【プロレスのある風景 Vol.55|榎本タイキ】
コロナ打破の思いを込めたジャイアントスイング
遅ればせながら皆さま、明けましておめでとうございます!こちらのコラムも久方ぶりになっておりました。
今年も楽しくプロレスを描かせて頂きます。どうぞよろしくお願い致します。
2021年最初の観戦は1.4後楽園ホール プロレスリング・ノア。昨年同様、対戦カードは発表されず当日入場曲でわかるという演出。
注目のメインは6人タッグ。丸藤正道選手、武藤敬司選手のM’s allianceに新メンバー加入。プロレスリングZERO1 弾丸戦士・田中将斗選手。
対するは王者・潮崎豪選手、清宮海斗選手、そして大トリに登場したのはなんと馳浩選手。そのビルドアップされた肉体、パフォーマンスには本当に驚きました。
議員職という多忙な業務に従事しながらこれだけのコンディションを維持するのに、並外れたトレーニングを続けてきたのが一目瞭然。そしてほとんど今は試合をしていないにもかかわらず、丸藤選手、田中選手といったトップレスラーにもまったく引けを取らない技術にただただ脱帽。
代名詞のジャイアント・スイングも健在。「コロナに負けるなよ!」のセリフと共に繰り出されたこの技は胸に刺さりました。
もうひとつ、解説席にいた山田邦子さんとの再会も昔からプロレスを観てる身としては大感激!プロレスファンとして最高のお年玉を頂きました。