【新日本】イリミネーション戦を制した棚橋がKENTAからUSベルト奪還!IWGPジュニアタッグ前哨戦はデスペラード&金丸vs鷲虎タッグが火花を散らす!<10.25後楽園>

▼第4試合 30分1本勝負
本間 朋晃 ×
小島 聡
vs
SANADA 〇
鷹木 信悟
11分33秒  Skull End


 
■試合後バックステージコメント

 

鷹木「(※IWGP世界ヘビー級ベルトを肩にかけながら現れて)昨日はザックに好き放題やられたが、下ばかり見ててもしょうがねぇからな。俺らしくねぇだろう。(※声を張り上げて)鷹木信悟らしさと言えば! 元気ハツラツか? なあ、ザック、俺も超元気だよ! 見てのとおり。

それからザックに俺はひとつ言いてぇんだよ。昨日の試合後、まるで俺がスベってるみたいに言われたけど、『ニホンゴ、ゼンゼン、ワカラナイヨ』!? 嘘つけ、この野郎! 俺は知ってんぞ。お前は日本が長いから本当は日本語が全部わかってんだろ。オイ、そのへんもすべて大阪までに暴いてやるよ」
 
※SANADAはノーコメント
 
 

本間「鷹木とSANADA、強いよ。たしかに強い。でもよ、俺にだって勝機はあったはずだ。ただ勝機が……どこかわかんねえよ。クソッ! 次だよ、次!」

 

小島「2002年に本間と出会ってからもうすぐ20年になる。あいつはずっと、ず~っと俺の近くにいてくれた。ときどき離れたりすることもあったけど、ず~っとあいつは俺のそばにいた。試合でもプライベートでもいっつもあいつは俺の近くにいるよ。これからもきっといると思う。だからこそ、こういうタッグチームは大事にしたい。

テンコジもいいけど、本間と小島、略してホンコジもとても俺にとっては大切なチームだと思っているから。俺たち本当に負けてばっかりだからさ。本間も小島も負けてばっかりだけど、特にいまの選手は強いヤツばっかりだ。ず~っと負けてばっかりじゃねぇか。だけど、俺たちには強いハートがある。それだけだ」
 

▼第5試合 30分1本勝負
マスター・ワト
天山 広吉 ×
タイガーマスク
ロビー・イーグルス
vs
DOUKI
ザック・セイバーJr. 〇
金丸 義信
エル・デスペラード
14分11秒  卍固め


 
■試合後バックステージコメント

 

ザック「あのテンザンのオッサンはなんであんなにやる気になってんだ!? やたらゲンキだったな!? あぁそうか、相手はタッグ王者で次期IWGP世界ヘビー級王者の俺だったからか。あいつは年寄りだし見た目も酷いが頭だけは悪くないようだ。挑戦したくて俺に噛みついてくるんだろ? 喜んで相手になるぞ。さすがに元『G1』覇者で元IWGPヘビー級王者のレジェンドだし、引退前の最後の挑戦をさせてやるよ。テンザンに最後のチャンスをやる。

でも、そのデカ頭じゃ救急車にも収まらないだろうから、病院の代わりに老人ホーム送りにしてやるよ、ダーリン。ボーイズ(デスペラード&金丸)も明日はベルトの防衛戦だし、スズキグンにとっては重要なシリーズだな。そしてデスペと俺はシングル戦も控えてる。『POWER STRUGGLE』でスズキグンにはダブルチャンピオンが2人も誕生だ!

でも、俺たちはまだまだこれからだ。それから、ジャパニーズ・ドラゴン、タカギだけど、今日は俺との前哨戦じゃなくてガッカリしたか!? 俺は最初から前哨戦なんて必要ないけどな。お前はギブアップで俺に負けてるし、お前の手の内はもうすべてわかってる。準備することは何もない。前哨戦をやったって、お前は俺の何も暴けないさ。とうとうこの俺がトップの座に立つときが来たな。

あと、タカギのコメントを読んだけど、違うIWGPのベルトがどうのこうのって文句を言ってたな。オスプレイはアメリカであの“バッタもん”のベルトを振りかざしていろいろやってるし、“カズちゃん”の狙いはなんなんだ!? オカダは記憶喪失にでもなったのか!? 4代目のIWGPヘビー級のベルトを持ってバカみたいに何をやってんだ!? タカギ、あんなバカたちのことは放っておけよ!

もし、ここに来てボブ・サップが2代目のIWGPヘビー級ベルトを持って登場したとしても、相手にするな! お前は俺とのタイトルマッチだけに集中してればいい! 筋肉は隆々だが、脳ミソは空っぽのようだな! “ランペイジ・ドラゴン”!? “D○○K HEAD DRAGON”だろ! あんな偽物のベルトを振り回してるヤツらには構うな。このZSJに全て任せておけ! 『WRESTLE KINGDOM』3連戦も迫ってきたことだ。『POWER STRUGGLE』で俺がIWGP世界ヘビー級王座を戴冠し、この“ソイボーイ・テッカーズ”がベルト問題にキチッとケリをつけてやる。じゃーな!」

 

