【新日本】KENTAが粘るYOSHI-HASHIを撃破!「明日、俺たちの愛の証NEVERの6人タッグを獲って、もっとラブラブな俺たちでオマエらの前に現れるから楽しみにしとけよ」4.19後楽園<全試合結果>

新日本プロレスは4月19日(月)、東京・後楽園ホールで『Road to レスリングどんたく 2021』第7戦を開催した。

メインはKENTAとYOSHI-HASHIがシングルマッチで対戦。

棒をめぐってヒートアップしている両者がこの日の対戦でも激しい火花を散らした。

最後は粘るYOSHI-HASHIからKENTAがgo 2 sleepでピンフォールを奪い勝利した。

勝利を収めたKENTAは試合後のマイクで「明日、俺たちの愛の証、NEVERの6人タッグを獲って、もっとラブラブな俺たちで、オマエらの前に現れるから楽しみにしとけよ」とベルト獲りを宣言。

セミではヘビーの後藤とジュニアの石森がシングルで対戦し、逆さ押さえ込みで石森が後藤を撃破。

ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンとUNITED EMPIREの対戦も日を追うごとにヒートアップ。

※全試合結果 & 試合後バックステージコメントを掲載。

『Road to レスリングどんたく 2021』
日時:2021年4月19日(月) 17:30開場 18:30開始
会場:東京・後楽園ホール
観衆:306人

▼第1試合 20分1本勝負
本間 朋晃
矢野 通 〇
棚橋 弘至
vs
外道
ディック東郷 ×
“キング・オブ・ダークネス”EVIL
8分54秒  横入り式エビ固め

■試合後バックステージコメント

矢野「見たか~! ザマみろお前ら、オイ! 見たか、俺の長~い手でなぁ、2人同時にやってしまった! アレを何と言うか! 634じゃねぇんだよ! コジロウ(小次郎)だ、バカヤロー! 一刀流だ!」


 
本間「20数年前、別の団体で、初めてディック東郷と遭遇した! 俺がプロになって20何年、今日初めて、リング上で触れ合った。あいつに触るのに、20何年もかかった。でも今日、新日本プロレスのリングで、ディック東郷と闘うことができた。

こんな、面白れぇことねぇよな。何年もかかったかもしれねぇけど、あいつとこうやって闘える。やっぱプロレスって夢あるし、『あー、楽しいなあ』って改めて思えました。ディック東郷、EVIL、いまは闇かもしんねぇけど、ありがとう!」


 
棚橋「タイトルマッチを前に、対戦相手がまだ来てないとか、そういう状況は何度も経験してきてるから、大丈夫。自分のやるべきことはわかってるし。(※肩にかけていたNEVER無差別級ベルトを抱き寄せるようにして、胸から腹のあたりを隠す)まだちょっとベルトで隠しとくけど、これはもう自分との闘いだから。いろんなものに……ケガに、年齢に、コンディションに、いろんなものに打ち勝った先にね、NEVERの未来が、見えてくると思うから。

あと、本間選手がね、ディック東郷について話してたけど、学生の時に、『あーこの選手うめぇなぁ。すごいなぁ』と思ってたSATO選手、ディック東郷選手。こうしてね、時空を超えて、時を超えて闘えてるっていうのは、不思議な感じがします」

 
 
外道「オイ、棚橋! 棚橋! 棚橋! あぁ? オメェは、ジェイとのNEVER選手権には勝てねぇぞ! 何でかわかるか? あぁ? オメェの時代じゃねぇからだ! (※着ているジェイのTシャツを示して)STILL SWITCHBLADE ERA! SWITCHBLADE COME BACK SOON!」


 
※EVIL&東郷はノーコメント

 

▼第2試合 20分1本勝負
BUSHI ×
SANADA
内藤 哲也
鷹木 信悟
vs
ジェフ・コブ 〇
アーロン・ヘナーレ
グレート-O-カーン
ウィル・オスプレイ
7分43秒  ツアー・オブ・ジ・アイランド→片エビ固め

■試合後バックステージコメント

オスプレイ「お前ら、見たか!? 俺たちUNITED EMPIREの威力が90%だとしたら、ロス・インゴの野郎は10%ってとこだ。完全に俺たちの手のひらに転がされてたな。もうあいつらの勢いはなくなった。いまスポットライトを浴びてるのは俺たちだ。汗ひとつかいてないぜ。過去、こんなに楽な試合があっただろうか。タカギは疲れ切ってて、呼吸を整えるのにやっとって感じだった。やっぱりもう俺たちみたいに若くて体力が有り余ってる相手にはついていけないんだろう。特にその相手がセカイヘビーキュウの俺では、まったく歯が立たないよな。

俺はニュージャパンのナンバーワンで、UNITED EMPIREは現在最も勢力のあるユニットだ。お前らじゃ、ぜんぜん相手にならないぞ。次はちゃんと作戦を練ってからかかってきてくれよな。俺たちは常にお前らの上を行ってる。タカギ、ひとつ答えてくれ。お前は本気で俺からこのベルトを獲れると信じてるのか!? 無理だと思うぞ。なんたってお前の相手はこのウィル・オスプレイだぞ。ウィル・オスプレイはレベルが違う」


