【新日本】IWGP USヘビー級はモクスリーが衝撃ラフファイトで初戴冠。ジュースは破れるも意地を見せる<6.5 両国国技館大会>

5日、東京・両国国技館にて新日本プロレスの『BEST OF SUPER Jr. 26』優勝決定戦が行われた。

この日のセミファイナルでIWGP USヘビー級王者のジュース・ロビンソンが、ジョン・モクスリー(元WWEのディーン・アンブローズ)を相手に4度目の防衛戦を行った。

スモークの向こうのジュースを待ち構えるモクスリー

ジュースもこの日に向けて意気込みは十分。自慢の編み込んだロングヘアーをバッサリ切ってきた。その意気込みに会場は沸いた。

 

これまでWWEの主要ベルトを総なめにしてきた強豪モクスリーは、ラフファイトを次々と敢行。

場外へのダイブ

鉄柱にジュースの足を巻き付けて執拗に叩きつけた。

 

ジュースの頭をマウントポジションから乱打しての噛みつき攻撃でジュースは額から流血

マットの下から取り出した黒いパイプ椅子をリング上からリング下に叩きつける

立てかけた机にジュースを叩きつけようとするもこれはジュースに利用されてしまう。

ジュースも負けじと応戦し、試合はお互いの意地と意地がぶつかる壮絶模様となった。

ジュースはスクリーンの目の前まで駆け上がりそこから入場ゲートへと決死のダイブ

場外フェンスにもモクスリーを叩きつけ悶絶させた。

コーナートップから見下ろすモクスリーに対してパイプ椅子を投げつけてぶつけるジュース

設置した机に豪快にパワーボムで打ち付けて机を真っ二つに割って見せた。

最後はモクスリーが関節技で苦しめた後に高角度のダブルアームDDTでジュースを沈め、USヘビー初戴冠となった。

【セミファイナル】IWGP USヘビー級選手権試合

<王者>●ジュース・ロビンソン vs 〇ジョン・モクスリー<挑戦者>

 

<会見にて>

モクスリー「はじめに新日本プロレスに感謝の言葉を述べたいと思う。機会を与えてくれたことに感謝する。そして今夜の戦いというものは初めてのディールだったにも関わらず自分のホームの様に戦うことができた。自分がやりたいことを自由度高くやれたことに感謝している。

勿論2つ目にジュース・ロビンソンに感謝したいと思う。俺とかかわり今夜リングにたってくれてどうもありがとう。俺はジュースのことを子供の時から知っている。とはいえあいつはもう20歳になっていたと思うけど。そんな若いころから知っているジュース・ロビンソンが自分がスターになるからといってアメリカを後にし日本に渡った。

 

しかしながら今日ここで戦ったということは、そして俺がこのベルトを獲ったといういうことはどういうことかわかるだろう?俺は今までにないほど厳しいトレーニングを積んでやってきた。そしてこのベルトを取り返したいならばやってくるがいい。しかし俺は鍛錬して更に強くなっていくことだろう。
新日本プロレスにメッセージがある。それはもしこのベルトを狙って誰かが来るのであれば、誰にも邪魔はさせない。恐れない。

 

ここで言える最大のメッセージ、それはもうリングの上で表現したと思う。俺の言葉というのはリングの上で表現するものであり、それはバイオレンスであるということだ。」

 

初の新日本参戦にして前評判通りの大暴れを見せてベルトまで強奪したモクスリー。
次なるUSヘビーのベルトへの挑戦者は誰になるのか。モクスリーの進撃を止めるものは現れるのか。注目したい。

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