OKUMURAのスペインでの復帰戦が決定、現状などコメントを発表!

3月に虫垂炎で欠場となったOKUMURAの復帰への道筋が見えてきた。6月21,22日(現地時間)、スペインで行われる同国内主催の大会へOKUMURAの出場が決定。これをきっかけにメキシコ・CMLLでの本格復帰を目指す。現在、メキシコにて復帰へのトレーニングに励むOKUMURAへ話を聞いた。

--まずは復帰までのいきさつからお願いします。

OKUMURA はい、3月2日のアレナコリセオの試合を最後に欠場に入ったんですけど、3月4日に手術をしまして、11日に退院しました。だけど、傷口が感染していたので、傷がふさがるまで時間がかかってしまいました。結局、4月に主治医から「傷はふさがってきたけど、練習再開するまでにはもう少し時間がかかる」と言われまして。

--その時点ではまだ体を動かすことはできなかったんですね。

OKUMURA そうです。それで最終的に5月に診察してもらった時に7月から復帰の許可はいただきました。その診察の時点ではかなり傷がふさがってきたので、5月1日からゆっくり練習を始めました。最初はおなかにバンドをして、負荷をかけず、ウエートトレーニングもすべて軽い重量にして。それをずっと続けて、ちょっとづつ段階を踏んでいって。ほかには30分40分アレナメヒコを走ったり、スクワットも500回やって、腹筋もできるようになったので、そこからようやくマット運動から、リングでの練習をスタートしました。そこでも段階を踏むように練習して、いまはバンバン、後ろに受け身を取っても大丈夫になりました。

--欠場中は体重が落ちたように見えましたが、実際にはいかがでしたか。

OKUMURA 12キロ落ちましたね。でもそこからまた増やしていって、いまは90キロまで戻りました。いまは欠場する前と4、5キロしか差はないです。でも欠場前のあちこち旅して試合していた時とは違うから、毎日ジムに行ってトレーニングに集中することはできたんですけど、ただ、外側の傷はふさがっても身体の中というのはまだ時間がかかると思うから、おなかはガードして試合するつもりでいます。

--リングでの練習をしてみて、何か欠場前との違いは?

OKUURA やっぱり、違和感はありますよね。あとはメンタルの問題だと思うんですよ。どうしても、ずっと不安ですよね。リングの練習を始める前の段階で、やってなかった練習があって、それは腕立て伏せだったんです。あれはおなかに負荷がかかるんです。でもそれも始めることができたし、腹筋もじょじょに始めて、いまはかなりの量をいろんな角度でできるようになったんで、練習は無事できてるんですけど、実際に試合をしだしたときに、感覚やタイミングが、欠場前と比べて、違和感あるんじゃないかと思うんです。だから、時間はかかるとは思います。でも、今回こうやってスペインで試合することに許可をくれたCMLLに感謝しているしそこで自分の状況を確かめてCMLLに復帰したいと思います。


 
--スペイン遠征後のプランというのはどう考えていますか。

OKUMURA 医者からは7月以降の復帰は認められているので、7月1日以降はいつでも試合が組まれても大丈夫という気持ちでいます。ただ、またケガをして状況が悪くなって欠場するということはしたくないので、元気に復帰できるようにもっともっとここからコンディションを高めていくのが必要だなと。今までのブランクを早いスピードで取り返さなきゃいけないんで、努力するのは当たり前だと思うし、首のけがとはまた違う苦しさもありますけど、カードを組んでくれたCMLLへの感謝は強い気持ちがあります。

--スペインでの試合は初めてですか。

OKUMURA はい、スペインに限らず、ヨーロッパじたいが初めてです。チャンスをもらったことを感謝してますし、無事に元気に乗り切って、次はCMLLでの復帰を目指します。

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