 
ヘナーレ「オイ、ヤングライオン。今度、俺のサングラスに手をかけたらタダじゃ済まないぞ。UNITED EMPIREには明るい未来が待っている。SANADA、昨日、お前が俺にやられる姿を後楽園ホールに集まったファンが目撃したぞ。(4月26日)ヒロシマで同じ目に遭わせてやる。口だけじゃない、ここから俺の本当の勢いを見せてやる。

そしてSANADAを始末したあとで俺が次に狙うのは…かつての仲間、タナハシとイブシだ。2人は俺の負けん気の強さをイヤというほどそばで見てきた。息の根を止めない限り、俺は闘い続けるぞ。だが、まずはSANADAだ。ヒロシマでStreets of Rageを思いっ切り味わわせてやろう」


 
オーカーン「オイ、キャプテン・アダチ(内藤)。昨日、(タッグマッチで)負けたくせに、(試合後)コメントが長いよ! 途中で見飽きちまったよ。うん!? なんだって!? スラム街でブタの餌なんか…死んでもヤダね!! 吠えるんだったら、勝ってからにしろよ。

まあ、仕方がないか。子供みたいに『違うもん!』って言いたくなるよなぁ!? 生まれも、育ちも、学歴も、これまでやってきたことすべて、プロレスも、コンプレックスの塊だもんな、貴様は? 愚民に媚を売ってもブーイングしか取れず、(2014年1月4日)東京ドームでは不人気のために、メイン(イベント)を外されたんだからな!!

ハッハッハッハッハッ…! ワッハッハッハッハッハッ…! 前代未聞だろ、ハッハッハッ…! いいか!? いくらごまかそうが、過去は変わらない。ロス・インゴは6連敗し、貴様は余に負けてるんだよ。だからといって、未来も変わらない。貴様は常に、挫折する運命だ」
 
※コブはノーコメント

 
 
鷹木「今日はまったく、個人としても、ユニットしても、いいトコなかったね。でも今日の借りは! (5.4)福岡じゃねぇよ。明日返すから、明日。それからオスプレイのコメント見たけど、『鷹木には懸けてる物がある』!? ふざけんなよ、オイ! 欠けてるモンなんかな、オイ? 俺、腐るほどあるぞ。俺はこう見えてもな、コンプレックスの塊だ。それを反骨心にして! 17年プロレスやってんだよ。

なあ、知ってるか、オイ? 俺はこの17年間、ドロップキック打ったことねぇんだよ。ほぼ打ったことない。ドロップキックさえ打ったことないダメな俺でも! 夢を見せてくれるのがプロレスだろ、オイ? だが、5.4は、俺がお前らに、夢を見せてやるよ」


 
内藤「来週の月曜日(4月26日)、俺の“ホーム”である広島大会で、オーカーンとシングルマッチ。『負けたらLOS INGOBERNABLES de JAPONのリーダーの座をほかの選手に譲れ!』って、昨日オーカーンが言っていたよ。えぇ~!? ぜんぜん譲るけど!? だって、そもそも俺、LOS INGOBERNABLES de JAPONのリーダーだなんて自覚、ないから。

我々LOS INGOBERNABLES de JAPONに、決まったリーダーは存在しない。そのとき先頭を走っている人間が、このユニットのリーダー。つまり、今シリーズのLOS INGOBERNABLES de JAPONのリーダーは鷹木だよ。実際、入場する順番も鷹木が最後だし、コールされる順番も鷹木が最後だよ。それにしても、我々LOS INGOBERNABLES de JAPONの心配をしてくれたり、内藤の心配をしてくれたり、“UNITED EMPIREの広報さん”はやさしいね。

でもさ、そろそろ自分の心配したほうがいいんじゃないの!? 新発売の“オーカーンTシャツ”を着たお客様、今日の会場もほとんどいなかったよ。俺が見て数えたかぎり、東側に1人いたぐらいかな? あんなに積極的に広報活動してるのに、なかなか広まらないね。“UNITED EMPIREの広報さん”がかわいそうだよ。“UNITED EMPIREの広報さん”を救う方法、助ける方法、ちょっと俺、考えとくわ。じゃあ、また明日も、ここ後楽園ホールでお会いしましょう。明日の後楽園ホールは“オーカーンTシャツ”を着たお客様で、溢れかえるといいね。じゃあ、アディオス!」
 
※SANADA&BUSHIはノーコメント

 

▼第3試合 30分1本勝負
スペシャルシングルマッチ
石井 智宏 〇
vs
高橋 裕二郎 ×
15分17秒  垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め

■試合後バックステージコメント

石井「(※カメラの前で立ち止まらず、控室に向かいながら)やっぱり、明日東郷に代われ。お前はもう終わりだ」


 
裕二郎「(※顔をしかめ、フラつきながらインタビュースペースに現れると、床に倒れ込んで)今日のシングルマッチはよぉ、明日の3対3の、NEVERのタイトルマッチの、ウォーミングアップだって聞いたぞ。確かに、いいウォーミングアップだったよ。これ、マジ!」

■次ページに続く

<写真提供:新日本プロレス>

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