【DDT】見所は“裏切り” 竹下幸之介、青木真也が9.1(日)大阪大会でのKO-D無差別級選手権試合についてコメント!<8.20会見>
20日、DDTは都内にある道場にて9.1(日)大阪大会でのKO-D無差別級選手権試合について会見を行った。
会見には<王者>竹下幸之介と<挑戦者>青木真也が出席。
両者が調印書にサイン、今林APが読み上げ正式にタイトルマッチが決定した。
その後に、試合に向けて竹下、青木が意気込みをコメント。
青木「DDTの大阪は2回目になるんですけど、まさか参戦した当初はチャンピオンシップに絡むとは思ってもいなかったので思ったより早く挑戦の機会が回ってきたなというのが正直な印象なんですけど、ここで一つ※乾坤一擲(けんこんいってき)の勝負をかけたいなと思っています」
※乾坤一擲(運命をかけて大きな勝負をすること)
竹下「まあ、青木選手が今おっしゃったように、青木真也がDDTのKO-D無差別のベルトに絡むとは誰も思ってなかったと思うんですけど、これは多分、このベルトがとか言うよりは、竹下幸之介がチャンピオンだから実現したカードなのかなっていう、そういう風に僕は思っているんで。シングルマッチは青木選手と3度目になりますけど、もしかしたらこれが最後になるんじゃないかなというような気はしてます。だから大切にこの一戦を戦いたいと思っています」
ーー1勝1敗で迎えた対戦ですけど、3回目の対戦で相手の印象は変わってきたとか感想があれは教えてください
竹下「いい意味でも悪い意味でも、青木選手が凄いDDTにフィットしてきているなと気がするんですよね。逆に言うとフィットしてきているということは、例えば竹下vs青木になった時に新鮮さというのはもしかすると失われつつあるんじゃないかなと。それと比例して竹下vs青木というのが凄くシンクロしてるような、同調しているような気がするんで、ある意味この2戦のどっちが有利とか、そういう勝ち負けというよりかはある意味、完成形というか一つの区切りというか、ピリオドが次の9月1日なのかなという気がしてます。まだ分からないですけど戦ってみないと」
青木「割と2試合ともいい評価をいただけて1勝1敗の内容なんですけど、あんま面白くならない気がすんだよね。だって裏切る根性ないもん。最近の竹下見ててお客さんを裏切る度胸も裏切る覚悟もないから、多分あんまり面白くならないと思うんだよね。さーって過ぎていくからこそ、さーって過ぎていかないような内容にしたいなと思ってますけどね。裏切れるか、裏切れないかみたいなところじゃないかな」
――ここのところの竹下選手はお客さんの期待を裏切らない勝負をしてきたような感じがあると思いますが、青木選手はどう見てますか?
青木「立派、立派の一言。誉め言葉としてもバカにする言葉としても立派です。立派としか言いようがないです」
――竹下選手はチャンピオンとして戦うという部分に関しては?
竹下「うーん、チャンピオンになった時から言ってますけど、ベルト・チャンピオンですら概念でしかないと思っているので。僕が今一番強いからチャンピオンというだけで、申し訳ないですけどDDTを背負ってとか、チャンピオンとしてっていう戦いっていうフェーズはもう終わっている。ベルトに合わさせる、竹下幸之介を合わさせるということですかね」
――青木選手の言われた裏切ることに関しては?
竹下「うーん、そうですね、裏切らないことが裏切ることかもしれないんで。本当に当日楽しみにしてます」
※記念撮影の際に8.25後楽園大会で青木と対戦する大石が現れ「大阪の前にも大事な試合があるんとちゃんうんか!」と因縁つけるもあしらわれてしまう。