【W-1】7.3立花誠吾会見「向こうに勢いがなくなって、俺には勢いがある」W-1タッグ王者・立花が初防衛戦の相手に芦野を逆指名!
7月3日(水)、都内・GSPメディアセンターにて、W-1が記者会見を実施。近藤修司と共にW-1タッグ王座を保持する立花誠吾が出席し、初防衛戦の相手として芦野祥太郎を指名した。
タッグ王座を獲ってから、「やりたい相手がいる」と公言していた立花。その意中の相手はEnfants Terribles時代の兄貴分であり、『W-1 GP 2019』の1回戦で負けた相手でもある芦野だった。
今回の『W-1 GP』で自身が敗れてから、優勝するのは芦野だと思っていたため、9.1横浜文化体育館大会が終わるまではあえて名前を出さなかったという立花だったが、予想に反して芦野が決勝戦で稲葉大樹に敗北。それを受けて、この日、正式に名前を口に出した。
芦野がこの立花の逆指名を受けるかどうかは本人次第だが、この日発表された7.18新木場大会では近藤修司&立花&ペガソ・イルミナルvs芦野&児玉裕輔&羆嵐という6人タッグが組まれているため、立花は試合を通して力づくでも芦野に承諾させる腹積もり。「向こうに勢いがなくなって、俺には勢いがあるからよ。余計に勝てるチャンスがあると思う」と、悲願の芦野超えに向けてサングラスの奥で目をギラつかせていた。
立花誠吾コメント
「俺がこの会見を開いた理由は前々から言ってた、俺がやりたい相手がいるっていう。まあそれに関して言うと思う。まあ、単刀直入に言うと俺がタッグチャンピオンとして逆指名だな。まあ、相手がやるかやらねえっかそれは相手次第だけどよ、誰かって言うと芦野祥太郎だよ。俺がタッグチャピオンとしてあの人に……まあ人間数十日で変わるとは思わねえけどよ、だけど実際俺はタッグチャピオンになってから急激に強くなったわけではないけどよ、6月のグランプリ1回戦で負けたあん時の俺じゃねえっていう。1カ月しか経ってねえけど、あん時の俺よりは確実に強くなっているからよ。タッグチャンピオンとして芦野祥太郎から俺が勝つというところを俺の舎弟どもに見して、芦野祥太郎自身にも見してやりてえと思ったから逆指名だな。まあ、あっちがどう返答するか知らねえけどよ。あっち次第ではどっかわかんねえけど、タイトルマッチやりてえなっていう。まああっち次第だな」
──次の新木場大会で6人タッグが組まれていて、芦野選手と対戦しますけど、試合を通して相手に挑戦を承知させるというお気持ちはありますか?
立花 そうだな。次組まれてるんだったら、そこで俺がもう一回芦野祥太郎にガッチリ行って、あっちにやりてえって思わせるように俺がさせれば必然的にあっちも「やらせろ!」ってなると思うからよ。だから、その新木場で俺は間違いなく、俺があいつから勝たなくても、あっちの3人誰かから獲って、芦野祥太郎に「やらせろ」っていう気持ちにさせてやるよ。
──昨日のグランプリでの芦野選手の闘いぶりはどのように写っていたんですか?
立花 まあ、正直、俺は優勝すると思ってたからよ。芦野祥太郎が。だから、今までもつうか、やりたい相手がいるって言って名前を言わなかったからよ。文体まではタイトルマッチができねえと思ってたから。だけど、昨日実際、あの人が負けるところを見て、まあなんだろうな? 正直言えば負けてほしくはなかったよ。でも、負けちまったもんはしょうがねえし、だからつって俺が同情してああだこうだ言うつもりはねえしよ、あの人も負けたこと引きずるわけじゃねえだろうし、だからこそ逆に言えばチャンスだよ。向こうに勢いがなくなって、俺には勢いがあるからよ。余計に勝てるチャンスがあると思うからよ。だから、このタイミングで逆指名だな。
──この件に関して、パートナーの近藤副社長はどのようにおっしゃっていますか?
立花 副社長はおめえより強い奴なら誰もいいって言ってたからよ。間違いなく俺よりも強えからよ。6月の後楽園で負けてるし。今のこの段階ではよ。まあパートナーは誰でもいいよ。児玉裕輔なのか羆嵐なのか、新井健一郎なのか、他の奴でもいいよ。だけど、芦野祥太郎だけは絶対その2人のうちの一人に入れて、相手は誰でもいいな。まあ副社長は許してくれるよ。