米国現地時間5月6日、オハイオ州シンシナティのUSバンク・アリーナにてロウが開催された。
◆“ワイルドカードルール”でレッスルマニア・リマッチが実現
ビンス・マクマホン会長がスーパースターの2大ブランド間移動を可能にする“ワイルドカードルール”を突如発動してレッスルマニア・リマッチとなる2試合を実現させた。
オープニングに登場したビンス会長は勝手にロウに登場したレインズに対して「スマックダウン所属のお前がなぜロウにいるんだ」と忠告すると、さらにスマックダウン所属のダニエル・ブライアンとWWE王者コフィ・キングストンもロウに姿を現して舌戦を展開。
するとビンス会長はこの状況を逆手にとって2大ブランド間のスーパースター移動を可能にする“ワイルドカードルール”を発動し、レッスルマニアで行われたレインズ対ドリュー・マッキンタイア、キングストン対ブライアンのWWE王座戦を決定した。レインズ対マッキンタイアの一戦では試合終盤にスピアーを決めたレインズがピンフォールを狙うと、突如シェイン・マクマホンとPPVでの対戦が決定しているアライアスがレインズを襲撃して試合は反則裁定。

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3人に囲まれたレインズはマッキンタイアのクレイモアを食らって撃沈した。
一方、王者コフィ・キングストンとダニエル・ブライアンのWWE王座戦では、アームバーからイエスロックと関節技で攻め立てるブライアンに対して、キングストンはコーナートップからのダイブやクロスボディを繰り出して互角の攻防を展開。

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しかし、最後は両者大技を読み合う展開でキングストンがトラブル・イン・パラダイスをクリーンヒット。
キングストンがブライアンから3カウントを奪って王座防衛に成功した。
レインズ対アライアス、キングストン対ケビン・オーエンズの試合が行われるPPV「マネー・イン・ザ・バンク」は日本時間5月20日にWWEネットワーク(日本語実況版有り)でライブ配信される。