【プロレスラー選手名鑑】今成夢人 / YUMEHITO IMANARI(ガンバレ☆プロレス)

【プロレスラー選手名鑑】

◆選手名:今成夢人 YUMEHITO IMANARI

※収録日:2021/3月

◆所属:ガンバレ☆プロレス(https://www.ddtpro.com/ganpro

▼プロフィール▼

DDTプロレスの映像班として活動していたが、夢をあきらめきれずガンバレ☆プロレスでレスラー活動を本格始動。好みのぽっちゃりした女性レスラーとの対戦をつねに熱望しており、自ら「公私混同」の旗を掲げている。草彅剛にリングでフォール負けされた男であり、映画『プロレスキャノンボール2014』『俺たち文化系プロレスDDT』の助監督。2019年4月より自身の願望を投影した興行『ぽっちゃり女子プロレス』のプロデュースを行っている。

■生年月日:1985年9月22日
■身長:168cm
■体重:85kg

■血液型:O型
■出身地:東京都多摩市
■デビュー:2008年11月11日、東京・新木場1stRING
■得意技:タイガードライバー / ルー・テーズ・プレス / ジョーブレイカー・ラリアット
■主要タイトル:NWAインターコンチネンタルタッグ(パートナーは大谷晋二郎))
         風林火山優勝(2020年・パートナーは大谷晋二郎)
         キング・オブ・ダーク
         ガンバレ☆クライマックス優勝(2018年)
        GWC認定6人タッグ

■入場曲:POISON~言いたい事も言えないこんな世の中は~

■愛称:不屈の夢追い人・今成監督・ドリームボーイ・公私混同

■特徴:多摩美術大学の卒業制作に「ガクセイプロレスラー」を撮影した映像作家。学生レスラーとしてのリングネームは「金的桜ヶ丘」愛知県のTV局に所属していたがマッスル坂井に誘われDDTの映像班にジョイン。DDTプロレスリングの各種映像制作や試合前の煽りVTRの作製にも携わる。2013年に大家健が新団体ガンバレ☆プロレスを立ち上げると、代表の大家健を支える名参謀として、時には大家健を𠮟咤激励し、大家健が第一線から離れた際にはエースとしてガンバレ☆クライマックスを優勝するなど躍動。新しい地図の草彅剛が「ユーチューバー草ナギ」としてガンプロのリングになだれ込んだ際には大家健と共に対戦相手として対峙した。

その熱いファイトに目をつけた大谷晋二郎とは戦いを通じて意気投合。HOTJAPANを結成しタッグでも風林火山優勝、NWAインターコンチネンタルタッグを獲得する等、ZERO-1を中心に熱い戦いを広げていく。自身の趣向である「ぽっちゃり女子好き」を公言し、公私混同でぽっちゃり女子との戦いを続ける中で、ついには「ぽっちゃり女子プロレス」を旗揚げ。乗り気でなかったまなせゆうなを力技で説得し、ついにはぽちゃじのエースとして、まなせもガンプロに参画するまでに至った。高木大社長による丸投げで始めた映像班主催興業「ベータマニア」もファンの間では伝説の大会として語り継がれているとか…映像ディレクターとしてオファーも受けるので今成作品に興味がある方は是非ともオファーを。年々肥大化する大胸筋・上腕二頭筋の大きさと共にその監督作品・プロデュース大会からも目が離せない。

■主な今成夢人監督作品(一部はWRESTLE UNIVERSEで視聴可能)

・ガクセイプロレスラー

『シン・アクアマン』

映画「劇場版プロレスキャノンボール 2014」※助監督として

・映画「俺たち文化系プロレスDDT」※助監督として

のの子卒業ドキュメンタリー『ボインメーカー』

大家健のプロレス大賞シリーズ

ハダカの〇〇シリーズ

拳王のクソヤローども、オレについて来い!!番外編

■主な今成夢人プロデュース大会

ぽっちゃり女子プロレス旗揚げ戦『レッスル&ぽちゃティブ』

ぽっちゃり女子プロレス「P2 トレインスポチャッティング」

今成夢人単独興行『全身今成』

 

▼経歴▼

高校時代はアマチュアレスリング部に在籍。
大学受験に際し見学に訪れた武蔵野美術大学で、アントーニオ本多vs長州ミキティによって行われていた学生プロレスの試合を観戦し衝撃を受ける。多摩美術大学の在学時にHWWA(一橋大学世界プロレスリング同盟)で学生プロレスラーとして活動。

