【新日本】『SUPER Jr.28』デスペvsヒロムは30分ドロー!イーグルスは元パートナーのファンタズモに勝利!SHOは無法ファイトでBUSHIを沈め4連勝!<11.21名古屋:全試合結果>

新日本プロレスは11月21日(日)、愛知県体育館で『WORLD TAG LEAGUE 2021 & BEST OF THE SUPER Jr.28』第7戦を開催。

今大会では『BEST OF THE SUPER Jr.28』の公式戦の4回戦を含む、全7試合が行われた。

メインの公式戦では高橋ヒロム(2勝1敗)とエル・デスペラード(1勝2敗)が対戦。

死力を振り絞ったライバル対決は30分フルタイムドローとなった。

試合後、ヒロムはデスペラードに近寄り「デスペラード、お前、決勝でSHOとやりたいって言ってたよな?あんなヤツ決勝に来たらおしまいだぞ。この俺と決勝だ、オマエも決勝来い!」と挑発。

第6試合の公式戦はロビー・イーグルス(1勝2敗)とエル・ファンタズモ(1勝2敗)の元パートナー同士が対戦し、ウラカン・ラナでイーグルスが逆転勝利を収めた。

第5試合の公式戦はBUSHI(2勝1敗)とSHO(3勝0敗)が対戦し、SHOがローブローからレンチで殴りつけ、スネークバイトでレフェリーストップで開幕4連勝となった。

第4試合の公式戦は田口隆祐(1勝2敗)とYOH(0勝3敗)が対戦し、両者テクニカルな攻防を繰り広げるも最後は田口がどどんで勝利。

YOHは悪夢の開幕4連敗となり、試合後バックステージで田口から「もう“YOH”っていう名前を捨てたらいいんじゃないかな。YOHに縛られてるんじゃないかな?小松洋平でいいんじゃないか」と提案。

※全試合結果&試合後バックステージコメント全文掲載

『WORLD TAG LEAGUE 2021 & BEST OF THE SUPER Jr.28』
日時:2021年11月21日(日) 14:30開場 16:00開始
会場:愛知・愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ)
観衆:1,735人

<試合結果>

▼第1試合 10分1本勝負
中島 佑斗 △
vs
大岩 陵平 △
10分00秒  時間切れ引き分け

■試合後バックステージコメント

中島「(※腰を押さえ、足を引きずりながら引き揚げてきて)あー、クソッ。あー、クソッ! 前も言ったけど、俺が最初に1勝を挙げる、一番危機感を持っている。俺が一番下から、少しでもまくるためには、その2人から先に(勝利を)取らなきゃならねぇんだ。

あぁ、クッソー。こっからまた、次したら、また俺がまくってやるよ、クソッ……。なくられるようになってやる。俺が一番強いヤングライオンなんだ」

 

大岩「生まれてからずっと、ここ愛知県で、高校までここ愛知県で育ってきて、今回の愛知県体育館の大会に、家族も友達も、クラブチームの先生も、みんな見に来てくれて。なのに、中島先輩と決着つけられなくて、クソーッ!悔しい!

また愛知県に戻ってきたら、もっと強くなって、中島先輩なんて5分で勝てるようになってみせます。ありがとうございました」

 

▼第2試合 30分1本勝負
「BEST OF THE SUPER Jr.28」公式戦
金丸 義信 〇(3勝1敗=6点)
vs
DOUKI ×(2勝2敗=4点)
10分35秒  タッチアウト→片エビ固め

■試合後バックステージコメント

金丸「オイ、DOUKI、初めて(シングルマッチ)やったけどよ、あんな感じなのか?まぁ、ルチャの動きとしてよ、新日本一だろ。あれにはビックリしたよ。でもな、今の状態だとまだ、俺には追いつかないぞ、オイ。まぁ、でも攻められたね。

