【WRESTLE-1】『CRUISER FES 2018』出場者インタビュー⑤:ドランク・アンディ(立花誠吾が代弁)「もしかしたらこの一戦がドランクの姿を拝める最後のチャンスかもしれねえぞ」いよいよドランクが本物のアンディ・ウーになる時が来た?

「もしかしたらこの一戦がドランクの姿を拝める最後のチャンスかもしれねえぞ」いよいよドランクが本物のアンディ・ウーになる時が来た?

『CRUISER FES 2018』出場者インタビュー⑤:ドランク・アンディ(立花誠吾が代弁)

「もしかしたらこの一戦がドランクの姿を拝める最後のチャンスかもしれねえぞ」いよいよドランクが本物のアンディ・ウーになる時が来た?『CRUISER FES 2018』出場者インタビュー⑤:ドランク・アンディ(立花誠吾が代弁)

昨年の10月に突如、Enfants Terriblesの新メンバーとして登場したドランク・アンディ。

黒いアンディ・ウーのマスクを被り、しつこいばかりにそのマスクを狙い続けている謎のマスクマンだ。

そのドランクも『CRUISER FES 2018』への参戦が決定。

しかも、1回戦の相手は因縁のアンディに決まってしまった。アンディに憧れ、本物のアンディになりたいというドランク。

『CRUISER FES』でも勝敗度外視でマスクを狙いに行くのか?

しゃべらないドランクに成り代わり、いつも通訳係を務める立花誠吾に話を聞いてみた。

 

 

──ドランク・アンディ選手が2月14日から始まる『CRUISER FES 2018』にエントリーされたので、その意気込みを聞こうと思ったんですが……。

 

立花 ああ〜ん? 俺じゃいけねえってのか?

 

──そういうわけじゃないんですけど、立花選手が代弁してくれるっていうことですか?

 

立花 あたりめえだろう!ドランク・アンディは今日も昼日中からどっかで飲んだくれてフラフラとしてんだよ。だから俺が来てやったんだ。

 

──1回戦の組み合わせを決める抽選会も立花選手が代役で出席されて、まさかのアンディ・ウー選手との対戦を決めてしまいましたね。

 

立花 俺が強運なのかドランク・アンディが強運なのかわかんねえけど、願ったり叶ったりだろうな。何しろあの憧れのアンディ・ウーと試合ができるわけだからな。

 

──しかも後楽園ホールでのシングルマッチですしね。今回は『CRUISER FES』という舞台での試合ですが、やはり狙いはアンディ選手だということですね。

 

立花 そもそもあいつがW-1に来た理由知ってるか? 「アンディ・ウーになるため」だからな。あいつは常日頃から「アンディ・ウーに憧れてる」って言ってっからよ。もちろん優勝も頭にあるかもしれねえけど、またアンディ・ウーのマスクを剥ぎ取っちまうかもしれねえよ。そして、「俺が本当のアンディ・ウーだ!」と言わんばかりの試合を見せてくれるんじゃねか? 何しろ、アンディ・ウーになるためにW-1のリングで闘っているんだからよ。

 

──ドランク選手はなぜそこまでアンディ選手に憧れているんですか?

 

立花 ああ〜ん? わかるわけねえだろう! 俺は何も聞いちゃいねえよ。もしかしたら芦野さんか児玉さんは聞いているかもしれねえけど、俺は知らねえ。

 

──あれだけ通訳代わりをしているにも関わらず、理由を教えてくれないんですか?

 

立花 あいつはそういう奴なんだよ。だから、なんであそこまでアンディ・ウーに執着しているのかは知らねえし、あそこまで憧れているのかも知らねえ。ただ、なんかあるんだろう、憧れている理由が。俺にはさっぱりわからねえけどな。

 

──でも、ここ数カ月、抗争という形になっていますけど、立花選手から見て、2人の闘いはどうなんですか?

 

立花 ああ〜ん? 客観的に見て、2人ともレベルの高い攻防をしているよ。ただ、試合の中ではドランク・アンディのほうがうわてだな。ドランク・アンディのほうがレスラーとしての技量は上よ。これは俺の立場抜きにしてもそう思う。

 

──確かにアンディ選手は勝ちという結果を出しても、「またやられた……」という感じで悔しがることが多いですからね。

 

立花 結果で言ったら、アンディ・ウーのほうが勝ち越しているのかもしれねえよな。ただ、問題はその勝ち方だろ? ドランク・アンディがマスクを欲しがるから、結果的に反則勝ちだったり、最後だけ丸め込んで勝ちみたいなのばっかりじゃねえか。これじゃ負けた気がしねえよ。あいつがアンディ・ウーのマスクを剥ぐのは、単にアンディのマスクが欲しいからなのか、素顔を晒してやりたいからなのかわかんねえけど、狙いはそこにあんのかなって思うね。

 

──アンディ選手の感情を揺さぶるというか。

 

立花 弄んでんだよ。

 

──心理的にアンディ選手を攻めていると。

 

立花 そういう意味ではドランク・アンディは凄いレスラーなんだよ。あいつの実力は半端じゃねえ。俺から見てもアンディ・ウーとは次元が違うな。まず、あんなに酒が入ってるのに試合ができること自体がすげえだろう。

 

──常に酔っ払っているということですからね。

 

立花 あいつは試合があっても酒を切らさねえから。それは技術があってのことだからな。姑息な闘い方もうめえなって思うよ。正直、俺も見習うところはたくさんあるな。

 

──インサイドワークに長けてますよね。試合中にアンディ選手を手のひらに乗せているように見えます。

 

立花 リングの使い方がうめえんだよ。あとはさっき言ったように相手の感情を弄んだり、レフェリーのブラインドを突いての反則なんか絶品だよな。しかも、チームメイトの使い方もうめえよ。俺や芦野さん、児玉さんの巧さを引き出してくれてるからよ。

 

──ある意味、Enfants Terriblesの司令塔的な役割も果たしているということですか?

