【栃木プロレス】『第24回ZERO1火祭り2024』クリスと宮本はドロー、阿部が今成をスリーパー葬

栃木プロレスは5月25日(土)、栃木県庁前広場にて『第24回ZERO1真夏の祭典火祭り2024』を開催した。

栃木プロレス 道場マッチ『第24回ZERO1真夏の祭典火祭り2024』
日時:2024年5月25日(土) 12時00分開始
会場:栃木県庁前広場 (栃木県宇都宮市塙田1丁目1-20)
主催:カミウトラストホールディングス 
運営:栃木プロレス 

<試合結果>

▼第一試合 火祭りBブロック公式戦30分1本勝負
△クリス・ヴァイス〈2戦1勝1分 勝ち点8〉
vs
△宮本裕向〈2戦1敗1分 勝ち点3〉
15分06秒両者リングアウト

日程の関係とは言え、初の『道場マッチ』が実現。
以前より、サポーターズイベントとしてはあったものの、このサイズでは『初』通常の大会はもちろん、公式戦を目の前でみられるとあって、ファンの期待は大!
まずは、先週に引き続きの宮本と、クリス。
単純に見どころ満載なカードにプラスして、周りは『田んぼ』だらけの自由空間を縦横無尽に闘いまくる!
そんな中、火祭り継続参戦中の宮本が『これぞ!火祭り!』ともいうべき、砂利の場外へ向かってトぺコン!
予想以上にクリスにダメージを与える!
しかし、クリスも、ならばと、ファンのテーブルを持ち出し、机上パイル!
両者フラフラのままカウント19で生還。
リングの灼熱地獄は、お互いのスタミナを奪い、たっているのがやっと。
再び、宮本のキックで、クリスが場外へ落ちると、宮本が折れた机の破片で頭を殴りまくる!
これで、クリスは流血!
親会社の『ウスイ産業』は産業廃棄物回収業者(中間処理業)の為、各所にゴミの巨大コンテナがあり、まさかのコンテナ内で乱闘!
ガラスや蛍光灯だけではなく、工事現場での鋭角刺なゴミの中で、意地を見せたのは、宮本。
両者抜け出れずのまま、20カウントが入った!

■試合後バックステージコメント

宮本裕向「勝てんな〜、今日勝たないといけない試合で引き分けて勝ちを取り逃がしてしまった!喉をしっかり治して、次の闘いに集中したい。」

クリス・ヴァイス「フ〇ック!なんだあのゴミのコンテナは!ガラスや蛍光灯や、金属、どこのクソ会社のゴミだ!おかげで、俺の自慢のスキンヘッドが血だらけだ!このフィールドが、ミヤモトの陣地な事は、知っていたが、こんな落とし穴があるとは!クソ!」

▼プロレス学校 模擬授業
通常の「プロレス教室」を馬場選手が。後半は『プロレス学校・模擬授業』として、行われた。
授業では、『マット運動』と、『ロックアップ』に挑戦!
やればやるほど『カタチ』になる子供たちに、拍手が贈られた。

▼第二試合 火祭りAブロック公式戦30分1本勝負
×今成夢人〈3戦3敗勝ち点0〉
vs
〇阿部史典〈1戦1勝勝ち点5〉
14分11秒 スリーパーホールド

早くも2敗で後がない今成。
この2人の対決と言えば、2年前の後楽園。
「所属なきメイン」と、雑誌を賑わかせ、ZERO1のネームの弱さがクローズアップするということがあった。
今日はその闘いが田んぼの真ん中での再戦であつたが、二人は変わらずに熱いファイト!
阿部が、打撃とグラウンドで攻めれば、今成は熱さで対抗!
まさに『火祭り』の闘いにあって、最大の敵は、『灼熱』の気温!
リング中央で、いつもならば、『やられても立ち上がる!』両者が、ともに暑さでスタミナを奪われ、一度の受け身が命取りに!
今成もこれが、ラスト!と、必殺の『ダブルアーム・バスター』こと、変形タイガードライバーで勝負をかけるも、カウント2.99!
最後は、阿部のスリーパー地獄に沈んだ!

■試合後バックステージコメント

阿部史典「私の火祭り開幕しました!火祭り初戦、最高の場所で最高の相手と最高の試合ができました。現在全勝中!このまま火祭り刀を持って渋谷に行って職務質問されるまで突っ走ります!」

今成夢人「阿部、相変わらず強い。かつて後楽園メーンだった対戦カードが栃木プロレス道場で。だが、それがいい。田んぼの景色と重機に囲まれたこの地が新たるプロレスの聖地になる予感がした。開幕三連敗。諦めない。どんな裏技を使ってでも決勝に行く。」

<写真提供:プロレスリングZERO1>

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