まぁでもよ、この先、得点どうなってるかわかんねぇけど、俺は優勝狙ってるヤツの足元すくって面白くしてやるから。オイ、で、次は誰だ? 誰だけっけ、後楽園(11.24)? 誰だっけな、オイ? えぇ? YOH? SHO? まぁ、どっちかわかんねぇけどよ、頭使って教えてやるからな、覚えとけよ」

 

DOUKI「(※崩れ落ちるようにフロアに突っ伏して)クソーッ……クッソー!あぁ!(※上半身を起こし)知っちゃいたけど、うまい。プロレスのやり方がうますぎるよ。クソーッ……この試合始まる前に、俺は『すべてのステータス負けてるけど、2つだけ俺が勝ってるものあがる』と言った。若さ、もう1個はルチャ・リブレの技術だ。

クソッ。でも、終わってみたら、全部掌で転がされてるような試合だったな、クソッ。チキショー。ペースがつかめなかった。オジキとの初対決、今日は負けたけど、次はまた違う手を考えてくるよ。クソッ。ほんとにプロレスリングマスターだな。まぁいいや、よかねぇけど……。

オイ、俺の次の対戦相手は?オイ、気抜いてんのか?ちゃんと調べてこいよ。あんな、知ってんだよ。エル・マノ、エル・デスペラード。去年、俺、エル・マノに負けた。(※立ち上がりながら)でも今年、エル・マノはIWGPジュニアヘビーウエイトチャンピオンだ。意味合いが去年とは全然違ってくんだよ」

 

▼第3試合 30分1本勝負
「BEST OF THE SUPER Jr.28」公式戦
マスター・ワト ×(1勝3敗=2点)
vs
石森 太二 〇(3勝1敗=6点)
11分21秒  Bone Lock

■試合後バックステージコメント

石森「(※片ヒザを着いて)まぁ前よりは、派手な技に頼らずに、考えて動いてるようだし、あいつなりに考えてやってるってことがわかったよ。ウン。ただな、それだったらな、まだまだ、俺の想定の範囲内だ、フヘヘヘ。今年の『SUPER Jr.』に懸けてるなら、あっちやそっちよそ見せずに、一戦一戦、目の前の相手だけに集中しろ。

次は?次は、ファンタズモ……ファンタズモだな(※ニヤリと笑みをこぼして)。オイオイ、今年の1.5東京ドームで幻に終わったBULLETジュニアスペシャルマッチが、後楽園(11.24)で実現するぞ。(※立ち上がって)控えめに、控えめに!控えめに言って!すっげぇ試合になるぞ……」

 

ワト「(※左ヒジを押さえながら引きあげてくる)あぁーーーーーーー!(※片ヒザを着くがすぐに立ち上がって)そうだ、そうだ……。クソッ、あぁ、悔しい。あのさ、一昨日も俺、脚やられて、ギブアップしちまったんだよな。あぁ……ギブアップってさ、スリーカウント取られるよりもさ、精神的にもさ、なんだ……肉体的、体のこともそうだけど、すごくつらいんだよ。

ギブアップしたくないんだよ、ほんとは。だってさ、俺さ、この『SUPER Jr.』に懸けてるからさ。なんだっけ、3敗だっけ?もう負けれねぇじゃん。負けれねぇよ。その気持ちは最初っから最後まで変わんないけどさ、ギブアップって、ほんとは言いたくないんだよ。俺がどんだけ『SUPER Jr.』、いや、このジュニアでやっていくって決めたその日から、ジュニア戦士、ジュニア選手全員、ライバル、意識してんだよ。

同じメキシコ、海外にいた選手、学んだこと、もしかしたら似てるかもしんない。だからこそ、負けたくない。この『SUPER Jr.』、最後まで絶対あきらめない。俺がジュニアを熱くする。ジュニアを俺が引っ張っていく。そんな未来を俺がつくるから。俺は一つずつ自分の道、新日本の未来をつくるために一歩ずつ歩んでいく。負けたって這い上がればいい。俺はいっつもそれを胸に、このリングで暴れまわってやる……」

➡次ページ(後半戦)へ続く

<写真提供:新日本プロレス>

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