【新日本】‟遺恨マッチ”に勝利の鈴木がライガーに敬意の座礼!ライガー「鈴木、ありがとな!」
14日、新日本プロレスは東京・両国国技館にて『KING OF PRO-WRESTLING』を開催した。
遺恨が渦巻く獣神サンダー・ライガーと鈴木みのるの注目のシングルマッチが行われた。
7日の後楽園大会の試合後に鈴木が「山田!お前のレスラー人生それでいいのか!」と挑発。これに対して「両国での試合は試合じゃねえぞ、殺し合いだ!」と怒り心頭のライガー。
まずは鈴木から入場するといつもにも増して険しい表情。続くライガーがバトルライガー仕様で入場。途中マントを脱ぐと、鍛えられた見事な肉体に会場からどよめきが起こった。
試合はグランドの攻防や場外戦など激しい展開となったが、最後は鈴木がゴッチ式パイルドライバーでライガーからカウント3を奪った。
試合後、鈴木はリング下からイスを取り出すと倒れこむライガーに振り下ろす仕草を見せるも、イスを投げ捨ててリングで敬意の座礼。
会場からも声援が送られる中で鈴木はバックステージへ。
起き上がったライガーはマイクで「鈴木、ありがとな!」とコメントすると大歓声が上がった。
バックステージでのコメント
鈴木「獣神サンダー・ライガーよ。オマエが俺に勝てるわけねえじゃんかよ。もう限界ですって言って辞めていくヤツが先頭走ってるヤツに。おまえが何をもってしたって勝てるわけないじゃないか。俺は、俺とアイツの17年、いやいや、32年、32年の、男のケジメよ」
ライガー「今日は負けた。まだまだシングル組めや!ただ、最後のコメント、ここまで俺をブチ切れさせたのは、近年まれに見るアイツぐらいじゃないかここ何年かで。ここまで俺の怒り、頂点にブチ切れさせたのは。そのことに対して『ありがとう』だ。他に何の他意もない。今日は負けた、負けたよ。次、(シングル)組め。 すぐに組め。どこでもいい、組め。俺は諦めん。1.4まであと約3ヵ月ある。諦めない、諦めない。ただ今日は、『ありがとう』だ。残り3ヵ月、怒りMAX、頂点でリングに上がるよ。そういう気持ちにさせてくれて『ありがとう』。次やった時は、ただじゃおかねぇぞ。なめんなよ」
座礼。小〜中学校で8年間、剣道をやっていた。16からレスリングで19からプロレス。闘う前と闘った後はこれまで毎日してきた。武道と格闘技の心。オレの一面であると同時にオレの基礎。
— 鈴木みのる (@suzuki_D_minoru) October 14, 2019
両国大会、終わりました。鈴木選手に負けました。しかしここまで怒りを爆発させてくれたのも鈴木選手でした。試合後、ありがとうなと言う台詞もその気持ちからです。ただこれで終わるつもりはありません!リベンジ頑張りますので応援よろしくお願いいたします! #鈴木みのる pic.twitter.com/7joGShuSzX
— 獣神サンダー・ライガー ☆ Jyushin Thunder Liger (@Liger_NJPW) October 14, 2019