【新日本】UNITED EMPIREが高知大会でも勝利!オーカーン「これで9連勝。貴様ら愚民が大好きなロス・インゴも、大したことがねぇな」4.23高知大会<全試合結果>

新日本プロレスは4月23日(金)、高知・高知県民体育館で『Road to レスリングどんたく 2021』第10戦を開催した。

メインでは連日対戦を繰り広げているロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンvsUNITED EMPIREの8人マッチが行われた。

勝利を収めたオーカーンは試合後のマイクで「これで9連勝。貴様ら愚民が大好きなロス・インゴも、大したことがねぇな。明日の高松、そして広島、福岡と同じ光景を届けてやるよ。」と言い放った。

※全試合結果 & 試合後バックステージコメントを掲載。

『Road to レスリングどんたく 2021』
日時:2021年4月23日(金) 17:00開場 18:30開始
会場:高知・高知県民体育館
観衆:748人

▼第1試合 15分1本勝負
上村 優也 ×
vs
ゲイブリエル・キッド 〇
8分34秒  ダブルアームスープレックス→片エビ固め

■試合後バックステージコメント

キッド「昨日は言わなかったけど、今日も勝ったんで俺の希望を言わせてもらう。これはずっと考えてきたことだ。去年の12月、俺とツジは同じ思いを抱いてた。それは俺たちヤングライオンによるシングルマッチで、トーキョードームのオープニングマッチを飾りたいといういうこと。俺たちの闘いを認めさせて、それを実現したいと熱望していた。闘いはもちろん、リング内外でそれをアピールしてきた。だけど、それは実現しなかった。それから5ヶ月、ヨコハマスタジアムとトーキョードームでのビッグショーが発表された。この5月にね。そこでだ、ニュージャパンのスガバヤシサン(菅林直樹会長)、オーバリサン(大張高己社長)にお願いしたい。俺たちにチャンスをいただきたい。このパンデミックにも負けずに頑張ってきた俺たちに。選択肢はいろいろあるだろう。どれをチョイスするかまだ考えてるのなら、俺たちを選んでほしい。誰を起用しようと考えてるのかわからないけど、その舞台に俺たちを選んでほしい。それもシングルマッチで。ヨコハマスタジアムでもいいし、トーヨードームでもいい。次のカードのうちのどれかを選んでほしい。ゲイブリエル・キッドvsヨータ・ツジ、ゲイブリエル・キッドvsユーヤ・ウエムラ、ユーヤ・ウエムラvsヨータ・ツジ……。期待は裏切らない。それを約束してくれるなら、これからもさらに一生懸命闘っていく。だからお願いします。アリガトゴザイマシタ」
  
※上村はノーコメント

 

▼第2試合 20分1本勝負
タイガーマスク ×
SHO
YOH 
vs
鈴木 みのる
金丸 義信
エル・デスペラード 〇
9分26秒  ピンチェ・ロコ→体固め

■試合後バックステージコメント

デスペラード「(※首にIWGPジュニアヘビー級ベルトを引っ掛けて引き揚げてきながら)痛~い~……痛~い~……。久々に食らったタイガードライバー、非常に痛い……。いやあ、もうやりたくねぇなあ……」

金丸「久しぶりにやったら、元気なのかなんだか、よくわかんないな」

デスペラード「昨日、なんかすげぇシケたコメント出してて、『ああ終わったな』と思ったら、リング上がったら普通にチャキチャキ動いてんじゃねぇか。なんんなんだ、あのヤロー……。なんなんだ、あのシケたコメントよ。モチベーション下がるから、やめてくんない!? やれるんだったらちゃんと最初っからさ、最後までキッチリやってくんねぇと。できるんだってところ、見せてくんないかな。それこそ(ROPPONGI)3Kの2人が、最後、なんにも目立ってねぇじゃねぇか。お前らのための試合じゃねぇのか?」

