【坂井永年のザッツ・絵んたぁテインメント!】〈19〉Delirious(デリリアス)選手
イラストレーターの坂井永年(さかいながとし)先生によるイラストとコメントでプロレスラーを紹介!
2016年から毎年2月の20日前後の新日本プロレス後楽園大会は、アメリカの団体ROHのトップレスラーが大挙参戦する『HONOR RISING:JAPAN』が開催されています。
毎年登場しているのがDelirious(デリリアス)選手。
ROHではフロントとしても腕をふるっているというのが冗談じゃないかと思ってしまうほどの怪奇派レスラーです。
試合…いゃ、入場時から奇怪な動きで観客を唖然とさせ、ゴングが鳴ってもそれは続いて対戦相手まで呆然とさせてしまいます。
2016年の第1回大会の時、そんなDelirious選手を訪ねバックステージのインタビューブースで待っていたんですが、ここでも奇妙な行動を!
覆面を被らず顔にペイントだけした状態で出て来ようとして、慌てて引き返したんです!!
そして、改めてマスクを被って登場したDelirious選手に持参した絵を見せますと、ギョロっとした目をもっと丸くしたと思ったら「●※◇×●◎※□●※◇×●◎※□〜」と叫び、試合のときのようにブース内を走り回りだし…
たかと思ったら、今度は急に日本を意識した礼儀正しい姿勢で喜びを表してくれました。
そのあとに額縁、次に自分の胸を指差して「これは私にくれるの?」と身振り手振りで質問してくるので「勿論、Youへのプレゼントです!」と返事をすると、感激した表情をしてくれました。
ここまでのリアクションで喜びを表してくれるなんて想像もしていなかったので、こちらも嬉しいですね(^-^)♪
スタッフの話だと「(私の絵は)アメリカの選手たちにも知られているから相当嬉しいんだと思いますよ。」とのことでした。
新日本のマットでは珍しい怪奇派のDelirious選手…
あ、新日本でも一人いました。怪奇派が!
飯塚高史選手とのシングルマッチなんて面白いかも?(笑)
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