【新日本】メインを締めた石森が2冠奪取宣言!内藤&SANADAがタッグ王座挑戦に向けてパンフレットにサインを要求!?<6.16後楽園・全試合結果>

新日本プロレスは6月16日(水)、後楽園ホールで『KIZUNA ROAD 2021』第3戦を開催した。

メインではイリミネーションマッチが行われ、CHAOS(後藤洋央紀&石井智宏&YOSHI-HASHI&YOH&SHO) vs BULLET CLUB(EVIL&高橋裕二郎&ディック東郷&石森太二&エル・ファンタズモ)が対戦。

試合はSHOと石森が残り一騎打ちに突入。

最後は石森がブラディークロスでSHOを仕留めた。

試合後、勝利した石森はマイクを手に取り「デスペ!チャンピオンさま、俺は二本、ベルトいただくぜ。覚悟しとけよ。It’s Reborn!!」と言い放った。

セミではIWGPタッグ王座へ挑戦アピールしている内藤&SANADAが王座挑戦に向け、タイチ&ザックに対しパンフレットへのサインを要求。

映画『ゴジラvsコング』Presents KIZUNA ROAD 2021
日時:2021年6月16日(水) 17:30開場 18:30開始
会場:東京・後楽園ホール
観衆:319人

<試合結果>

▼第1試合 20分1本勝負
棚橋 弘至 〇
vs
上村 優也 ×
13分17秒  テキサスクローバーホールド

■試合後バックステージコメント

棚橋「(※インタビュースペースに着くと壁を背に床に体操座りになって、息を整えて)俺は信じてるよ。俺は信じてる。辻、上村、彼らの力を。今の悔しい気持ちを、いっぱい、いーーーっぱい溜めておくように。その思いが、彼らの思いが、燃え続ける限り、プロレスの灯は消えないから。

昨日今日と戦ってみて、俺自身、思い出す部分もあったし。海外遠征にいけない中、じゃあどういう形で一人前になっていくんだ? わかるよ。悔しい、歯がゆい、けど大丈夫だ。辻、上村、俺はな、海外遠征に行かずにエースになった男を知ってるから」

上村「(※腰を押さえながらインタビュースペースに着くと、しばらくヒザに手をついて正面を見据え)プロレスラーになって、まさかこんなに早く、トップの選手たちと、そして棚橋弘至と戦えると、思ってなかったです。

でも、僕は別に棚橋弘至になりたいわけでも、もちろん棚橋弘至になれるわけでもないですし、僕はもっとその上を見てるんで。次、棚橋弘至に試合で勝って、その次は、棚橋弘至の存在を必ず超えます。ありがとうございました!」

 

▼第2試合 20分1本勝負
オカダ・カズチカ 〇
vs
辻 陽太 ×
8分53秒  トケ・エスパルダス

■試合後バックステージコメント

オカダ「まあ、なにか(質問が)あれば。別に僕からは何か言うってこともないんで。大丈夫ですか!?(※とマスコミに確認)」

――レインメーカーの体勢に1度入ってやめたのは?

オカダ「まあ、ね? 僕がレインメーカーを出すと思って、そう思ってたのかもしれないけど、これがまたプロレスの格式だから。闘い方だから。まあ、向こうはね、逆に俺の技を食らうぞって構えてた部分もあると思うけども、みんながみんな真っ向勝負から闘ってくれるわけじゃないから。まあでも、いい運動にはなりましたよ。うん。たまたま辻のインタビューも見させてもらったけど、(自分は)いまの辻ぐらいのときにはもうトップにいたし、棚橋弘至にだって勝ってたし。もうちょっといろいろと早くしないと、あっという間に俺のプロレス人生も終わってしまいますよ」

辻「(※コメントスペースへ座り込み)ああ、クソッ…! 最後のドロップキックで、一瞬意識が飛んじまった…。俺はまだキャリア3年だが、3年間で受けたドロップキックの中で、1番強烈だった。もう、ヤングライオンとして自分を見るのはやめにしたんだ。

俺のことを応援して下さるファンの皆さんもそう思ってるし、俺はヤングライオンじゃなくて、新日本プロレスの1人の戦士として、皆さんに見てもらいたい。“ヤングライオンとしてレベルが高い”“できのいいヤングライオン”、そんなのはいらない。棚橋さん、タイチさん、オカダさん、そういう人たちと比べていまの俺はどうなのか!? そういう目で見てほしい」

 

 

▼第3試合 30分1本勝負
本間 朋晃 ×
真壁 刀義 
飯伏 幸太
vs
永田 裕志
小島 聡 〇
天山 広吉
11分56秒  ラリアット→片エビ固め

■試合後バックステージコメント

真壁「チクショー! 帰ってきた当日に白星取れりゃ最高だったけどなぁ。まぁそんな甘くねぇか。まぁでも、こけしも今日はやられたけど調子よさそうだし、飯伏もいて、これでこそ新日本に帰ってきた意味があるだろ。何か聞きてぇことある? あるだろ? あるよな? 何だ、言ってみろよ」

──ヤングライオンの2人がシングルマッチをしてましたけど、それを見ていかがでしたか?