 

立花 いや、司令塔というよりも、あいつは勝手に動いているだけなんだけど、それがチームにビチッとハマッちまうんだよな。そもそも何を言っているのか、しっかり理解できるのは俺ぐらいしかいねえからよ。だけど、芦野さん、児玉さんと組んでもうまくいっているというのは、ドランク・アンディのスキルによるものが大きいよ。もちろん、俺たちの連携も常に進化しているというのもあんだけどよ。

 

──では、単なる色物のレスラーではないということですね。

 

立花 あいつがアンディ・ウーのマスクにこだわらなきゃ、何度も必殺技のアンディ・ヴーを決めてるわけよ。あのフィニッシュホールドはすげえよな。あれが決まったら、一発で3カウントだからよ。そう考えても、『CRUISER FES』なんか楽勝だろう。

 

──1回戦のアンディ選手も楽勝で突破できると。

 

立花 余裕だね。だから、もしかしたらこの一戦がドランク・アンディの姿を拝める最後のチャンスかもしれねえぞ。なぜなら、ドランク・アンディは憧れのアンディ・ウーに本当になっちまうからだ。

 

──では、新しいアンディ・ウーとして『CRUISER FES』に優勝ということもありうると。

 

立花 ああ〜ん? あたりめえだろ! ただ、それもこれもドランク・アンディ次第だからよ。あいつは何考えてるかわからねえからな。またいつものようにマスク剥ぎに行って、反則負けになっちまうかもな。何しろ本当にアンディ・ウーのマスクを気に入ってんだよ。控え室でもウキウキで被ってるよ。

 

──なるほど。でも、普通に闘えば優勝も難しくないと。

 

立花 まあ、児玉さんも『CRUISER FES』に出るから、優勝が簡単だとは言わねえけど、決勝戦はその2人で決まりだろう。そこでEnfants Terriblesの強さを示して、クルーザーのベルトもどっちかが獲れば言うことはねえよ。無差別のベルトは芦野さんが持っていて、これからもずっと防衛してくれるだろうし、クルーザー、タッグと他のベルトもドンドン獲っていって、W-1を俺たちがおもしろくしてやるよ。

 

──では、3人で始まったEnfants Terriblesもドランク選手が加わったことでより完璧なチームに近づいたということですか?

 

立花 ああ〜ん? リング上を見りゃ、わかるだろう! 俺たちは圧倒的だ! ただ、あいつがEnfants Terriblesに入ったのは去年の10月だけど、レフェリーのブラインドを突いての反則や、相手の感情を弄ぶような闘い方は俺や芦野さん、児玉さんにはなかったものだから、間違いなくプラスにはなってるよな。

 

──ちなみに今はドランク選手はどのような心境なんですか?

 

立花 アンディ・ウーから奪ったマスクを1月14日の大阪大会で取り返されたよな? あん時、すげえ怒ってたんだよ。せっかく奪った憧れのアンディ・ウーのマスクを取り返されたわけだからな。だから、今度の後楽園大会で奪い返すのか、それとも普通に勝ちに行くのか、それはあいつ次第だからわからねえ。ただ、相当怒ってたぞ、ドランク・アンディは!

 

──では、この一戦に対して相当気合いが入っているということですね?

 

立花 いや、あいつは常に酔っ払っているから、何考えてるかわからねえ。ただ、憧れのアンディ・ウーとのシングルマッチだし、『CRUISER FES』だし、あいつのために舞台が整った感じはあるよな。だから、今度はきっちりとアンディ・ヴーを決めて、3カウントを取ってからマスクを剥ぐのか? それともいつものようにマスク剥ぎに執着してしまうのか? すべてはドランク・アンディ次第ということだよ。

 

 

ー 大会詳細 ー

 

【大会名】

「WRESTLE-1 TOUR 2018 W-IMPACT」2.14東京・後楽園ホール大会

 

【日時】

2018年2月14日(水)19時開始/18時開場

 

【場所】

東京・後楽園ホール

 

【対戦カード】

▼タッグマッチ 30分1本勝負

芦野祥太郎&立花誠吾 vs 征矢学&AKIRA

 

▼8人タッグマッチ 30分1本勝負

稲葉大樹&吉岡世起&土肥孝司&熊ゴロー vs 近藤修司&河野真幸&NOSAWA論外&FUJITA

 

▼シングルマッチ 15分1本勝負

佐藤嗣崇 vs 三富政行

 

▼「WRESTLE-1 CRUISER FES 2018」トーナメント1回戦 30分1本勝負

アレハンドロ vs 児玉裕輔

 

▼「WRESTLE-1 CRUISER FES 2018」トーナメント1回戦 30分1本勝負

カズ・ハヤシ vs 土方隆司

 

▼「WRESTLE-1 CRUISER FES 2018」トーナメント1回戦 30分1本勝負

MAZADA vs 近野剣心(ダブプロレス)

 

▼「WRESTLE-1 CRUISER FES 2018」トーナメント1回戦 30分1本勝負

アンディ・ウー vs ドランク・アンディ

 

▼WRESTLE-1リザルトチャンピオンシップ 60分1本勝負

【第4代王者】伊藤貴則 vs 【挑戦者】黒潮“イケメン”二郎

※第4代王者・伊藤貴則、4度目の防衛戦。

 

▼タッグマッチ 30分1本勝負

木村花&安納サオリ(Actwres girl’Z) vs万喜なつみ(Actwres girl’Z)&白姫美叶(センダイガールズプロレスリング)

 

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