【雪妃真矢インタビュー➀】レスラーからチャンピオンになるまで アジュレボの内幕と結婚 グラビア撮影秘話や青真矢・黒魔矢の違いを語る!
ーー藤本つかささんはどんな存在?
雪妃「アイコンですよね。アイスリボン=藤本つかさ」
ーー超えていかなきゃいけない壁だとも思うが、自分がアイコンにならなきゃという意思表示については?
雪妃「アイコンになるという意思はそんなに思ってないです。」
ーーチャンピオンにはなるけどアイコンになろうとは思わない?
雪妃「十何年かけて構築してきた藤本つかささんのポジションというものに何年かたって誰かがなれるものではないですよ。だから私が10年やってきた時には考え方が変わるかもしれないですね。今は藤本さんがアイコンだからこそのアイスリボンなので。自分がそこにとってかわろうとかはないです。私は私ができることをしなければっていう意識ですね。私が感じるのは誰かが藤本さんに取って代わろうというのも別にいいんですよ。それを思う人がいれば活性だと思いますし。全員が自分にできることってなんぞや?って必死になるというのが必要なことなんじゃないかと思いますよね」
ーー藤本さんは経営者という立場もあるのでリング上のことは雪妃さんに任せたいという気持ちもあると思います。そういうプレッシャーみたいなものはあります?
雪妃「プレッシャーに感じたら何もかも嫌になっちゃうので。楽しまなきゃいけないなと思います。折角ベルトをこれだけ獲れて。調子に乗らなきゃと思います。控えめでいたら広がられるものもないかと思うので。私なんて私なんていう奴は今すぐにタイトルを返上しなさいという感じですね。」
ーー週プロのグラビアも良かったですね!
雪妃「あれはもう賛否を覚悟でやりました(笑) 賛否よ起これという思いでやったものなので。ああいうのは良くないっていう人もいると思うんで。賛否あってこそやっぱり広まるものなのかなって思うので。だからもう巻いた人は巻いた人なりの表現でそれを広げなければならないと思いますし。今のチャンピオンは私ですって押し出さなきゃいけないので。意味がないじゃないですか、知らないうちにチャンピオンが入れ替わっていたりしたら。じゃあ盛り上がらないと。だから私は裸にベルトを巻きます。私がチャンピオンですと。それが私の表現。」
三冠王者になってからというもの、散々な戦績。
フラストレーション溜まる中、昨日発売の #週プロ 見たよという声は嬉しい!あの青いベルトがICEx∞というアイスリボンのシングル王座です????#5月25日アイスリボン大阪 で防衛戦????
チケット予約受付→yukihimaya-ticket@outlook.com#iceribbon pic.twitter.com/G7j69f3w7Y
— 雪妃 真矢ーアイスリボン所属 (@yukihi_maya) May 23, 2019
ーー雪妃さんはいい形の表現がお上手だと思いました。
雪妃「私は視覚に訴えるのが多いと思いますね。」
ーーファンはそういう雪妃真矢を評価してると思います。あれがネガティブになるなんてありえないんじゃないかと。プロレスTODAY編集部も喜んでましたし(笑)
雪妃「嬉しい(笑)そう言っていただけると。あれは3本アイスリボンにはベルトがあるんだよっていうのを知ってほしかったし。3wayのベルトもあるんだよ。タッグのベルトが赤いんだよって。シングルは青いんだよっていうことを知らない人にも視覚的に『何これ?こんな色もあるんだ』って見てもらったら、アイスのベルトがもっと広がることにもなる気がして1本ずつコーディネートする様にしたんです。」
ーーライバルと聞いて思い浮かぶ人は?
雪妃「ライバル…1人誰かあげろっていっても中々思いつかないですけど。」
ーー意識している相手とか?
雪妃「ライバルって思わないからいけないんだろうな。自分と戦うことで必死というか。常に最高の自分でなければと思うことが多いので。」
ーーそうするとコンディション作りや試合に向かう意気込みも大事ですね
雪妃「タイトルマッチに向けてとか、そういうところに意識が強いのかも。自意識過剰じゃないや。なんでしょ?人に興味がないのかもしれないです(笑)」
ーーそれは昔から?
雪妃「昔からですね。」
ーー言い方悪く言うと自分本位?
雪妃「自分本位ですね(笑)」
ーー付き合ったらしんどいタイプ?
雪妃「そうそうそうそう、そうだと思います(笑)自己中心的で自分中心(笑)だからライバルっていうと難しいですね。下の世代には『あがってこいや』って気になるし、下の子が挑戦してくると負けてなるものかって思わされるし、上の世代とは中々今はやることは多くないので、やっぱり下の子が挑戦してくることが多いので。」
ーーやっぱり下の世代があがってくるとテンションが上がるんですか?
雪妃「上がります。これを求めてるんだよって。だってもう実力を証明している先輩ばかりなので、私より先輩の方々っていうのは。皆知ってるわけですよ、強いの。だから私がそういう人たちに挑んでいく姿を見たい人も多いかもしれないけど。ベルトを持った今となっては私は挑戦される側なので、勿論先輩が挑戦してきたら負けたくないと思うし、だけどやっぱり下の世代が『次は私だ』と思って挑んできてくれるのが嬉しい。」
ーーそれがアイスリボンの活性化につながりますよね。ちなみに今、注目している若手やそういう選手はいますか?
雪妃「フリーで参戦してきている山下りな。アイスに定期参戦するようになって私1回シングルで負けてるんですよ。OZで黒い魔矢ではいっぱい対戦しているけど、中々こっちのアイスではそんなに対戦してなくって負け越している状態でそのうちやりたいなって」
ーー青い雪妃真矢と黒い雪妃魔矢でスイッチで切り替えられると仰ってましたが、やっていて素の自分に近いのはどっち?
雪妃「どっちもなんですよ。どっちもあります。青い方って泥臭いっていうか不器用だったりするし。黒い方はこざかしくて人をむかつかせる(笑)」
ーームチも持ってますもんね。
雪妃「黒い方はナルシストな部分があって、ナルシストなせいでボコられることがあるというか。調子に乗ってぼこられるみたいな。だから黒い方が愛嬌があると思うんですよ。悪いこといっぱいするし性格も悪いし口も悪いんだけど。で泥臭くて必死にもがいているのが青い方みたいな。だからどっちも凄くリアルな自分ですね。」
ーー両面の心を持っているからプロレスの表現が広がっている?
雪妃「そうですね。だから融合しなさいって言われてもなかなか出来ない。」
ーースイッチ入れる時は朝から違うんですか?それとも試合前に入るんですか?
雪妃「化粧と姿形ですね。ビジュアルの違いが精神に及ぼすことが多いので。なんか気合を入れてオシャレをした日とジャージの日、オフの日っていうのが物凄く違うのと同じで黒に装ったらその時点でその人なんです。メイクも違います。」
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