DOUKI「いや~、久しぶりだな、ここ来るの。ちょうど2ヶ月ぶりぐらいか!? 2ヶ月だよ。スゲェ長かったよ。俺は家でテレビ見てるしかねぇからな(苦笑)。(新日本プロレス)ワールドでも見て、『G1(CLIMAX)』見て、ストレス溜めてたよ。もうすぐあんだろ? 『SUPER Jr.』。でも、『SUPER Jr.』の前に、このシリーズ、おもしれぇじゃねぇか(笑)。俺とザック、2人のタッグの試合、いっぱい入ってんだろ? 俺にとっても楽しみなシリーズだよ」

 

デスペラード「ロビー、元気だなぁ~。あとタイガー、思ったより動けるんじゃないですか、あれ!?」

金丸「おお、意外と動いてたな、オイ」

デスペラード「今日のタッグチームなんだよ、あれ!?」

金丸「バラバラだな、オイ」

デスペラード「いるメンバーが“牛”と“馬”と“鹿”と“虎”と“鷲”!? “1人で2頭”(の)ちょっと欲張りなのがいるじゃないですか!? “アレ”もね、コンディションはアスリート級、脳ミソはもう幼稚園児ですからね」

金丸「うん。わかるわ」

デスペラード「“バカなハサミ”。1番危ない。“アレ”はもうほっときます。で、我々の相手でございますが…」

金丸「意外と動くけど、まあ、あんなモンだろ。まあ、明日ハッキリするよ。タッグチームがどういうものかというのを、しっかり見せてやるからよ」

デスペラード「ねぇ、タイガーもね、1年前!? 2年前!? 腹の大腸に穴が開いて死にかけてんだろ。死にぞこないのタイガーの花道、俺たちが介錯してやっからよ!」

金丸「明日で終わりだな。タイガーは明日で終わり」

デスペラード「虎ハンターのおでましだよ」

金丸「さよならタイガー」 

 

天山「あぁクソ…!(※苦しそうに前かがみになる)」

ワト「(※天山を気づかい)大丈夫ですか…!?」

天山「やられてもうた…。せっかくジュニアの選手と組んで盛り上げようと思って、やったらこのザマや。ワト、スマンな。ワトはもう負けても、やられても気にしないで次いけよ。俺はもうしょうがないから。ワトにはこれからの未来がかかってるんやから。頼むぞ。オッケー」

ワト「いや~、最後、DOUKIが邪魔でさ、入れなかったよ。天山さんを助けにいけなかったよ。クソ! あのDOUKI。次はよ、俺がお前の邪魔をしてやるよ。『SUPER Jr.』で俺がお前から3カウント獲ってやる。そしてもちろん俺が結果を残して、IWGPジュニアヘビー級のベルト、そして…まあそのとき、タイガーさん、ロビー・イーグルスが持ってるかわかんないけど、IWGPジュニアタッグのベルトにも挑戦したいと思ってる。しっかり俺は結果を出すよ。それが俺の次のシリーズ、『BEST OF THE SUPER Jr.』の目標だ」

 

タイガー「トゥモロー。明日(※とイーグルスに確認)。ホントに言うけどね、久々、タイトルマッチがホントに何年ぶりかわかんないけど、久々だからね。昨日、夜、試合終わって帰って、1時ぐらいかな? ベッドに入ったんだけど、興奮してけっきょく朝6時半になっちゃった。一睡もしてないんだよ。ホントに今日一睡もしてない。一睡もしてないけど、俺はこれだけ動けるよ。いいか? 金丸・デスペラード。よく(試合後)コメントで俺のことをいじってくれてるみたいだな!? 俺も読んでないからわかんないけど、(その噂は)よく聞くよ。そんなに俺のことが厄介者だと思うんなら、別にコメントするなよ。コメントするってことは、気になってしょうがないんだろ!? そりゃ気になるよな。あいつが若手のころから俺はあいつを知ってるし、お前も知ってるよな!? 明日だよ。とにかくどうでもいい。明日。必ずお前らのベルトを獲って、ロビーと俺の腰に巻く。ロビーはダブルクラウン(※と言ってイーグルスの顔を見る)」

イーグルス「あぁ、ロビー・ツー・ベルトだ! デスペラード、お前のツイートを見たけど、楽しい動物園は賑やかになったって言ってたな。そのとおりだ。俺たちはイーグル&タイガーだけど、明日は周囲の期待を裏切る“アンダードッグズ”(※かませ犬や負け犬の意味)となる。『SUPER Jr. TAG LEAGUE』で1度勝ってるけど、今シリーズは開幕戦2連敗という不甲斐ない滑り出しだ。

アシタ! 明日、コーラクエンホールのメインイベントでジュニアタッグのタイトルマッチ! 俺とタイガーでお前ら2人をブッ潰す! 俺たちのカギ爪でお前ら引き裂いてやる! 仮にお前らが勝ったとしても、オオサカの『POWER STRUGGLE』までに俺がお前をボロボロにしてやるからな。ベルトは絶対に渡さない! 俺たち“フライングタイガー”がIWGPジュニアタッグのベルトを獲る!」
 

