【WRESTLE-1】『CRUISER FES 2018』出場者インタビュー④:児玉裕輔「アレハンドロの正体を知っています。十中八九、あいつ」鳴りを潜めていた元クルーザー王者がクルーザー戦線に本格復帰!?

「アレハンドロの正体を知っています。十中八九、あいつ」鳴りを潜めていた元クルーザー王者がクルーザー戦線に本格復帰!?

『CRUISER FES 2018』出場者インタビュー④:児玉裕輔

「アレハンドロの正体を知っています。十中八九、あいつ」鳴りを潜めていた元クルーザー王者がクルーザー戦線に本格復帰!?『CRUISER FES 2018』出場者インタビュー④:児玉裕輔

元クルーザー王者の児玉裕輔が久々にクルーザー戦線に帰ってくる。

一昨年の横浜文化体育館大会で王者となり新時代のクルーザー戦線を切り開いたかに見えたが、ベルトを落としてからはまったく音沙汰なし。

特に芦野祥太郎&立花誠吾と共にEnfants Terriblesを結成してからは、徹底してユニットのサポート役を演じていたが、『CRUISER FES 2018』ではついにその隠していた爪を見せてくれるのか?

1回戦の相手のアレハンドロの正体についても見当がついている模様。

鳴りを潜めていた実力者が、『CRUISER FES』でいよいよその真価を発揮する!

 

──児玉選手は2月14日の『CRUISER FES 2018』への参戦が決まりましたけど、ベルトを落としてからのここ1年ぐらい、クルーザー戦線に顔を出していなかったですよね?

 

児玉 自分的には焦らしているっていうことなんですよね。やっぱり流れってあるじゃないですか?

 

──今は吉岡選手がチャンピオンで、その防衛ロードが進んでいる。その流れということですか?

児玉 そうですね。その流れの中で獲っちゃうとおもしろくもないし、インパクトもないでしょう。「そろそろ児玉がクルーザー戦線に帰ってくるのが見たいな」っていう声が焦れて出てくるのを待っていたということですよね。

 

──児玉待望論が高まるのを待っていたということですか?

 

児玉 現に今はそういう声がバンバン来てます。

 

──それがこの『CRUISER FES』というタイミングだったということですね。逆に吉岡選手やアンディ選手を中心に繰り広げられたクルーザー戦線にあまり興味が湧かなかったという部分もあったりするんですか?

 

児玉 まあ、確かに目がいなかったというのもあります。それよりかはEnfants Terriblesというユニットで動くことに集中していた感はありましたね。

 

──アンファンにおいては無差別のベルトを持つ芦野選手を支えつつ、チームの司令塔的な役割をしているようにも見えたんですよ。現在はそっちの活動のほうが大事ということなんですかね?

 

児玉 僕の性分に合っているのは多分そっちなんですよ。

 

──サポート的な役割が。

 

児玉 そうですね。ただ、アンファンはできたばかりだったし、どう動いていくかっていうのをしっかり見せたいなっていうのがあったんでそうやってきたんですけど、結果として今は持っているベルトが芦野の無差別のベルトだけなんで。今回の『CRUISER FES』をきっかけにクルーザーのベルトも獲って、アンファンの強さや素晴らしさを見せたいなと。だから、『CRUISER FES』はいいタイミングでしたよね。アンファンのための舞台がしっかりできたわけですからね。トーナメントにも普通にW-1の実力者がいるし、新しい顔や若い選手もいて、メンツ的にもおもしろいし、その中でドランク・アンディと僕とでアンファンの存在感を出せればいいですよね。

 

──新しい顔と言えば、1回戦の相手はそれこそ1月8日の後楽園大会で初登場したばかりのアレハンドロ選手になりましたね。

 

児玉 なんかカッコつけてヒーロー気取りみたいな感じで出てきたじゃないですか? 僕もあれは予想していなくて、いいようにやられちゃいましたよね。しかも、うまいことカッコつけられちゃったし。まあ、1vs1でやることになったんで、調子に乗らせないようにしますよ。なんなら、あいつが入ってきたのは試合が終わったあとですからね。あんなところでカッコつけられて、困ったもんですよ。

 

──ただ、いいところを持っていったという印象がありますよ。

 

児玉 だから、シングルでガッチリやりますよ。こっちの強さを見せつけて、そのうえで勝つ。それしかないですね。

 

──あまり調子に乗るなよと。

 

児玉 お灸をすえますよ。

 

──何度か試合で当たる機会がありましたけど、実力はどのように見ているんですか?

