武藤敬司がノアのスカウティングアドバイザーに就任「この門を叩いてみたらどうでしょうか?」若者へ向けメッセージ
株式会社 CyberFightは16日、都内にて新体制発表会見を行い、株式会社サイバーエージェント 執行役員 副社長 岡本保朗氏、株式会社 CyberFight 代表取締役社長 高木三四郎、株式会社 CyberFight 取締役 武田有弘氏、ABEMAプロレスアンバサダーを務める武藤敬司氏が出席した。
今回の会見では株式会社CyberFightの新体制が発表され、親会社であるサイバーエージェントの執行役員副社長の岡本氏が6月より新たに代表取締役社長に就任する事となった。
また高木三四郎は取締役副社長となり、DDTプロレスと東京女子プロレスを中心に事業を見る事となった。
▼株式会社 CyberFight新体制
代表取締役社長 岡本保朗
取締役副社長 髙木規(リングネーム:髙木三四郎)髙=はしごだかに変更
取締役副社長 丸藤正道
取締役 武田有弘
取締役 西垣彰人(リングネーム:彰人)
そして、ノア担当役員の武田取締役より、佐々木憂流迦、Eitaの入団、ABEMAプロレスアンバサダーの武藤氏がスカウティングアドバイザー就任が発表された。
スカウティングアドバイザーに就任した武藤は「引退して1年と3ケ月。改めてまたこうプロレスの仕事に携わることができて、非常に嬉しく感じております。今あらゆる企業とか優秀な人材を欲しがっている中、あらゆる企業が初任給とかを上げてきている中、たぶんプロレス界もこの流れには逆らえないんじゃないかななんて思ってまして。実はまだ岡本社長とはあんまりそういう具体的な話はしてないんですが、ここは一発、3年後、5年後の先を見越した予算を出してほしいと思っております。プロレス界もCyberFightのレスラーじゃないけどね、オカダ・カズチカとか一説によると3年で20億とかね。本当に夢のある世界であります。ぜひ、これを聞いている若者がいたら、ノア、この門を叩いてみたらどうでしょうか?」と挨拶。
また、質疑応答にてどの分野、どういうところに新しい才能がいるか?という質問に武藤は「俺もね、20年ぐらい前は当時斬新だった武藤塾というオーディションで、一般のお客を入れたところでオーディションをやって、その中で今いろんな団体で活躍してトップになってるのを育てた実績はあるんですけど。ただ、それも20数年前の話で、これからは本当にね、新しい形、もしかしたらさっき言った予算をちょっとチラつかせる(笑)あとはそうですね、たぶんプロレス界の慣習というか、未だにプロレス界って職人を作る、背中を見て学ばなきゃいけないとか、そういう風習とかも今はナンセンスで、そういうシステムからももしかしたら変えた方がいいんじゃないかななんて思ったり。あとはグローバルですね。日本人だけにとらわれず、海外からも募集、かつこっちからも獲りにいったいできたらいいかなと思ってます」と意気込みを語った。
▼新体制発表会見