【WRESTLE-1 9・2横浜決戦への道】②「クルーザー級王者アンディ・ウーVS吉岡世起」

WRESTLE-1「2017 プロレスLOVE in YOKOHAMA」(9月2日、神奈川・横浜文化体育館)大会への道②

かつて「WRESTLE-1の未来」と呼ばれた吉岡世起が再起をかけてクルーザーディビジョン王者アンディ・ウーに挑む。

「万全」と言い切る吉岡。その表情は自信に満ちあふれている。思えば波乱万丈のレスラー人生を歩んできた。

レスラーデビューは2008年、レッスルゲート。その後。全日本プロレスを経て、W―1の旗揚げ2戦目(2013年9月、名古屋大会)で再デビューした。

急成長を遂げ、2014年、ブリティッシュ・ライトヘビー級王座を戴冠。UWA世界6人タッグ王者にも君臨した。「W-1の未来は俺がつくる」と意気盛んだった。

ところが、ケガにも見舞われスランプに陥る。完治する前にリングに戻り、再び欠場。「辞めよう」と、何度も思い悩んだという。

ただ「こんな俺でも、応援し続けてくれる人がいる。恩返ししたい」と踏ん張ってきた。

今年3・20後楽園ホール大会でMAZADAからクルーザー王座を奪い、きっかけをつかんだが、初防衛戦でウーに敗れ、わずか1か月天下に終わった。

しかも新王者・ウーがこれまたV1戦でMAZADAに王座を明け渡してしまったことで、吉岡は目標を失った。

迷い道から脱出できないでいたが、7・16大阪大会でウーがMAZADAからベルトを奪回し、ターゲットが定まった。「W-1の未来」と期待された男の目が輝きを取り戻しつつある。

このところ、短命王者が続くW-1クルーザー級王座。2015年に誕生したベルトだが、初代王者・田中稔、第4代王者・鈴木鼓太郎など歴戦のチャンピオンが名前を連ねている。

「ベルトの価値を高めていくのが俺の使命」と吉岡。王座奪回はもちろん、一度も防衛できなかった前回を反省し、防衛を重ね、絶対王者として君臨する決意だ。

「他の団体からも挑戦者が名乗りを上げてくるような王座にしてみせる」と、吉岡は武者震いを押えられない。新技披露やこのところ封印していた空中弾の解禁もほのめかした。

燃える挑戦者に負けない意欲を示すのが、王者・ウー。第2代、第8代そして第10代と3回目の王座となるだけに「ミスター・クルーザー」の自負もある。

小3から極めてきた「中国拳法」とプロレスを融合させた独特の動き、華麗で緻密な技の数々…「防衛するのは当然として、9・2横浜決戦のベストバウトを狙う」と意気込む。

「入場シーンから、ファイトはもちろん、退場するまで見逃さないでほしい。映画でもエンドロールの後から映像が流れることがあるでしょ」とウー。大好きなジャーキー・チェンの映画を目指し「アンディ・ウー」のすべてを披露する手はずだ。

輝きを取り戻した「WRESTLE-1の未来」吉岡と「ミスター・クルーザー」王者ウーのWRESTLE-1クルーザーディビジョンチャンピオンシップ。9・2横浜決戦の華となるのは間違いない。

 

「2017 プロレスLOVE in YOKOHAMA」9.2神奈川・横浜文化体育館大会
開催日 09月02日(土)
開始時刻 15時試合開始/14時開場
場所 神奈川・横浜文化体育館

WRESTLE-1クルーザーディビジョンチャンピオンシップ 60分1本勝負
〈王者〉アンディ・ウー vs 〈挑戦者〉吉岡世起
※第10代王者・アンディ・ウー、初の防衛戦。

前売チケットはこちら⇒http://ticket.pia.jp/pia/ticketInformation.do?eventCd=1713580&rlsCd=001&lotRlsCd=

 

WRESTLE-1公式ホームページ
http://www.w-1.co.jp/schedule/tour2.php?id=1677

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