【新日本】飯伏幸太がケニー・オメガとの死闘を制して優勝決定戦へ進出!8.12(日)棚橋弘至とG1制覇を掛けて対決!
新日本プロレスの真夏の祭典『G1 CLIMAX 28』は11日、東京・日本武道館にてBブロック公式戦の最終戦が行われ、飯伏幸太がケニー・オメガとの6年ぶりの対決を制した。
セミファイナルにてケニーと同率で首位だった内藤哲也がザックセイバーJr.に敗れた為、飯伏がケニーに勝利した事で、ケニー、内藤、ザック、飯伏の4人が勝ち点12で並んだが、直接対決にて3人全てから勝利していた飯伏が大逆転での優勝決定戦へ進出となった。
12日に同会場にて行われる優勝決定戦でAブロック代表の棚橋弘至と闘う事となった。
戦国炎舞 -KIZNA- Presents G1 CLIMAX 28
日時:8月11日(土) 16:30開場 18:30開始
会場:東京・日本武道館
観衆:12,023人(札止め)
第10試合 30分1本勝負
「G1 CLIMAX 28」Bブロック公式戦
ケニー・オメガ(6勝3敗=12点)
vs
飯伏 幸太(6勝3敗=12点)
23分13秒 カミゴェ→片エビ固め
※飯伏幸太が優勝決定戦進出
試合後のコメント
ケニー「座りましょうか。何とか、俺は自分の力で歩いて帰れました」
※ケニーが日本語で話し出す。
飯伏「俺は帰れなかった」
ケニー「負けることはもちろん悔しいです。それは、チャンピオンとしてはね、悔しいです。でも、俺のパートナー、親友、飯伏幸太が決勝戦に行けて、タナ(棚橋)と試合ができて、それで私が嬉しいです。全力で応援するしかない。明日も、まぁもし、飯伏さんがよかったらセコンドに行きたいと思います」
飯伏「お願いします」
ケニー「ハイ」
──(飯伏に)6年前と同じ武道館で、ケニー選手との戦いでした。どんな戦いでしたか?
飯伏「ホントに、覚えてないです。」
ケニー「作戦通りでしょ、飯伏さん。私は何も覚えられない。頭ぶつかって。明日はタッグマッチでよかった、飯伏さんはちょっと厳しいかもしれないけど。でも、タナだから大丈夫でしょう。まぁ、悪口言いたくないですけど、今はコウタ・イブシの時代ですよ。変に聞こえるかもしれないけど、正直、私もフルパワーで、少し、負けたいという気がしました。負けたいというのは、誰かに進化してほしくて、誰か、私より強い相手に出てきてほしかった。それは、私とイブたんにとって、すごい、いいことですね。嬉しいです」
──飯伏選手は試合前、ケニー選手との試合にかなり複雑な思いも持っていたというお話をされていましたが、リングに入った時、どんな思いでしたか?
飯伏「まぁ、あまり記憶がないんで、ホントに、入場の次は天井を見てたかなっていう。その次は終わってたかなっていう。途中の記憶がないです」
──これで優勝決定戦進出が決まりましたが。
飯伏「それはホントに嬉しいです。ただ、どうやって、どうやってケニーを倒したのか、それが分からないままなので、まだ実感として湧かない部分があるので。でも、自分が決勝進出できた、そうですよね。僕の目標は、最初から言ってたように、勝つこと。勝つことだったんで、それに徹することができた『G1 CLIMAX』だったかなと。まだ、あと1個ありますけど、誰?」
ケニー「棚橋」
──その棚橋選手と、明日はどんな戦いに?
ケニー「いつも通りじゃない?」
飯伏「僕はずっと、棚橋さんのことを神って呼んできたんですけど、明日こそ本当に神を越える時なのかなと思います」
──ケニー選手が見守る中での、優勝決定戦になるかもしれません。どんな戦いをしますか?
飯伏「まぁもう、普通に、正々堂々と。1対1で。勝った方が勝ちじゃないですか」
飯伏は試合のダメージが大きかった為か、ケニーと共に控室へ消えていった。