【A-TEAM】11・17北千住に“野獣”藤田和之が参戦!田中将斗と組み 、HASEGAWA&橋本友彦と対戦
アントニオ猪木氏の闘魂イズム最後の継承者で、元IWGPヘビー級王者の“野獣”藤田和之(48=フリー)が、プロレスリングA-TEAM(橋本友彦代表=41)が11月17日に開催する東京・北千住シアター1010ミニシアター大会(14時半開始)に参戦することが決まった。
藤田は「HASEGAWAデビュー6周年記念特別試合」で、田中将斗(46=ZERO1)と異色タッグを結成し、HASEGAWA(42)、橋本組と激突する。
近年、藤田は主に総合格闘技のリングでファイト。17年10月31日には、大仁田厚7度目の引退試合で、大仁田とデスマッチで対戦したこともあったが、プロレスのインディー団体に参戦するのは極めて稀だ。
しかも、同会場はキャパシティ110人ほどの小規模会場で、藤田クラスの選手が出場するのは前代未聞。
同団体のGMを兼務するHASEGAWAは「正直あの小さな会場に藤田選手と田中選手が出てくれる。今は感謝の気持ちでいっぱいです。でも、試合となれば、話は別。ボクの覚悟はできています。ハッキリ言って採算度外視の興行です(笑)。皆さん、どうぞボクの覚悟を見に来てください」とコメント。
また、大物2選手との対戦について、HASEGAWAは「藤田選手はいちばん強烈なプロレスラーで、強さを体感したい。ボクはヒザのじん帯をケガして、いつまでやれるかわからない。ボクのわがままでカードを組んでもらったけど、『当たって砕けろ!』の精神でいきます。さすがに今回は『勝つ』という言葉はなかなか簡単には使えません。田中選手は昔から、いちばん尊敬してた、理想のプロレスラーで、いつか戦いたいと思ってて、やっとこのタイミングで実現するので、胸を借りたい。強敵2人だけど、相手は初タッグ。ボクは友彦とは何度か組んでるので、その辺が勝機になると思う。がんばって勝ちに
いきたい」と意気込んでいた。
同団体は17年4月に旗揚げし、東京、関西を中心に興行を開催。インディー団体ながら、大仁田の参戦を実現させるなど、アグレッシブに活動してきた。今回、藤田という大物を招へいすることで、ステップアップにつながりそうだ。