【新日本】モクスリーが成田との消耗戦を制しIWGP世界王座V2達成!次戦は海野との師弟対決が実現

新日本プロレスは5月4日(土)、福岡国際センターにて『レスリングどんたく 2024』2連戦の二日目を開催した。

『レスリングどんたく 2024』
日時:2024年5月4日(土)
会場:福岡・福岡国際センター
観衆:4,238 人(満員)

メインイベント(第9試合)では「IWGP世界ヘビー級選手権試合」が行われ、王者ジョン・モクスリー に成田蓮が挑戦。

場外戦からHOUSE OF TORTUREの介入もあり、試合は荒れに荒れる展開に。

モクスリーも成田の挑発に呼応し、試合はハードコアを彷彿させるような展開になり、テーブルの上に成田をチョークスラムで叩きつけた。

海野の救出もあり、HOUSE OF TORTUREの介入を凌いだモクスリーは最後、デスライダーで成田を撃沈させ、2度目の防衛に成功した。

<試合結果>

▼メインイベント(第9試合)IWGP世界ヘビー級選手権試合 60分1本勝負
<王者>ジョン・モクスリー 〇
vs
<挑戦者>成田蓮 ×
25分18秒 デスライダー→片エビ固め
※第9代王者が2度目の防衛に成功

次期挑戦者は海野翔太と決まっており、次回の王座戦は日本時間5月12日(日)アメリカ・オンタリオでモクスリーとの師弟対決が実現する事となった。

■試合後バックステージコメント

モクスリー「ひでえ話だ。日本でのIWGP王座の防衛戦がハードになることはわかっていた。なかなかスゲーことだよな。俺は日本でIWGP王座を防衛したと言えるんだ。俺の周りでこれを言えるヤツはいない。俺がいる国のヤツらは誰も言えない。やべえだろ。タフな試合になることは想定していた。
次々に技をかけられ、バーを使った頭への攻撃、サブミッションからのチョーク、暗転、逃れたと思ったらまた捕まって……とにかく負けないように必死だった。1対1の闘いが、まさか10人タッグマッチになるとはな! 俺には5人ではなく、1人しかいなかった。
まぁいい。さっき(リング上で)言った通りだ。どんな不利な状況でも俺はやれる。わかるか? 俺はもっと悪い状況下でもやってきた。だけど、あれほどのデタラメな状況は初めてだった。世界一デタラメのエキスパートだ。それでこのジョン・モクスリーを仕留められると思うな。出直してこい。忌々しい。
チャンスがあったら俺が新日本プロレスから出してやる。ボートに乗せて、どこかへ送ってやる。俺がやってやるぞ。俺のことは誰も止められない。5人? 5人でも俺から王座を奪えなかった。俺も5人で闘えれば、世界中のどの王座だって獲れる。
いや、1人でも十分獲れる。NOAHのヤツらも気をつけておけよ。相手が2人でも、1人でも、ナイフを持ったヤツでも、そいつから王座を獲ってやる。お前たちはしっかり戦略を考え直すべきだ。家に帰ってよく考えるんだ。弱虫どもが」

※成田はノーコメント

海野「これで正々堂々、5月11日(現地時間)、アメリカ大会、決まりか? 邪魔者はもういねえ。モクスリーが俺を指名してくれたんだ。最終試験だ? 正々堂々、正面から、お前を超えてやるよ。
お前の血と汗と涙、この新日本プロレスへの思い、チャンピオンとしての偉大さ、すべて俺は尊敬してるよ。偉大な男だよ、ジョン・モクスリーは。ただ、いつまでたっても弟子のまんまじゃいられねえ。俺は次のステップに進むんだ。
師匠を超えて、IWGP世界ヘビー級チャンピオンになって、この新日本プロレスを変えてやるよ。外敵だなんだ、いろいろ言われてんだろ? 関係ねえよ。必ず、俺が取り返して、新日本プロレスの中心に立って、もっともっとプロレス界を盛り上げてやる」

<写真提供:新日本プロレス>

➡次ページ【動画】モクスリーが成田をテーブルに叩きつけるへ続く

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