【飛鳥プロレス】しのせ愛梨紗、本間多恵との試練の一戦で奮戦するも大どんでん返しならず!「また成長した自分とやっていただけたら」

 飛鳥プロレス(篠瀬三十七代表)が5月3日、神奈川・横浜ラジアントホールで「10周年記念興行第2弾」を開催した。篠瀬の愛娘・しのせ愛梨紗(アイスリボン)が“サブミッションファイター”本間多恵との試練の一戦に挑むも、惜しくも敗れ、大どんでん返しは今回もならなかった。

 前大会(4・6蒲田)では、子どもの頃からの憧れの選手だった真琴とのシングル戦に臨むも敗退した愛梨紗。今大会では「お互いのプロレスへの愛を二人きりでリングの上でぶつけ合いたい」とのラブコールを受け、本間と激突した。

 本間は序盤からタランチュラ、アームブリーカーで攻め込み、腕十字狙い。なんとかしのいだ愛梨紗は河津落とし、ネックスクリューで反撃。ショルダータックルから必殺のシャイニングウィザード狙いも、本間がかわして低空ドロップキック。

 愛梨紗は丸め込み連発でフォールを奪いに行くも本間は阻止。本間のセントーンを受けた愛梨紗は切り返して丸め込むもカウントは2.9。本間はワキ固めから多恵ロックに移行し、ギブアップを奪った。

 愛梨紗は「腕がヤバいです。サブミッションがあったうえで叩きつけられるので痛い。作戦をめちゃくちゃ練ったんですけど、ダメでした。悔しい。また成長した自分とやっていただけたらと。(次回の7・17後楽園では)アイスリボンで戦えない選手とやれたらうれしいです」と悔しさを露わにした。

 本間は「デビュー戦を見て、復帰したのを見て、戦ってなかったけど、いつも笑顔だし、負けたときすごく悔しい気持ちを出すから、ホントにプロレスが好きなんだなと。1度やりたいと思ってて。今日やらせてもらって、自分はサブミッションを愛してるので、それをぶつけることを目標にやって。彼女なりのプロレス愛が伝わってきたけど、まだ全然出し切れてない。緊張も伝わってきたけど、もっとリングは自由で、のびのびとできる場所なので。それができたときに本当のプロレス愛が見せることができるのかな。そのときまた対戦したいなと思いました」と再戦を希望した。

飛鳥プロレス「10周年記念興行第2弾」
日時:5月3日(金・祝)(17時半開始) 
会場:神奈川・横浜ラジアントホール
観衆:105人

1.ミクスドマッチ 30分1本勝負
植木嵩行&〇杏ちゃむ(9分30秒、片エビ固め)佐野直&リアラ●
※ダイビングフットスタンプ

2.3WAYマッチ 30分1本勝負
〇米山香織(8分27秒、横入り式エビ固め)松澤さん●
※もう1人は柳川澄樺

3.30分1本勝負
〇守部宣孝&吉田綾斗(11分6秒、エビ固め)梶トマト&瀧澤晃頼●
※フェノメナールフォーアーム

4.30分1本勝負
〇本間多恵(10分18秒、多恵ロック)しのせ愛梨紗●

5.30分1本勝負
真琴&〇SAKI(13分2秒、エビ固め)野崎渚&櫻井裕子●

6.30分1本勝負
〇土肥こうじ&高橋匡哉&仲川翔大(20分22秒、クロス・フェースロック)篠瀬三十七●&児玉裕輔&村瀬広樹

〈写真提供:飛鳥プロレス〉

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