金丸「話すことねぇよ、もう。(4.28)鹿児島までせいぜいベルト持っとけ。それだけだ」

デスペラード「鹿児島まであと何試合あんの?」

――高松と広島の2試合です。

金丸「じゃあ、あいつら、ベルト持って(リングから)帰るの、あと2試合だ」

デスペラード「いやいやいや、(※ベルトを落としてしまって)あいつら、田口と(組んでの試合を)やったときよりダメージあるぞ……ああ、痛ってぇ(※と言って引き揚げかけるが、『ああ、忘れてた』と言って戻り)YOHに負ける気ねぇから、いまだ、いま……。前にTwitterで言ったけど、Twitterなんてクソの掃きだめだろ? そんなの、コメント拾ってどうのなんてのは考えてねぇんだ。公式でちゃんと言うよ。そうそうそう、(ベルトの)ネームプレート。あのー、みっともねぇだろ(※IWGPジュニアヘビー級ベルトの細かい部分を示しながら)、これ? ネジ山潰れてんのあるし、(プレートが取れてしまって)誰だかわかんねぇしよ。で……なんでBUSHIだけ(刻印が)デカイの? いやがらせ、これ? なんかBUSHIが逆にかわいそうだ。というわけで提案です。古いもんから順に外してってよ、ちゃんと管理してくれよ。そして新しいモン、それこそ順番どおり、名前が抜けてるヤツとか、綴りが間違ってるヤツとか、全部直して、ちゃんと管理しろ。で、古い順に外してって、新しい歴代の、それこそヒロムがいて……(※ベルトのネームプレートに目をやりながら)KUSHIDAはいるな……誰だ? 誰だった?」

――石森選手……。

デスペラード「あ、そうそうそうそう。とか、名前入れてやれよ。そうじゃなかったら、それこそ昔すごかった人たちの、ただの遺産、亡き骸になっちゃう。新しい者の名前、順々に入れとけよ。それが伝統ってもんだろ」

――現チャンピオンの名前は正面に入れて……。

デスペラード「ヒロムはそう言ってたな。俺そういう趣味ないからいい……」
 
※鈴木はノーコメント
 
タイガー「今日は初代タイガーマスクが誕生した日だよね。タイガーマスク、今日で40年になるのかな? 確か、40年だよね。そういう日に、こういう結果を出してしまう……ものすごく、タイガーマスクとして申し訳ないですよね。しかし、歴史は繰り返す。また俺は、タイトルに挑戦したい。まだ(挑戦)したい。まだまだ(挑戦)したい。だからこそ、この40年という重い歴史を、俺はこれからも背負っていきます」

――4代目タイガーマスクこそが、初代である佐山聡さんの薫陶を最も受けたタイガーですからね。

タイガー「そうですね。いま、佐山先生がこういう状況で、体の調子が良くない。でも、だいぶ良くなってきたみたいでね。早くタッグを組んで試合をしたいですね。僕の夢はそこにあります。佐山先生ともう1度タッグを組む。試合もしたい。そうです……」
 
YOH「試合が、続けば続くほど、長くなれば長くなるほど、耐える時間だったり、苦しい時間だったり、それは必ずやってくるから。それをチームとして、どう持ちこたえて、どう耐えてもっていけるか。ヒザ、毎回攻められてるけど、SHOくんだって、(※股間と頭を指して)ここにも、ここにもきてるけど、大丈夫。俺たちにはさ、超回復があるから」

SHO「そう、YOHさんが言ってくれたこと、もちろんあるよ。俺たちはこの(IWGP Jr.タッグ)ベルト、渡すわけにはいかないんだよ。特にあいつら、金丸、デスペラード、あいつら相手にこのベルト、俺たち、渡すわけにはいかないんだよ。(4.28)鹿児島、鹿児島まで、明日(の)高松、そして広島……前哨戦もすべて、全力で全力で全力で俺たちは闘って、必ず、必ず、俺たち、俺とYOHさん、必ず、このベルトを守り抜いてみせる」

 

▼第3試合 20分1本勝負
DOUKI
ザック・セイバーJr.
タイチ 〇
vs
邪道 ×
タンガ・ロア
タマ・トンガ
9分39秒  聖帝十字陵

■試合後バックステージコメント

タイチ「オイ、持ってこい。持ってこい。工事現場からでもなんでも、持ってこい。持ってこい早く。どっからでも。やってやるよ、いつでも。明日にでもお前を(ラダーの)一番上に上がらせて、一番上から一番下に落っことしてやるからよ。早くやらせろよ。無駄だ、長い。無駄だ。こんなシリーズ」

ザック「こんなにも必要ない」

タイチ「ウカウカしてると、試合出れなくなるぞ、お前。このままだったら。動いてんだ、世の中はよ。さっさとやろうぜ。必ず俺らがよ、勝つのは目に見えてんだ。そのあと、(IWGP)タッグも必ず俺らが。何回言わせんだ。もう言うことなくなってるよ、毎日いっしょで」

