【hotシュシュ】千春代表辞任及び、所属3選手が退団

hotシュシュの千春は5月末日をもって、代表辞任、退団、ネオプラス退社を発表した。

桐生健豊、皇耀の両選手も5月末日をもって退団し、今後は千春がマネジメント並びにコーチとして、3人でユニット活動を行う。

また、Lily選手は千春の分身のため、同じく退団となった。

「hotシュシュ1周年記念大会」
2024年5月6日(月・祝) レッスル武闘館
18時00分開場/17時40分開始
観衆:62人(満員)

【オープニング】

入場式前、いつものようにリングに上がった千春代表は「今日は1周年記念大会ということで、あれから1年が経ちます。ここで私から皆様にご報告がございます。」と前置きすると「私はこの1年、代表としてたくさんのことを学びました。想像以上に苦しいこと、想像以上に辛いことが山ほどありました。そのとき初めてネオプラスの社長、佐藤社長の気持ちがわかるようになりました。なのに私は黒字を出すことができませんでした。

シュシュメンはこの1年でとっても成長したのに、私は佐藤社長にケツを拭いてもらってばっかりで。そんな1年でした。1年という区切りで私はhotシュシュ代表を辞任し退団することを決意いたしました。これからはスーパーバイザーと、そして社長、そしてシュシュメンのみんなで、必ずもっともっと成長して、もっともっと熱い団体にしてくれると思います。私自身はプロレスが大好きなので、もうしばらく、この業界で仕事を続けさせて頂きたいと思います。大変、申し訳ございませんでした。社長、ありがとうございます。」とhotシュシュから離れることを明らかにした。

続いて、皇耀と桐生健豊がリングに上がり、千春の両サイドに立った。皇耀は「今、自分がリングで試合が出来ているのは、チャンスを与えてくれた千春代表のおかげだと、心から思っております。ですが、今、しゃべった通り、代表が辞任するということで。俺もすっごく考えたんですけど、俺もいっしょについていこうと決めました。代表、まだまだ宜しくお願いします。」と語り、健豊も「自分も代表にスカウトされてhotシュシュに入ったんですけど、自分も代表に育てられた選手なので、千春代表についていこうと思います。」と千春と行動を共にすることを明かした。

これを受けて千春は「これが正しい選択なのかどうか、まだわかりません。ですが、私は雇われ代表ではなく、泥水をすすってでも、また代表として這いあがってみせます。団体ではちょっと無理なんで、ユニットとして活動していけたらと思っています。」と語り、最後はマイクを手にリング上で歌い踊り本部席についた。千春の降りたリングには他の出場選手とタニー・マウスと田村様が上がった。

まずマイクを手にしたタニ―は「代表には今あったことは何も触れないで(入場式は)楽しい空間にしてくださいって言われていたんですけど、お客さんに説明したいってうか、私たちが思ったことを言わせてもらいたいんですけど、いいですか?」と千春に語り掛け、これを千春が了承。タニ―は「ちょっとびっくりさせてしまったと思うんですよね。選手もバラバラになってしまうっていう現実を、皆さんも今見てわかったと思うんですけど、今回のことで、一番悩んで辛い思いをしたのは、私は選手たちだと思っているんですね。だから…(言葉を詰まらせて)hotシュシュをこのまま守っていくことができなかったのは私たちの責任でもあるので、申し訳ありませんでした。でも、みんながプロレスを続けていける道っていうのは、絶対に残していきたいから。皇耀も健豊も代表といっしょにね。プロレスをあきらめてほしくないので、こういうことで。今日の大会から、これからも明るく、プロレスは楽しいんだっていう大会に本当にしたいと思っていますので、お騒がせして申し訳ありませんが、楽しんでいってもらいたいと思います。」と語り、選手と一緒にこの日のカード発表を行うと、いつも通り、ゆづきの掛け声で「私たち、ホットでディープな個性派集団!ホット~シュシュ!」とポーズを決め大会をスタートした。

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