■2007年

8月10日、DDT闘うビアガーデン興行に参戦。「時限爆破怪談新沼袋デスマッチ」でマッスル坂井と対戦

■2008年

5月6日、後楽園ホールで行われたマッスル・ハウス6で当時マッスルやDDT本隊に上がっていたアントーニオ本多と特殊ルールで対戦し勝利

11月11日の第1回のBOYS興業に本名で参戦しKUDOと対戦

■2009年

卒業制作として短編ドキュメンタリー映画『ガクセイプロレスラー』を撮影。帝京大学等を母体とする学プロ団体「SWSガクセイプロレス」で学生プロレスに情熱を燃やす若者の姿を、独特のユーモアと感性で描写し、国内外の映画祭で上映される等、高い評価を得た。

■2013年

2月24日、ユニオンプロレスを追放させられた大家健が新団体としてガンバレ☆プロレスを立ち上げる。その記者会見をDDT映像版として撮影していた所、旗揚げに異議を唱える浪口修が強襲。成り行きで今成も襲撃されてしまい、浪口に対して何も反撃できず泣いていた所を大家に奮起を促され、プレ旗揚げ戦に今成夢人として参戦することが決定した。

3月6日、プレ旗揚げ戦では浪口に返り討ちにされ、その後迎えた新木場1stリングでの旗揚げ戦でも完敗を喫するが、これを切掛に大家とガンバレ☆プロレスを切り盛りしていく事となる。

10月の新木場1stリングで行われた5対5イリミネーションマッチでは、互いに最後の1人となった浪口と一騎討ちになり、オーバー・ザ・トップロープルールにより念願の勝利を上げた。

■2014年

1月11日、大家がぶち上げたユニオンプロレスへの対抗戦に出陣。戦いのない今のユニオンプロレスに「天誅」を下すと称して、スーツを着込んだ上に白鉢巻を巻いたスタイルでアジテートを行い、5月18日のゴールデンユニオンで大家が石川修司に敗戦するまでの間、抗争を繰り広げていった。

6月1日、力道山三世としてのネームバリューとその実力のギャップから業界内外の注目を集めていた力とタッグで対戦。試合後に大家の提案により、パワー・オブ・ドリームスとしてタッグを組む事になった。このタッグでは10月のDDT大森ウータンフェスタ大会では、飯伏幸太&佐々木大輔のゴールデン☆ストームライダースと戦い、翌年の新宿FACE大会では、石井慧介&入江茂弘によるチーム・ドリフと闘う等、想像以上の展開を見せた。

11月、DDTを退団していた安部行洋がガンプロへの参戦を直訴。安部がいなくなった4年間であの頃とは違うステージに進んでいる自分が、安部のプロレスへの未練を断ち切るといい、西調布アリーナにて対戦。

■2015年

12月、ガンプロで行動を共にする大家健が「いつでもどこでも挑戦権」を獲得し、6月にKO-D無差別級王座を奪取する姿に刺激を受けて、総合格闘技 THE OUTSIDERに参戦する。ガンプロに参戦する勝村周一朗の下で総合格闘技の練習に取り組み出場を果たした。結果は判定により、山口勇に敗戦。

ガンバレ☆プロレス女子部(ガン女)に参戦する神田愛実を、「URRC(アルティメット・リバース・ライザップ・チャンピオンシップ)」として無理矢理プロデュース。徐々に己の趣向を前面に押し出しはじめ、いわゆる「デブ専」である事がファンに周知されはじめる。

DDT Dramatic Award 2015 ベスト煽りV部門で作成した
2015年8月23日 DDT両国国技館大会 HARASHIMAvs棚橋弘至の試合前VTRが表彰を受ける。

■2016年

1月、藤田ミノル率いるトモダチ軍(仮)による侵攻開始。トモダチ軍(仮)プロデュース興行で行われたハンディキャップハードコア“飴とムチ”マッチで、トモダチ軍に寝返ったバンビを相手にした事で、公認凶器「飴」を使った戦いを繰り広げる。

