【全日本】アジアタッグをジェイク&岩本組がリベンジ奪取!大日本の飛艶組は序盤攻勢も後半に逆転を許す<2019 DYNAMITE SERIES>

18日、東京・後楽園ホールにて全日本プロレスが「2019 DYNAMITE SERIES」を開催。セミファイナルでアジアタッグ選手権試合が行われた。

大日本プロレスの飛艶組(河上隆一&菊田一美)が5.5大日本プロレス横浜文体大会でジェイク&岩本組からアジアタッグを奪取。以降ゼウス&丸山組の挑戦を退けた飛艶組から2度目の対戦表明をしたジェイク&岩本組が全日本の至宝を奪還できるかに注目が集まっていた。

試合は序盤は大日本の飛艶組が打撃や場外戦、ラフファイトでジェイク&岩本組を圧倒。

しかし攻め込まれていた岩本が場外での一本背負いで息を吹き返し、更にはリング内で逆襲の払い腰

とどめにジェイクの高角度のバックドロップが炸裂し3カウント

試合後、リング上でお互いの健闘をたたえ合い「またやろう」と抱擁を交わす両組。団体の枠を超え互いの実力を認め合った。

第6試合  アジアタッグ選手権試合
【第107代 王者組】河上隆一 ×菊田一美
vs
【挑戦者組】○ジェイク・リー 岩本煌史

※15分37秒 バックドロップ→片エビ固め
※河上隆一&菊田一美が2度目の防衛に失敗。ジェイク・リー&岩本煌史が第108代王者組となる

 

試合後、バックステージでのジェイク&岩本のコメント

岩本「まず間を置かずに俺達の再選要求を呑んでくれた飛艶の2人に感謝してます。たった1カ月ちょい。前回負けたけども、内容は負けてなかったと思ったけど、今日やってみてなんだあいつら?滅茶苦茶強くなってる。俺らもつよくなってる、進化していると思ってたけど、あいつら2人も進化してる。尋常じゃなかった。強かった。実際チームワークで最後やっと決まっただけ。ほとんどさせてもらえなかったし、相手の作戦なのか俺がずっと捕まってしまって。でも俺達ここにベルトがあるのは間違いないでしょ?」

ジェイク「これが結果です。ただ正直危なかったです。下に見てた訳じゃない。けど本当に危なかった。あんなに強いタッグチームなんで、またどこかでやるんじゃないですか?どこかわからないけど、2人ともヘビーなんだ。もしかしたら関本&岡林組に匹敵するぐらいの何かを備えれば、そのチームは最強タッグにたどり着くかもしれない。俺はそういう風にあの2人の攻撃を受けて感じました。」

岩本「最後リスペクトを込めて握手とグータッチをした。お互いに認め合っていると思うし、何回もやりたい。彼らとも飛艶の2人ともやりたいし、大神の2人とも俺らはやっているし、3代目血みどろブラザーズともやってるし」

ジェイク「それにやりたいって」

岩本「そうだよ。とる前に俺らは野望をぶち上げてたんだよ。TAJIRI&KAI組。すぐとは言わないよ。KAIさんだってDRAGON GATEで忙しいだろうし、TAJIRIさんだって世界各国飛び回っているし。向こうの空いたタイミングでいいよ。俺らはそれまで防衛し続けるだけ。絶対負けない。ジュニアにも。世界ジュニアのベルト、11月20日まで青木さんが保持でしょ。俺はジュニアでアジアを持っている。ジュニアでも来ていいんじゃないの?待ってるよ。」

ジェイク&岩本は流出していた日本最古のベルトと同時に自信を取り戻し、この日のメインイベントである今月3日にバイク事故で亡くなった世界ジュニアヘビー級王者の青木篤志さんの追悼セレモニーに花を添えた。敗れた大日本の飛艶組も「大日魂ここにあり」との気概を十二分に発揮し、今後の参戦も期待させる程の激しいファイトを展開した。

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