米国現地時間3月27日ペンシルベニア州ピッツバーグのスマックダウンで中邑真輔がシェルトン・ベンジャミンとのシングル戦に勝利。

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◆中邑、スタイルズに心理戦
レッスルマニア34でAJスタイルズのWWE王座に挑む中邑真輔がシェルトン・ベンジャミンと対戦した。
中邑の希望でスタイルズがセコンドに付くと、ベンジャミンにはパートナーのチャド・ゲイブルがセコンドに付いた。
スタイルズがエプロンで妨害を狙うゲイブルを引きずり下ろしてサポートすると、中邑は飛び付き腕十字、三角締めと関節技でベンジャミンに攻め込み、最後はセカンドロープからジャンピングキンシャサ、さらにコーナーでたぎって2発目のキンシャサをベンジャミンに叩き込んで快勝した。

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試合後、中邑は「今日は俺がレッスルマニアでどうやってお前を倒すか見せるためにセコンドに呼んだんだ」と狙いを告げると、スタイルズは「心理戦か?この王座戦は特別なんだ。みんなの、そして俺にとってもドリームマッチなんだ。俺はお前に勝ってベストであることを証明する」と興奮気味にコメント。
少し困った表情の中邑は「だから俺はお前を倒せるんだよ。お前は感情的過ぎるからな」とスタイルズに弱点を警告してリングを降りた。
しかし、その直後に背後からベンジャミン&ゲイブルがスタイルズを襲撃。
中邑はリングに戻るとゲイブルにリバースパワースラム、ベンジャミンにハイキックを決めて蹴散らし、なんと倒れているスタイルズにキンシャサを狙う。
しかし、中邑は寸前のところでこれを止めると「ニー・トゥ・フェイス」と言ってスタイルズの頭を軽く叩いてリングを後にした。
果たして中邑が仕掛けたこの心理戦はWWE王座戦にどのように影響するのだろうか。
WWE最大の祭典「レッスルマニア34」は日本時間4月9日にWWEネットワーク(日本語実況版有り)で生配信される。