【プロレスTODAY増刊号】ガンプロ・まなせゆうな 9.12 赤井戦に向け「センターでドンは最後!勝ってDDTリングで集会する」
ガンバレ☆プロレスのまなせゆうな選手が、9月12日に福岡・西鉄ホールにて行われる『TENJIN WARS 2021』での赤井沙希戦に向けて鼻息荒めにプロレスTODAY編集部に来社。ポスターに対する不満や赤井沙希への溢れる思いを語った。
▼まなせゆうなインタビュー動画(前編)はコチラから視聴可能▼
ガンバレ☆プロレス所属ガンジョ(ガンバレ☆女子プロレス)のまなせゆうな選手は9.12福岡・西鉄ホールで赤井沙希選手との一騎討ちを迎える。
8月1日のDDT新宿FACE大会にガンバレ☆プロレスの大家健代表と共に、果たし状を持って赤井沙希に挑戦状を叩きつけたまなせゆうな選手。
当日、ガンバレ☆プロレスの昼興行があり、そこで赤井沙希のことが気になって、メインでテンションの上がっている大家健代表に相談したところ「意表をついたら大体のことはどうにかなる!」と謎の大家理論で一緒にDDTに乗り込むことに。
果たし状もハチマキも試合後にボロボロになった大家代表を引きずって作りあげたもの。
まなせ「思い立ったら吉日。今私はやりたいと思ったことをドンドンやっていかないと、今の世の中はやれないことが多かったし、前までだったら思ったけど言わなかったけど、言わないと絶対伝わらないし、私がやりたいと思ったならやるべきだと」
と猪突猛進に大家化しつつあるまなせゆうな選手。それについても意見を問われると
まなせ「私自身、意識して大家さんみたいになりたいと思ったことはないんですけど、凄く大家さんのことを信頼して、相談したりとかもしてて、近くにいると似るんですかね(笑)」と破顔一笑。
「大家さんっぽくなってきてる」とはよく言われるらしく、でも「タンクトップ着てないし」と本人的には思っているそう。
大家さんからの教えは「どんな時にでも声を出せ」
今までの自分なら「他の何かが…周りが…私が…」とできなかったことが、「私、赤井沙希と試合していいだろ」と声に出すことで開き直って行動することができるようになった。
ガンプロの教育は「褒めて伸ばす」ではないが、みんなが一丸となって赤井沙希戦に向かってアドバイスをくれるポジティブな環境。
※ドンドン大家化して声を出し赤井沙希にもつっかかるまなせゆうな。果たしてどこまで火をつけられるか…
まなせ「正直、一人で福岡乗り込みますけど、私は一人のつもりは全然なくて、ガンジョの仲間もそうだし、ガンプロの仲間もトレーニングで一緒に声をかけてくれてるから、私を通して対DDTを体現していく」と対抗心をあらわにしていく。
ガンバレ☆プロレスはDDTグループの一員とはいっても後楽園ホールの数の多さや普段の観客数などDDT本隊との違いも感じる日々。そこはファミリーというよりジェラシーを持つ敵として乗り込む形となる。
※仮想:赤井沙希に対して大家イズムを爆発させて殴り掛からんと怒りのパワーを充満させるまなせゆうな
赤井沙希は「本物かどうか見極めてあげる」と上から目線でまなせ戦への意気込みを語っている。対して
まなせ「私は本物も偽物もないまなせゆうなでしかない。私は対戦相手に対して、誰でも全力で行く。これは東京女子の時もその前もずっとそう。その人を選んで燃える燃えないは決めない。私が試合することが絶対に大事というか…赤井沙希は試合数が多いから、こなしちゃってるんですかね?試合することをこなしちゃっていて、私のことをわかってないのかもしれないけど、それはどの相手に対しても良いことじゃないと思います。」と誰に対しても一戦一戦魂を込めて戦う大事さをぶつけたいと意気込む。
まなせ「毎試合、毎試合、最後の試合だと思って望んでいる。いつどうなるかわからないから。ここ最近もそうですし、自分も考えるようになってから、動き出してこうなっているから、人によって変えることはしない。先輩・後輩なんでも(笑) そこは考え方の違いかもしれないですけど」と語る。
また今回のポスターについても一言いいたい様子のまなせゆうな。
まなせ「なんだよ、このポーズ!DDTは赤井沙希を福岡でどうにかしようと思ってるんだよ、絶対!絶対に思い通りにはさせねーからな!この光ってるところとか、いらねーじゃん、私はどこだよ?」と怒り心頭。
しかしプロレスTODAYの山口総監督から「一番大事にされている人を倒せば、ある意味一番おいしい!」と別の切り口からの意見を聞くと
まなせ「そうか、そう考えると悪くないな(笑)」ご満悦のまなせゆうな。
しかし
まなせ「こんなポスターあったら、絶対、赤井沙希ガンバレみたいになるじゃん!」とまた怒りモードに入るので
「赤井沙希目当てで来たお客さんを逆に食っちゃうっていうのはできないですかね?」と再度、山口総監督にたしなめられて、なんとか冷静さを取り戻したまなせ。
まなせ「私は赤井沙希に勝って、集会※をやろうと思ってるんですよ。