 

児玉 試合をやったって言っても、タッグでちょろっと当たっただけなんでね。ただ、僕はアレハンドロの正体を知っています。十中八九、あいつだろうという確信がありますね。

 

──試合後のコメントでも何度か言われていますけど、肌を合わせてみて、見当がついているということですね。

 

児玉 ガッチリと当たったわけじゃないから、強さとかも感じたわけじゃないけど、おそらく“あいつ”でしょう。まあカッコよく帰ってきたところで悪いけど、カッコつけられる時間は後楽園の僕との試合が始まるまで。お楽しみタイムは残念ながら1カ月で終わりですよ。お客さんも「あれは誰だ?」ってなって、あの飛び技を見て「カッコいいな」って思っている人もいるかもしれない。でも、2月の後楽園ではそんなことを微塵も思わせない程、ボコボコにしますから。もうカッコよさはまったく見えないですよ。

 

──無様なところしか見せられないと。

 

児玉 そういうことになります。次の後楽園は今までのようにはいかないから。

 

──徹底的にやっつけるということですね。ちなみにトーナメントを勝ち抜く手応えはありますか?

 

児玉 全然ありますね。多分、勝ち抜くのは僕だと思います。お客さんが見たいのも僕なんじゃないですか? 僕がチャンピオンになったほうが、今の吉岡政権よりも格段におもしろいクルーザーの舞台を見せられるでしょう。

 

──ということは、現在のクルーザー戦線はあまりおもしろいと感じていないわけですか?

 

児玉 クルーザーという闘いの舞台を、ただ単にすばしっこいところを見せるとか、俺はこんなに速く動けるんだぞとか、こんなに高く飛べるんだぞとか、こんなアクロバティックな技を見せられるんだぞとか、そういうものにしたくはないなと思っていて。

 

──それはそうなりかけているということですか?

 

児玉 そんなことばっかり気にして闘っているんじゃないかな? だから、児玉裕輔がクルーザーのチャンピオンになるとどうなっちゃうんだろうと思わせたいですね。一歩一歩勝ち上がりながら、お客さんにその姿を想像させてワクワクさせたいですね。

 

──なるほど。ちなみにベルト自体への欲求はあるんですか?

 

児玉 さっき言ったようにアンファンとして力を誇示するためにというのが一番ですね。だから、芦野が無差別のベルトをずっと防衛している今、クルーザーのベルトも獲ってアピールしようということです。

 

──アンファンの力を誇示するために必要な道具というか。

 

児玉 そういうことになりますね。まあ、アンファンも持っているベルト自体は芦野の無差別だけなんで、少ないんですよ。

 

──それでもW-1における存在感は凄いですよね。

 

児玉 NEW ERAよりは全然アピールできてますよね。これからも新しくメンバーも入れたいし、そういう話も水面下ではあるしね。

 

──お! 新メンバー加入の動きがありますか!

 

児玉 まあ、それはあとあとのお楽しみということで、引き続きEnfants Terriblesというユニット自体にも注目していただきたいですね。だから、NEW ERAももっとがんばったほうがいいんじゃない?

 

 

ー 大会詳細 ー

 

【大会名】

「WRESTLE-1 TOUR 2018 W-IMPACT」2.14東京・後楽園ホール大会

 

【日時】

2018年2月14日(水)19時開始/18時開場

 

【場所】

東京・後楽園ホール

 

【対戦カード】

 

▼タッグマッチ 30分1本勝負

芦野祥太郎&立花誠吾 vs 征矢学&AKIRA

 

▼8人タッグマッチ 30分1本勝負

稲葉大樹&吉岡世起&土肥孝司&熊ゴロー vs 近藤修司&河野真幸&NOSAWA論外&FUJITA

 

▼シングルマッチ 15分1本勝負

佐藤嗣崇 vs 三富政行

 

▼「WRESTLE-1 CRUISER FES 2018」トーナメント1回戦 30分1本勝負

アレハンドロ vs 児玉裕輔

 

▼「WRESTLE-1 CRUISER FES 2018」トーナメント1回戦 30分1本勝負

カズ・ハヤシ vs 土方隆司

 

▼「WRESTLE-1 CRUISER FES 2018」トーナメント1回戦 30分1本勝負

MAZADA vs 近野剣心(ダブプロレス)

 

▼「WRESTLE-1 CRUISER FES 2018」トーナメント1回戦 30分1本勝負

アンディ・ウー vs ドランク・アンディ

 

▼WRESTLE-1リザルトチャンピオンシップ 60分1本勝負

【第4代王者】伊藤貴則 vs 【挑戦者】黒潮“イケメン”二郎

※第4代王者・伊藤貴則、4度目の防衛戦。

 

▼タッグマッチ 30分1本勝負

木村花&安納サオリ(Actwres girl’Z) vs万喜なつみ(Actwres girl’Z)&白姫美叶(センダイガールズプロレスリング)

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