2月には公認凶器持込ルールによるスイーツ・イン・ア・セル3WAYマッチ~イマナリーとチョコレート工場~を王子大会で実施。好みのぽっちゃりした女性にシバかれたいという今成の「公私混同」が実現され、神田愛実→竹刀、バンビ→鞭、今成→お菓子という公認持込凶器が持ち込まれた。試合では、粉々になったお菓子が散乱するリング上で、責められて恍惚の表情を浮かべる今成が更にお菓子をまき散らすという、ある意味凄惨な光景が繰り広げられた。

3月、シングルで対戦予定であったバンビが体調不良により欠場が決定。やる気をなくした今成は大会への出場辞退を仄めかすが、大家が代替選手としてスターダムに参戦していたバイパーを連れてくると、態度は一変。3月29日蕨大会にて、スペシャルマッチとして試合が行われた。

10月2日、ガンプロ初の後楽園ホールで、大家、三富政行、翔太とともにガンプロ軍を結成。メインイベントにてインディーの開祖・大仁田厚を加えた使い捨て軍をノーロープ有刺鉄線マッチで迎え撃った。

■2017年

4月30日、大阪で行われたガンプロ「東京2017」大会にて、ノータンパク1万5千キロカロリー摂取爆破ダブルスイーツデスマッチでバンビとシングルマッチ。この日の為に開発したデブペナルティー(リバースDDT)を繰り出すもリング上はまたもお菓子まみれに。

9月30日、大阪で行われたガンプロ「Don’t you see! 2017」大会にて、ノータンパク1万5000キロカロリー摂取爆破ダブルスイーツタッグデスマッチで、パイレーツ・オブ・カリビアンのジャックスパロウ風に扮しガイジン風夏すみれとタッグを結成。翔太&HARUKAZE組と対戦するもやはりリング上はお菓子まみれに。

■2018年

2月28日、東京女子プロレスにて活躍したぽっちゃり女子レスラー、ののこが卒業を発表。デビューから卒業までを追いかけ続けたオリジナルドキュメント「のの子卒業ドキュメンタリー『ボインメーカー』」をDDT UNIVERSEにて配信した。

3月21日、ガンプロ「a walk in the park 2018」にて、気合いの入らない代表の大家健に腹を立ててメイン後に追放。今成革命をぶち上げガンプロのエースとしての自覚をもって突き進み始める。

4月23日、高木三四郎社長より無茶ぶりをされる形で映像班による興業「ベータマニア」を開催。〇タルギアソリッドの様な世界観で須山大佐との無線信号を駆使しながら、ユニバーサル・シリアル・バス選手権試合にて ディープ・スロートwithゲノム兵A&ゲノム兵Bと対戦した。

5月19日、ガンプロ「I HAVE NEVER SEEN 2018」にて、メインイベントで勝村周一朗とシングル決戦。試合には敗れるも気持ちのこもったマイクで叫び、ガンプロのカリスマを引き継ぎ大会を締める。

7月14日、ガンプロ「太陽のseason 2018」にて、メインイベントで団体代表の大家健と一騎打ち。試合中に突然乱入してきたサバイバル飛田&真・木人ケンにより試合はノーコンテストとなるも、緊急特別試合として大家健&今成夢人でこれを迎え撃つ。

8月12日、ガンプロ「ガンバレ☆クライマックス2018 FINAL ROUND」にて、トーナメント決勝戦を冨永真一郎と戦い勝利。ガンバレ☆クライマックスを優勝する。優勝後のマイクで後の「ガンプロの若大将」となる岩崎孝樹をガンプロに迎え入れる。

9月29日、ガンプロ「CAN YOU CELEBRATE? 2018」にて、石井慧介の持つインディペンデントワールド世界ジュニアヘビー級王座に挑戦。奮闘するも敗れる。石井は「挑戦者にふわさしかった。お互い強くなってまたやりましょう」と語る。

12月16日、ガンプロ「BAD COMMUNICATION 2018」にて、メインイベントのノーロープ有刺鉄線デスマッチで藤田ミノルと対戦した大家健とメイン後にマイクを持って向かい合う。大家代表に「オメェ絶対死ぬな。生きろ!」とハッパをかけ「弱いところを見せるとかじゃないんだ。俺たち強くなっていいですか?」と観客に向けて涙ながらに語る。