※集会=ガンバレ☆プロレスではお馴染みのメインイベント終了後に代表の大家健や今成夢人らがリング撤収をする中、観衆を集めて思いの丈を叫び観衆を鼓舞する集い。
▼参考:大家健代表による2020年末の集会▼
※ガンプロは魂のプロレス集団である。団体草創期から試合後の集会で魂をぶつけ合ってきた歴史がある。
あと赤井沙希っていうのは、こんな男の中で戦って熱いはずなんですよ。その熱さを全然出せてないと思うから、私がガンプロ式で赤井沙希の良さを引き出しつつ、しっかり勝って集会をするというのが、いいかな?」とまなせゆうなの熱いハートで赤井沙希のCoolな立ち居振る舞いをガンプロ式に正していこうとしている。
まなせ「ガンプロっぽい、ウォウ、ウォウしている赤井沙希みたくないですか?」と期待感をもたせる。
そんな、まなせゆうなも数年前のDDTグループに移籍して時には「赤井沙希とSMタッグを組みたい」と語っていたこともあった。新木場でも東京女子に入団の際にも赤井沙希へのラブコールは送ったものの、いずれも無視。
まなせ「私がデビューの時に思ったのは、本当に赤井沙希っていう選手は『ローマンの女神』みたいだなって思ったの。私もその時はこんなにオラオラしてなくて、『私も女神よりじゃん』って思ってたから、2人で組んだら面白いじゃん?ってプロレス的に思っていたのに、無視したーーー!!!(怒)」
果たして完全決着となるのか?まさかのSM砲結成という世界線も描けるのか?注目である。
そして9.12はガンプロ板橋大会も行われる中で、遠く福岡・西鉄ホールにガンジョのエース・まなせゆうなを送り出した大家健代表やガンプロメンバーに対しては
まなせ「私いなくて大丈夫かな?って心配も勿論あるんですけど、でもガンプロのメンバーはみんなとても心強いですし、大家さんがそう言ったからには、何か私に期待してくれてるっていうことなので、そこはしっかりと獲るっていう。でも結構悩むところではありました…」と後ろ髪ひかれる思いがあることもみせた。
まなせゆうなにとってガンプロでの試合はとても重要な物で、何度もあるものでもないし、一回一回が大事な物だからこそ、休むことに対しては逡巡してしまうところなのだが、そんなまなせを大家代表は「バカヤロー」と一喝。「チャンスをつかんで来い」とハッパをかけられたのだった。
赤井沙希には「保護者同伴で来るなんてどうなの?」というニュアンスの言葉も言われたが、
まなせ「むしろ、私の為にこうやって動いてくれる人がいるって凄い幸せなことじゃないですか。赤井沙希のユニットは来てくれないのか?あっ寂しかったんだ…それはゴメンね。うちの大家代表の愛がいっぱいなので」とソウルフルな自身の団体と周囲の人の愛情を誇って見せた。
最後に赤井沙希戦への意気込みをカメラの向こうの赤井沙希にまなせゆうなが吼える。
まなせ「オイ、赤井沙希!オラ、まなせゆうなは逃げないからな!どこにいんだよ?今見てんのか赤井沙希?わかってんのか?私はね、絶対に逃げないからね。福岡であなたが負けて、このポスターは最後です。あなたがセンターでドンするのは最後です。まなせゆうなが次、福岡でやる時も他でやる時もセンターでドンしてDDTのリングの上で集会しちゃうから。それで最後だから。赤井沙希じゃあね、バイバーイ!」
決戦のゴングは9月12日DDT福岡・西鉄ホール大会『TENJIN WARS 2021』で鳴らされる!
TENJIN WARS 2021
【日時】2021年9月12日(日) 14:30開場 15:00開始
【会場】福岡・西鉄ホール
■対戦カード
KO-Dタッグ選手権試合
<王者組>竹下幸之介&勝俣瞬馬 vs 男色ディーノ&飯野雄貴<挑戦者組>
※第70代王者組2度目の防衛戦。
DDT EXTREME選手権試合
<王者>青木真也 vs 平田一喜<挑戦者>
※第52代王者2度目の防衛戦。
※ルール未定。
スペシャルシングルマッチ~DDTvsガンバレ☆女子プロレス
赤井沙希 vs まなせゆうな
スペシャル6人タッグマッチ~DRAMATIC WARS
ヨシヒコ&メカマミー&ポコたん vs 高木三四郎&大鷲透&アントーニオ本多
8人タッグマッチ
秋山準&岡田佑介&岡谷英樹&アズールドラゴン vs HARASHIMA&吉村直巳&MAO&相島勇人
3WAYマッチ
上野勇希 vs 彰人 vs 納谷幸男
8人タッグマッチ
佐々木大輔&遠藤哲哉&高尾蒼馬&火野裕士 vs クリス・ブルックス&樋口和貞&坂口征夫&高鹿佑也
参考:【DDT】9.12 西鉄ホール「TENJIN WARS 2021」主要マッチ 勝者予想アンケート
▼9.25 ガンプロ後楽園ホール大会を語った動画インタビュー第2弾はこちら▼
【プロレスTODAY増刊号】まなせゆうなが9.25ガンプロ後楽園大会の見所と熱いメンバーの絆語る
<インタビュアー:プロレスTODAY総監督 山口義徳>