【WRESTLE-1 GRAND PRIX 2019】1回戦メインは土肥が粘る征矢との肉弾戦を制す!(6.2東京・後楽園ホール大会)

「WRESTLE-1 TOUR 2019 OUTBREAK」6.2東京・後楽園ホール大会
開催日:2019年6月2日
時間:11時30分開始/10時50分開場
場所:東京・後楽園ホール

▼メインイベント 『WRESTLE-1 GRAND PRIX 2019』トーナメント公式戦1回戦④ 時間無制限1本勝負
征矢学 ✖
VS
土肥孝司 〇
(16分7秒 垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め)

序盤から真っ向でぶつかる両雄。ここに競り勝った土肥は場外に落ちた征矢を鉄柱に叩きつける。そして征矢が上がってきたところでエルボーアタック。しかし、征矢も落ちない。逆に土肥の首を掴むとロープを使ったネックブリーカーだ。

さらに征矢はリングに戻るとシーソーフリップで土肥のノドをロープにぶつけると、ストラングルホールドγ、ニードロップで追撃していく。勢いに乗る征矢はブルドッキングヘッドロック、ショルダーネックブリーカーと続けて土肥を追い込んでいく。

だが、土肥はパワースラムで反撃すると南京錠固め。征矢がギブアップしないと、コーナートップからのダイビングボディプレスを投下だ。そして逆水平チョップを連発する土肥。征矢もチョップで応えて、逆水平チョップ合戦だ。

お互いコーナーでも打ち合うが、土肥はマシンガンチョップを発射。しかし、征矢も引かずに追走してのバックエルボー。お互いブレーンバスター、バックドロップを打ち合う。征矢はスピアーを発射するが、土肥はニーリフトで迎撃。しかし、征矢はめげずにもう一発放って土肥をダウンさせた。

一度両者ダウンという状態から立ち上がり、またもチョップをぶつけ合う両者。征矢はワイルドチョップからまさかのヘッドバット。さすがの土肥もヒザから崩れ落ちてダウンだ。しかし、立ち上がりざまにお返しの頭突き。両者、またもダウンという状態となった。

ロープにしがみつきながら立ち上がった土肥と征矢はショルダータックルでぶつかり合う。ここは土肥がぶっ倒し、コーナートップへ。だが、征矢はこれを追いかけて雪崩式ブレーンバスター。さらにデスバレーボムで追撃し、ワイルドボンバーを後頭部に放ち、トドメの正面からの一発を発射した。

しかし、土肥はれこれを食い止めてラリアットを発射。征矢もワイルドボンバーで迎撃すると、ドリル・ア・ホール・パイルドライバーで串刺しにし、再びワイルドボンバー。だが、土肥はこれを食い止めてラリアットからのハーフネルソンスープレックス。そして立ち上がってきた征矢を張り手で攻め立てる。

粘る征矢に土肥はシットダウン式のパワーボム。急角度で決まったこの一撃で征矢も万事休す。最後は土肥が垂直落下式ブレーンバスターで征矢にトドメを刺し、3カウント奪取。準決勝進出を決めたのだった。

試合後、マイクを握った土肥は、「これで『W-1 GP』ベスト4、俺と芦野祥太郎。そして反対ブロックは稲葉大樹vs羆嵐。俺はよ、時代遅れかもしれないけど、意地張り合って本気でぶつかり合って、そしてなぎ倒す。それが強さの象徴だと思っています。俺は泥臭いプロレスが好きだし、それが俺のプロレスです。来月は俺が必ず優勝して、W-1の強さの象徴になりますので、応援よろしくお願いします」と優勝宣言をして、興行を締めくくったのだった。

 

征矢のコメント
「ここで譲ると言ったら引退したと同じだろう。だったら絶対に譲らないからな。勢いでもなんでもかかってこい。絶対譲らねえ!」

 

土肥のコメント
「俺は試合中楽しいとか一回も思ったことがないけど、気持ちのいい試合だった。相手が征矢学だったからそんな試合ができた。リング上でも言ったど、俺がガキの頃観て、憧れたプロレスは意地張り合って本気でぶつかり合って相手をなぎ倒す。それがプロレスの良さだと思うし、俺にできるプロレスはそれだし、やっぱりW-1の強さ、『W-1で誰が強い?』、『土肥孝司だ』。そう言われるようにグランプリでしっかり優勝する。次は芦野か? 去年の決勝もあるしね。なんとしても勝つよ。勝ち上がるんだよ」

 

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