイヤ早積み対決」が行われ、上村が勝利。

第2ラウンドは「広島県産レモン早食い対決」ではオーカーンが勝利し、1-1のイーブン。

最終の第3ラウンドは「NO DQテーブルクラッシュマッチ」として行われ、最後は上村がカンヌキスープレックスでオーカーンを投げ捨て勝利を奪った。

<試合結果>

▼第7試合 『KOPW 2024』争奪戦 地方再生マッチ~広島編~
<KOPW2024保持者>
グレート-O-カーン ×
vs
<チャレンジャー>
上村優也 〇
16分50秒  テーブルクラッシュ

※2‐1で勝利した上村がKOPW 2024保持者となる

■試合後バックステージコメント

タイチ「(※拍手をしながら)おめでとう!」

TAKA「(※拍手をしながら)ヨーシヨシヨシ!」

タイチ「(※上村の肩を叩いて)素晴らしい!」

TAKA「いやぁ、あのルールでよくやった、本当に」

タイチ「ベルト立てるやつ。これね、意外と立つんだよ(※と言って、祝杯用の席のテーブルにKOPWのベルトを立てる)」

TAKA「ヨシ、ヨシヨシヨシ」

タイチ「(※祝杯用の缶ビールを手に持ち)とりあえずやるか? とりあえず一息つこう、一息(※と言って、上村とTAKAに缶ビールを渡す)。まずは僭越ながら、乾杯の音頭を取らせていただきます。KOPW初戴冠のね、KOPW初戴冠の乾杯の音頭を取らせていただきます。乾杯の音頭…5℃! その温度じゃねえよ! かんぱーい! おめでとう!(※と言って、ビールを上村にかけようとするが、スタッフより『ちょっと会場の都合上…』と止められる)。ダメか!?(※と言って、缶ビールを飲み干す)。アァ、美味い! (※拍手しながら)あとは任せるよ、チャンピオン! おめでとう! 素晴らしい闘いだった! ナイスファイト!(※と言って、TAKAと一緒に引き上げる)」

上村「今日、このタイトルを獲れたっていうのも、他のJust 5 Guysの4人のサポートがあって、獲れたかもしれないっす。ただ、俺はこの新日本プロレスに、新日本プロレスの凄いレスラー、強いレスラーに憧れて入ってきたんだよ。なのに、まあね、ルールがルールとはいえ、先人たちが作ってきたリングでレモン食ったり……これもプロレスだよ。でも、それわかってる、これもプロレスってことは。ただ、俺がやりてえのはこんなことじゃねえんだよ! リング上でレモン食ったり、タイヤ積んだり、俺はこのKOPWを使って、強い新日本プロレスを取り戻すぞ! 以前よりもっと強い新日本プロレスにする! (※テーブルをドンと叩いて)他の、他の団体にナメられてる場合じゃねえんだよ! いいように使われて、俺はずっと思ってんだよ、アメリカにいる頃から! 新日本のレスラーも某団体に、海外の某団体に行って、嬉しそうに『センキューなんとか』、『センキューなんちゃら』とか、Twitterに投稿しやがって! ふざけんなよ! 悔しくねえのかよ! (※再びテーブルをドンと叩いて)去年の『Forbidden Door』だってそうだよ。行っちゃったけど、IWGP世界ヘビー、何試合目だよ! そして相手、誰だよ! 日本の、日本人のファンの誰が知ってんだよ! IWGPだろ! オイ、お前らのオモチャじゃねえんだよ! (※KOPWのベルトをバンと叩いて)俺のゴールはここじゃない。もちろん、今日これを獲ったからには、強い新日本プロレスを取り戻す。話はそっからだよ。あとこのベルト、他に興味のあるヤツがいるんだったら、いつ何時誰の挑戦でも受けるぞ。(※KOPWのベルトをバンバン叩きながら)ただ、俺はこのタイトルホルダーとして、1つ言いてえんだよ。このタイトル挑戦が決まって、俺はずっと言ってきた闘いたい相手がいるんだ、このタイトルを使って! わかるかよ!? キャッチルール、キャッチレスリングルール、俺はまだアンタとやってねえなんだよ! (※缶ビールを飲んで立ち上がり)キャッチルール、他のルールでもいい。柴田ーーーッ! バカ野郎! 以上!」

オーカーン「(※床を這いながら現れて、そのまま寝転び、腰を押さえながら)アァ…アァ…上村…今日だけは貴様の方が強かった……。じゃが、貴様の力じゃ、思想なんかじゃ、新時代は切り開けない……。きっとよ、愚民どもが、余を色物だって勘違いしてることだろう……。そんなにおかしいか? AEWのダシに使われ、客数もワールド(の登録者)数も思ったように増えてかない。インフルエンサーがごまんといる中で、プロレスの認知度は上がっているのか? こんなんでも……KOPWならIWGPを超えられる可能性がある……。プライド持ってやってんだよ。もがいてる姿がおかしけりゃ笑えよ。(※ヨロヨロと立ち上がりながら)笑うってことは楽しんだってことだろう? 笑われなくなったら、もう環状線理論もなんもねえ……。余は、ストロングスタイルも環状線理論もそれで行く……」

<写真提供:新日本プロレス>

【動画】『KOPW 2024』争奪戦 地方再生マッチ~広島編~試合ダイジェスト

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