■2019年

2月21日、ガンプロ「Don’t Stop Me Now 2019」にて、プロレスの教科書にあるか? 今成夢人のBelieve S-Roadで大谷晋二郎とシングルマッチ。試合後、大谷が「心にしみるプロレスをありがとうございました。プロレスの教科書はある!強くても弱くてもいい。格好良くても格好悪くてもいい。プロレスラーは試合で自分自身の生きざまを見せるんだ。それが本当のプロレスラーだ」と訓示を受ける。

3月9日、「教祖誕生」にて大家健<ガンバレ☆プロレス代表>&TAMURA<プロレスリングHEAT-UP代表> vs 勝村周一朗<リバーサルジム横浜グランドスラム代表>&今成夢人<ぽっちゃり女子プロレス代表>に出場。

4月14日、ぽっちゃり女子プロレス旗揚げ戦『レッスル&ぽちゃティブ』を開催。オープニングでは鈴木ゆうなのチアダンス姿を披露させ、メインイベントでまなせゆうなとシングル対決。ぽっちゃりへのヒザ蹴りで勝利し「30歳を過ぎてから自分の可能性に気づいた」と言葉があふれる。敗北したまなせに「今の自分を愛しているのか?」と投げかけ勇気づける。最後はアナと雪の女王の「Let it Go」をまなせが「ありのままで~」と歌い、ぽちゃじょメンバーが桜吹雪を舞わせ大団円。

7月17日、大家健、今成夢人、ミス・モンゴル組でGWC認定6人タッグ王座決定戦に出場。ガッツ石島、マスクドミステリー、翔太組を破り第20代王者組となる。

8月20日、ぽっちゃり女子プロレス「P2 トレインスポチャッティング」を開催。オープニングでVRを使いまなせのグラビアアイドル時代の映像を鑑賞する今成。メインイベントでぽっちゃりな竹下幸之介の母・恵子さんをかけて、竹下幸之介と一騎打ち。最後には映像で今成の最愛の母を20歳の時に亡くしたことを告白。竹下も涙を流しながらのジャーマンで今成は敗れるも最後に勇気づけにマイクを握ったのはまなせ。「ぽちゃじょがなかったら私はリングにいなかったかもしれない」と語り、最後は新世紀エヴァンゲリオンの「魂のルフラン」を今成が熱唱。ボディスーツに身を包んだまなせやぽちゃじょメンバーが羽吹雪を舞わせ大団円。

12月22日、大家健、今成夢人、ミス・モンゴル組でGWC認定6人タッグ選手権に出場。新井健一郎、マスクドミステリー、翔太組を破り、第22代王者組となる。

■2020年

2月2日、今成夢人単独興行『全身今成』を開催。独特すぎる世界観が物議を呼ぶ。

2月24日、ガンプロ「スタープラチナ2020」メインイベントにてインディペンデントワールド世界ジュニアヘビー級選手権試合に出場、 石井慧介に敗れるも「あなたがガンプロに来てくれてからもっとプロレスが好きになりました」と握手。

3月26日、まっする2の第二部・必殺技男子にて主役「ドリームボーイ今成」として出演。コロナ禍によるプロレス有人大会が開催の危機となる中「プロレスがしたいです」と涙ながらに訴え、感動を呼ぶ。

7月5日、プロレスリングZERO1の天下一Jr.トーナメント一回戦の延長戦にてサムソンクラッチで大谷晋二郎に勝利。

8月2日、プロレスリングZERO1の後楽園大会で8人タッグで初めて一緒に戦った大谷が試合後に今成にタッグ結成をアピール。HOT JAPANが結成された。

12月25日、プロレスリングZERO1のNWAインターコンチネンタルタッグ王座決定戦に出場。大谷晋二郎&今成夢人(HOT JAPAN)組で今成がヤス久保田に勝利し第44代王者組となる。

■2021年

2月5日、崖のふち女子プロレスとぽっちゃり女子プロレスの団体存亡をかけた対抗戦を行い、まなせゆうな&今成夢人組が松本都&クリス・ブルックス組に勝利。ぽっちゃり女子プロレスが勝利し、崖のふち女子プロレスが解散の危機を迎えるも高木大社長の進言により解散をまぬがれる。

【プロレスTODAY増刊号】ガンバレ☆プロレス 今成夢人とまなせゆうながミックスト・タッグトーナメントを制覇して狙うはタイトル設立!

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