DOUKI「毎日同じカードだろ、コノヤロー」

ザック「この会社はワケのわからないプッシュばっかりだ。俺たちは半年もベルトを持ってたのに。たった半月でこれだ。俺たちには、あのタッグタイトルが必要なんだ。そのためになんであの試合(挑戦資格争奪戦)をしなきゃならないんだ? しかも、その前に何週間も意味のない試合をさせられて。なにがSILBER BACKだ? そんなことするから、あいつはどんどん痩せ細っていってるじゃないか。あいつらにとっても有利に働いてないぞ。あれでヘビー級だって? まあ、それはそれでいいけどな」

タイチ「(前哨戦なんて)必要ない、必要ない。人数1人減れば、(DOUKIは試合を)やらなくて済むんだ。だから減らすんだよ」

DOUKI「ああ、そうだ。邪道、オイ、お前そろそろ元気なくなってきたな、毎日毎日」

タイチ「やっちまっていいんじゃねぇか」

DOUKI「いいんだな? いいんだね、やっちまって?」

タイチ「やっちまっていいんだ。やっちまえ」

DOUKI「いいんだな、やっちまって?」

タイチ「知らねえぞ」

DOUKI「やっちまうぞ。オイ、いいのか?」

タイチ「やっちまうぞ」 
 
※タマ&タンガ&邪道はノーコメント

 

▼第4試合 30分1本勝負
マスター・ワト
田口 隆祐
天山 広吉
矢野 通 〇
棚橋 弘至
vs
ディック東郷 ×
外道
石森 太二
高橋 裕二郎
“キング・オブ・ダークネス”EVIL
12分51秒  横入り式エビ固め

■試合後バックステージコメント

矢野「(※頭巾をかぶせたKOPWトロフィーを手に引き揚げてきて)チキショー、こんな姿(真っ黒)に! こんな姿にしやがって! よし、戻すぞ! 戻れ! 戻れ! 戻れ! (※頭巾を取り除いて)ああ! 戻らないじゃないか!」
 
天山「(※ワトと2人、矢野との入れ替わりでコメントスペースに入ってきて)OK、ワト。ありがとな」

ワト「ありがとうございました(※と言って天山と握手を交わす)」

天山「大丈夫か? ちょっとやられたけどな」

ワト「ちょっとヒザ、攻められましたけど。ま、なんとか……」

天山「まあ若いし。まだまだなんとかなるよ。昨日のね、大阪から。昨日ちょっとコメントできなかったけども、こっから(シリーズ)後半、俺もワトも出ることになってるから。そしたら、矢野通と棚橋弘至と組むことになってね。なんか、どうなってんのかなって思ったけど、でもしっかり、黒頭巾か暗闇かわかんないけど、俺らがサポートしていこうと思ってる。もちろんワトも、ホント若々しいね、試合でね。今日もそうやけど、思いっきりがもうぜんぜん、なんていうかね、もう素晴らしいよ」

ワト「久しぶりの試合だったから、試しながらいろいろやって」

天山「まだ10分の1もいってへんよな」

ワト「まだまだまだまだ。このシリーズ、新しいこと見つけて、いろいろ試していきたいなと」

天山「頑張ってくれよ。こっちも刺激になるしな。ワト、ガンガンいこう」

ワト「ありがとうございました」

天山「OK」
 
棚橋「(※左肩にベルトを掛け、天山&ワトと入れ替わりでやって来て)気づいてしまったんです。前哨戦、ジェイはいないけど、まあ挑発の意味を込めて、ブレイドランナー(ブレードランナー)の体勢に入った。ブレイド……ブレイドランナー……スリングブレイド……スリングブレイドランナー……。ブレイドランナーの体勢から、変形のスリングブレイドに持ち込むことができたら、これはもう名前が先行してますけど、ブレイドブレイド……。仮面ライダーブレイドのエンディングの曲じゃないですよ。♪ブレイド、ブレイド、ブレイド……じゃなくって。ということは、ブレイドランナーと、スリングブレイドは、技術体系っていうかね、技の派生というか、そういうところが突き詰めてわかってくると、返し方っていうのも……。僕、好きな言葉だけどね、“己を知り、相手を知れば、百戦危うからず”。直接闘うよりも、いろいろ見えてきたことがありました」
 
※田口はノーコメント
  
※EVIL&裕二郎&石森&外道&東郷はノーコメント

■次ページ(メインのロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンvsUNITED EMPIRE)に続く

<写真提供:新日本プロレス>

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