米国現地時間2月25日ネバダ州ラスベガスで開催されたPPV「エリミネーション・チェンバー」でアスカがナイア・ジャックスとのシングル戦で勝利。
さらにロンダ・ラウジーがWWE正式契約もトリプルH&ステファニーと因縁が勃発した。
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◆エリミネーション・チェンバーRAW女子王座戦
史上初の女子6人によるエリミネーション・チェンバーRAW女子王座戦が行われ、王者アレクサ・ブリスがその下馬評を覆し、実力で王座防衛を果たした。
4つの小部屋が付いた金網に囲まれたリングで勝者を競うエリミネーション・チェンバーは王者アレクサとその王座を狙うサーシャ・バンクス、ベイリー、ソーニャ・デヴィル、マンディ・ローズ、ミッキー・ジェームスで競われた。
ベイリーとソーニャ・デビルの2人で試合が始まると激しい攻防を展開。
次々と小部屋が解放されるも最後はアレクサとサーシャの一騎打ちとなると、サーシャのバンクステートメントをアレクサが辛うじて回避すると最後はトップロープを使ったDDTをサーシャに決めて勝利した。
アレクサは「誰も私に勝る奴はいない。WWEで本物の女神は私だけ。」とコメントして自身が王者であることをアピールした。
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◆アスカ vs. ナイア・ジャックス
ナイアがアスカに勝利するとPPV「レッスルマニア34」のRAW女子王座戦がトリプルスレット形式となるこの一戦。
アスカは得意のヒップアタック、ニー・バーと得意の攻撃を繰り出すもナイアの圧倒的なパワーで弾き返され、さらにナイアに持ち上げられてジャックハマー、サモアンドロップと次々と大技を食らってしまう。
苦戦を強いられるアスカだったが、ナイアがパワーボムを狙うとアスカが巧みに体勢を変えてフランケンシュタイナーで丸め込んで3カウント。
アスカが接戦をものにしてナイアから勝利を収めた。
しかし試合後、怒るナイアに場外の防御壁に叩きつけられスタッフに両脇を抱えられながら退場するなど、アスカのダメージがどの程度かも気になるところ。
この試合を見ていたRAW女子王座アレクサ・ブリスは「誰もアレクサには敵わない」とアスカのフレーズを引用してコメントした。
この結果によりPPV「レッスルマニア34」でアスカはRAW女子王者アレクサと対戦することになりそうだ。
WWE最大の祭典「レッスルマニア34」は日本時間4月9日にWWEネットワーク(日本語実況版有り)で生配信される。
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◆ロンダ・ラウジー公開契約調印式
WWEのCOOトリプルH、RAWコミッショナーステファニー・マクマホン、GMカート・アングルがリングに上がると、「このアスリートがWWEを次のレベルに引き上げる。」とロンダ・ラウジーを紹介。
会場からはロンダコールが起こる中、笑顔で登場したロンダは「私がここにいるのは憧れのロディ・パイパーのお蔭。
そしてこれからWWEファンの信頼を獲得したい」とコメント。
しかし、ロンダの問いかけにカートが答えると会場の空気が一変する。
カートは「レッスルマニア31で君がトリプルHを投げて、ステファニーの腕を折りかけたことを覚えてるだろ。君を落とし入れるために3年間計画していたんだ。」と2人の狙いを暴露。
トリプルHに退場させられたカートはさらに「ステファニー、さっきロンダの時代は終わったって言ってたよな。」とダメ押し発言。
これに我慢の限界を超えたロンダはステファニーに詰め寄り、止めに入ったトリプルHを睨みつけるとそのままテーブル葬。
この行為に今度はステファニーが激怒。
「何様だ。」とロンダに平手打ちをお見舞いするも、ロンダは吹っ切ったように契約書にサインを入れると折れたテーブルに上に倒れたままのトルプルHに叩きつけ、黙ったままリングを後にした。