真壁「まだまだよ、言ったら。オカダも棚橋も手のひらで転がしてるようなもんだろ。上村が言ってんだろ、辻が言ってんだろ、『まだまだだ』って。そりゃ俺から見ればよ。この俺様が、どんだけ苦ぇ汁すすってきたと思うんだよ。アレじゃあまだだ。ただ、アイツらに光明が差してるとすれば、アイツらのがむしゃらさ、それは果てしなくいいよ。果てしなくいいから、その後に何か続くよな、必ず。この長らくのコロナの中で、どういう期限で映画撮影してたか知らねぇけど、ストップされて、足を止められたけど、俺の中ではいろいろ考えるところもあったし、プロレスってやっぱすげぇな、最高だなって考えることもあったし、今となりゃ、改めて自分の足下、照らされた感じだよな。だーからプロレスラーは最高なんだよ。今日の試合だって最高だったろ? おぉ。そういうことだよ。『第三世代は終わってる』だぁ? 終わってたら俺たち勝ってるだろうよ。えぇ? 飯伏がいるのにだよ。そうは問屋がおろさねぇんだよ。楽なもんじゃねぇんだよ。だから俺たちは日々練習してんだろ? アイツらをぶちのめすために。俺が帰ってきたから、これからまた面白くなってきた。言いてぇことはそれだけだ!」

本間「(※顔面を冷やしながら)何で俺は、いっつもこうなんだよ。今日は、今日という日を、どんだけ待ってたか。真壁と本間、G・B・H、まだまだやることがたくさんあんだよ! こんなとこで、つまずいてる場合じゃねぇんだよ! でもよぉ、俺は諦めねぇから」

飯伏「(※上を指差して)今、今、聞きましたよね。決まりました。7月25日、東京ドーム、メインイベント。IWGP世界ヘビー級タイトルマッチ。4代目は、俺ですよ」

永田「まぁ飯伏とやれてよかったなぁと。アメリカ帰りの永田裕志、もうちょっと明るくすごい状態で、皆さんの歓迎を受けたかったけど、日本はまだちょっと暗いかなと。世の中の風評もマイナスなことばっかりだし、アメリカと違って、何か小さくね。今、新日本プロレスもこんな世の中でこそ、もっと明るく素晴らしいものを世の中に提供しなきゃいけないですよ。ファンの人も縮こまってないで、もっと我々を信じてすごいものを見に来てほしいですね。とにかく、アメリカで俺は、とてつもない先を見てね、コロナ禍の先の素晴らしい世の中を見てきたから、日本も負けず劣らず、見てきた我々から、そういうものを与えられるような試合をしていきたいなと思いましたね。飯伏は次、挑戦するらしいですね。IWGP世界ヘビー級。いいんじゃないですか。その次期チャレンジャーと序盤戦えて、ちょっと見ない間にすごい成長してるなと思ったしね。飯伏が取ったらベルトに挑戦したいなと、ちょっと思っちゃいましたね。カモン、飯伏!」

 

天山「いやあ久しぶりに第三世代揃い踏みでね、永田とコジがやーっと帰ってきて、もう何年、1年2年ぐらいいなかったみたいなね、ちょっと寂しかったですよ。でもやっと帰ってきて、久しぶりに今日組んでみて、やっぱり違うよね。やっぱり第三世代、テンコジそして永田、俺ら組んだらやっぱり、何の怖いものもないもん。余裕で試合もできたしね。せやからこのまま、この新日本の戦いの中で、どういう展開になるか分からないけど、この3人っていうのはこれからメチャクチャちょっと押していきたいなって。テンコジ、そして永田と3人で、何か大きいことできんかなって、すごい考えてますよ。まぁコジと永田の意見も聞かないと分かんないですけど、しっかりと3人で話し合って。何かしら目標を見つけないと、俺たちもやってる意味がないし。せっかくアメリカでね、すごいいい経験して帰ってきて、このままスルーするわけにはいかないし、しっかりと何かをとらえていきたいなと思います。ビッグチャンスが来るように、掴みに行きたいと思います」

小島「小島聡、約1ヵ月弱のアメリカ遠征を終えて、帰ってきました。アメリカでずっと生活して、手前味噌だけど、『すげぇ俺、必要とされてるわ』って感じることができた。自信持って、もっともっとプロレスラーとして生きてていいんだなと思ったし、そうするべきだとすげぇ痛感した。何も怖がらず、何もビビらず、正々堂々と生きていこうって、アメリカの大きな場所で、すごいそれを痛感しました。

生活しながら、改めて新日本プロレスっていうものが、世界中ですげぇ、すげぇ価値のあるものだっていうことも痛感したし、その中で小島聡という人間が、まだプロレスラーとして生きていること、それを世界中の人に、特にアメリカの、今回行ったIMPACTのプロレスラーの人たちに知ってもらった。というか、知っていてくれた。俺のことを、ほとんどの人が。それを、これからも自信持って、誇りに思って、プロレスラーとして頑張っていきたいと思います」

➡次ページ(セミ・メイン)へ続く

<写真提供:新日本プロレス>

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