試合中の地震対応で新日戦士に称賛!
新日本プロレスは3月20日(土)、宮城・ゼビオアリーナ仙台で『NEW JAPAN CUP 2021』第12戦を開催していた。
第4試合の6人タッグが始まっていたそのタイミングで震度5強の地震が発生。
試合を行っていたオカダ・カズチカ、棚橋 弘至、飯伏 幸太 、そして対戦相手のBULLET CLUB高橋 裕二郎 、KENTA、ジェイ・ホワイトも地震で一時中断。
緊急地震速報のアラームで観客が不安になる中、選手が観客の不安を少しでも和らげるため各自がアクションを行った。
BULLET CLUBは一旦控室へ。
場内の安全確認が取れた後、棚橋がリングサイドを一周しファンサービスを行った。
そしてリングに上がりここでエアギターを披露して見せると観客も拍手でこたえた。
その後もオカダ、飯伏と共に3人並んで撮影タイムとして四方にポージングを披露。
この行動にネット上では称賛の声が多数あがった。
「1人で本当に心細かった。でもこの3人が残ってくれて周りに声かけて落ち着かせようとしてる姿みてたら心の底から安心できた。」
「地震でビックリしたけど、棚橋、飯伏、オカダのファンサービスに感動しました(^-^)/」
「この三人がリング上に残ってファンサービスでファンに安心感を与えてくれている。」
約25分の中断から試合が再開されるといつの間にかジェイがIWGP2冠+NEVER無差別のベルトを手に登場。
試合はオカダと飯伏がギクシャクした感はあったものの飯伏が裕二郎にカミゴェを決めて勝利した。
▼第4試合 20分1本勝負
オカダ・カズチカ
棚橋 弘至
飯伏 幸太 〇
vs
高橋 裕二郎 ×
KENTA
ジェイ・ホワイト
10分26秒 カミゴェ→片エビ固め
■試合後バックステージコメント
棚橋「(地震で)試合中にここまで揺れたのは、初めての経験だった。ああ……来てくれたお客さんの安全が第一だから。まあ、中止もやむなしであるという状況ですが、まあこの判断がね、まあどうだったのかってのは、今日無事ね、興行が終わって、皆さんがしっかり家に帰って判断していただけたらなと……。
まあ僕が……やるも地獄やらないも地獄というか、苦しい判断でしたけども、まあ……。あのう……本当に先をね、先手を打って言わせてもらうと、ほんとに今日、この大会を開催継続が今後、問題になってくるかもしれない。まあ、即刻中止でよかったかもしれない。もうしっかりね……難しい判断ですが、まあ今日ほんとに、無事に最後まで終わることを祈ります」
<写真提供:新日本プロレス>