▼第6試合 時間無制限
イリミネーションマッチ
YOSHI-HASHI
石井 智宏
後藤 洋央紀
オカダ・カズチカ
棚橋 弘至 〇
vs
高橋 裕二郎
 “キング・オブ・ダークネス”EVIL
タンガ・ロア
タマ・トンガ
KENTA 〇
19分31秒  オーバーザトップロープ

※本隊&CHAOSが1人残りで勝利

■棚橋「みなさん、今日も温かい応援、ありがとうございました!こうやってメインで勝利して、みなさんに直接メッセージを伝えられることをうれしく思います。一歩ずついきましょう、少しずつ、少しずつ、慌てずに、でも確実に、前に進んでいるから。みんなで、みんなで、みんな一緒に乗り越えていきましょう!今日はありがとうございました!」

そしてエアギターを奏でる。

最後にもう一度マイクを握り、「満足です。やりきりました、ありがとうございます。これからもね、みなさんが引き続き、安心してプロレスを楽しんでもらえる状況を目指してがんばっていきます!ということで、最後に!会場のみなさ~ん、愛してま~す!!」

 

■試合後バックステージコメント

 

オカダ「オイ、タマ! テメェのブリーフケースなんて必要ねぇんだよ、この野郎!」

 

棚橋「(※肩にかけたUSヘビー級ベルトを叩きながら)やっと返ってきました。ちょっと1週間ぐらい旅立ってたけど、もう絶対に離さないから。しっかり管理します。

大阪、最終戦に向けていろんなタイトルマッチが組まれてますね。その中でもこのUSヘビーのタイトル戦線がどう生き残っていくか?熱を生むのは試合での選手同士の闘いだけじゃなくてね、『注目を集めて俺らのほうが面白いぞ』、『俺らに注目しろよ』という団体内、タイトルマッチ、選手間、思惑、『俺が盛り上げるんだ』っていう使命感、そういうものにも絶対出てくると思ってる。大阪に向けてUSヘビー、ちょっくら盛り上げていきますよ」


 
※後藤&石井&YOSHI-HASHIはノーコメント
 
 

タマ「クソッ! でも、ホリデイシーズンが近づいてきただろ! だからサンタクロースのスガバヤシからプレゼントがもらえるかもしれないよな? サンタクロースのスガバヤシ、俺の願いを聞いてくれるか?

いつもオカダの望みは何でも聞いてるだろう! 権利証の入ったブリーフケースを俺に用意してくれよ! オカダ、お前が言えば何でも手に入ると思ったら大間違いだ! お前の時代はもう終わってるんだ!

お前はもう会社のお気に入りでもなんでもない! スガバヤシ、俺が『POWER STRUGGLE』クリスマスに欲しいものは…俺がオカダに勝ったら、IWGP世界ヘビー級王座挑戦権利証を俺にください。

それから、オカダが持ってるあのニセモノのベルトも一緒に! あぁ、俺はあっちのクラシックなデザインがいいんだよ! これが俺がクリスマスに欲しい物だ! 『POWER STRUGGLE』で俺がオカダをブッ潰すから、絶対にくれよな!」

 

KENTA「ふざけんなよ! (※テレビカメラに向かって)昨日のコメント見た、あいつの? 棚橋の見た? (※テレビカメラがうなずくと)あいつ、俺に対してベルトの運び屋みたいな、なんて言ってたか忘れたけど、そんなようなこと言ってたよ。次の日、取り返してんだ。どういうやり口、これ? どんな新手の何これ? ずっと俺に持ち運ばせるって言った次の日に取り返すって、何だよ、これ? どういう手口だよ! Twitterでも言ったけど、人前で『愛してます』って、誰にでも『愛してます』って言うヤツは1番信用しちゃダメだから。

(※観客の手拍子を聞いて)あいつ言うかもしんないよ、今日。あいつ1番信用しちゃダメ。言うんじゃねえか、あいつ? 誰にでも言うなんて信じられねぇ。本当に『愛してる』っていう言葉を使うのは……(※次第に小声になって)本当に、本当に愛している人だけだ。それをあいつ……言うぞ? こんだけ溜めて。(※棚橋の『後楽園ーッ!』という絶叫を聞いて)なんか言ってるよ、アホみたいに後楽園って。後楽園だよ、ここは! 知ってるよ、みんな。

(※会場からエアギターの音楽が聞こえてくると)ほら、弾けもしないのにギター。弾けないのにやってるよ。『愛してる』もあんな全員のこと愛しているわけがない。これも嘘。このギターも絶対弾けないからこれも嘘。嘘つきは絶対に信じちゃダメ。俺を信じるべき。次のUS(王座戦)、俺を信じろ。俺がそろそろ必ず結果出すから見とけよ。けっきょく、何が言いたいかって言うと……(※しばらく会場の手拍子に耳をそばだてつつ、棚橋の3回目のエアギターの音楽が鳴り始めると)こんな、こんなヤツ、1番信じちゃダメってこと!」
 
※タンガ&EVIL&裕二郎はノーコメント

➡次ページ(写真ギャラリー)へ続く

<写真提供:新日本プロレス>

◆プロレスTODAY(LINEで友達追加)
友だち追加

Pages 1 2 3