【新日本】ヒロムがモロニーに大苦戦するも逆転勝利「6月9日大阪城ホールのメインイベントに立つのはこの俺だ。そして5度目の優勝をいただいちゃいまーす!」
新日本プロレスは5月28日 (火)、静岡・キラメッセぬまづにて『BEST OF THE SUPER Jr.31』を開催した。
『BEST OF THE SUPER Jr.31』
日時:2024年5月28日 (火) 17:30開場18:30開始
会場:静岡・キラメッセぬまづ
観衆:650人
メインイベント(第9試合)では『BEST OF THE SUPER Jr.31』Bブロック公式戦が行われ、高橋ヒロム(4勝2敗1不戦勝)とドリラ・モロニー(4勝3敗)が対戦。
モロニーの執拗な左膝攻撃に苦しむ展開が続いたヒロムであったが、最後は丸め込んで逆転勝利を掴んだ。
<試合結果>
▼メインイベント(第9試合) 30分1本勝負
『BEST OF THE SUPER Jr.31』Bブロック公式戦
高橋ヒロム〇(6勝2敗=12点)
vs
ドリラ・モロニー×(4勝4敗=8点)
19分23秒 エビ固め
この試合の結果、Bブロックでは高橋ヒロムと石森太二が12点で首位タイとなり、IWGPジュニアヘビー級王者SHOとDOUKI、ロビー・イーグルスが10点で追走している。
試合後のリング上でマイクを持ったヒロムは「石森さんとはさ、去年の『SUPER Jr.』、途中でレフェリーストップで俺が勝っちゃったからさ、嫌なんだよ。嫌な勝ち方しちゃったんだよ。だから次の5月31日、後楽園ホール、石森さんとちゃんと俺が3カウント奪って、阿部さんから準決勝進出のコールをいただくんで、皆さん、応援お願いします。 準決だけじゃねえぞ。6月9日、大阪城ホールのメインイベントに立つのはこの俺だ。そして、5度目の優勝をいただいちゃいまーす!」と宣言。
■試合後バックステージコメント
ヒロム「(※床にあお向けに転がって)もうヤだ~。痛い……いや、痛くないわ、治った! 治った治った、治った、いけるわ!(※顔をしかめて)治った……治ったんで……石森さん、俺の足を攻めても意味ありません。治ったんでね、今。完全に治った。何か今ので治ったっぽい。(※上体を起こして)あー、治った~。これで次も戦える~。リング上でも言ったけど、石森さんには、去年、イヤ~な勝ち方しちゃったんでね、キッチリとTIME BOMB、TIME BOMB 2、TIME BOMB 3、4出ちゃうかな? キッチリ3カウントを取って、勝てば準決勝って言ってたからさ、そういうことだ。確実に勝って、準決勝に上がりますよ。全く……全くでもない、関係ない話なんですけど……関係なくはない。何か石森さん、最近、『グレイス』『グレイス』って言ってるでしょ、ずっと。ウチの実家で飼ってたワンちゃんがグレイスって名前なんだけど、それにかけてんのかな? 何かグレイスのことを思い出しちゃってさ。石森さんのコメントを見るたびに、『天国で元気にしてるかな』ってね、すごい考えちゃうよ。まぁ、全く関係ない話でしたね、うん。ということで、(※立ち上がりながら)ちょっと1日、5月30日にも後楽園があるからさ、明日だけか、休ませてもらいますよ。もう無理だ!……無理じゃない! あー、足痛くない。痛くなーい……(※と呟きながら控室へ)」
モロニー「今年はこのブルーマットの上で試合ができただけじゃない。ここまで闘い抜くことができた。これは一つの目標で、今年はこのクソ会社での1周年の年だった。ここまで毎日、DOGSとこれ(IWGPジュニアタッグ王座のベルト)と一緒だった。このリーグ戦の冒頭で言ったように、俺は標的が決まったら、狙いを定めて噛み付く。“危険な犬”は、自ら噛みつくのをやめるまで、その顎を外すことはないということを知っておくべきだ。もしまた12ヶ月待たせる気なら、カイチョー、サイコーの契約を用意しておくんだな。何故なら俺はこの国、この会社、このロッカールーム、このリングに居続ける。肉離れ、骨折…それでも、この先12ヵ月間、俺は“戦争”で闘い続ける。俺が顎を外すのは、『BEST OF THE SUPER Jr.』のトロフィーとIWGPジュニアヘビー級王座をこの手に持った時だ。消え失せろ」
<写真提供:新日本プロレス>