【九州プロレス】マンデーナイトバイ #9 グローカル・タッグトーナメント2021決勝戦を東北代表・GAINA&のはしが制し涙

 
九州プロレス「MONDAY NIGHT VAI! #9」
グローカル・タッグトーナメント2021
【日時】2021年12月6日(月)
【会場】福岡・西鉄ホール 

【観衆】197名(満員)

1.〈スターレーン提供 UWFルールマッチ 20分1本勝負〉
◯佐々木 日田丸(9分08秒 片逆エビ固め)井土 徹也×
〈D3 E1〉 〈D1 E3〉

オープニングは、スターレーン提供UWFルール試合。
佐々木日田丸の相手は、11.27 BreakingDown 1Dayトーナメント
で優勝し「1分間最強の男」となった井土。

速攻を仕掛けたのは井土。
ゴング早々、打撃ラッシュでダウンを奪う。
日田丸も負けじとダウンを奪い、共にロストポイント4-4。
序盤は打撃戦、ようやく日田丸手動でグランドへ移行。
スリーパーをレッグロックで切り返しロープエスケープを奪う。
(日田丸4-3井土)

5分経過。井土の四の字をアキレス腱固めに切り返し、
さらにエスケープを奪う。(日田丸4-2井土)
井土のタックルからスリーパー、さらにグランドコブラは
日田丸、初のエスケープ。(日田丸3-2井土)

日田丸、ハーフハッチから腕ひしぎ逆十字固めへ。
バックを取られるも、回転膝十字と冷静な切り返し。
エスケープで井土、残りポイント1へ。
後が無い井土は顔面への飛び膝蹴りでダウンを奪い
さらにハイキックで連続ダウン。両者残り1ポイントへ。

井土のハイキックをキャッチした日田丸。
裏アキレス腱固めから、えげつない片逆エビ固めで
井土、たまらずタップ。

      

2.〈3WAYマッチ 20分1本勝負〉
×ばってん×ぶらぶら(5分03秒 スピード)梶 トマト◯
         ※もう一人は桜島なおき

第二試合は、ばってんvs桜島の純血対決。
しかし、その地味な対決に異議を唱えたばってん。
「誰かスペシャルな相手呼んで3WAYを!」と提案。
会場に誰か現役プロレスラーが来ていないか呼びかける。
すると客席から、千葉2AWの梶トマトが名乗り!
服を脱ぐと中にコスチューム。ダンスをしながらリングイン。

ハイテンションのトマトを前に、ばってんは桜島と手を組み、
九州vs千葉のハンディキャップをアピール。
しかし、あっさり桜島を裏切り、「バカかお前は?」と不穏なムード。
トマトはその隙に二人まとめてドロップキックからのプランチャ。
ばってんはトマトのバックを取り、俺ごと投げろと桜島へ指示。
しかし、タイツが下がり尻丸出しのばってん、トマトの顔面へ。


精神的ダメージを負ったトマトに桜島はノーザンライト。
ばってんは久しぶりのムーンサルトを狙うが失敗。
トマトは桜島の顔面を、ばってんの生尻へ叩きつける。

リング上はばってんとトマトの一騎打ち状態。
ばってん、延髄斬りからばってんボンバーでフィニッシュを狙うも、
トマトのスピードに丸め込まれカウント3。
急遽参戦となったトマトが3WAYを制した。

3.〈グローカル・ドリーム6人タッグマッチ 30分1本勝負〉
◯玄海 & クワイエット・ストーム & 首里ジョー
    (15分12秒 体固め ※玄界灘)
     真霜拳號 & 神田裕之 & ビリーケン・キッド×

シークレットで行われた6人タッグは、
選手一人一人が順に登場し、チーム編成が明らかに。
真霜&神田&ビリーvs玄海&ストーム&ジョーの組み合わせとなり、
普段実現しない各地のドリームチームが誕生!

試合は先発から、現王者の真霜と前王者の玄海が激しい火花を散らす。
荒々しい打撃戦から、刀狩りを狙う玄海、かけさせない真霜の技の読み合い。
ジョーと神田も気迫たっぷりの打ち合い。
ビリーとストームはパワーとスピードの激突。全員が地域の誇りをぶつけ合う。

5分経過。初トリオの真霜&神田&ビリーは素早いタッチワークで
ジョーが捕まる展開に。
真霜は玄海に見せつけるようにジョーに掟破りの刀狩り。
ようやくジョーが神田にスピアーを放ち、ピンチを逃れる。


玄海は、神田を攻撃すると見せかけ、コーナーの真霜に超人拳!
ビリーにラリアット。神田をバックフリップで投げると、場外へ降り、
リング半周を駆け抜けてエプロンの真霜にドロップキック。
神田のジョンウーを耐えた玄海は、バックドロップ。
そして、ストームにスイッチするも、玄海は場外の真霜を見つけると、
不意を突いて一目散にトペを放つ。

リング上は神田とストーム。一進一退の攻防。
神田のブラックジャックでストームを止めると、ジョーvsビリーに。


ジョーはスピアー2連発から、石岩頭は失敗。
ジョーのパンチ、玄海の超人拳を立て続けに喰らうビリー。


カットに入った真霜と玄海、激しい睨み合い。
そこへストームが真霜をタックルで場外へ落とし分断。
玄海、ペディグリーから突き刺すような玄界灘を決め、ビリーを仕留めた。
試合が終わっても真霜は玄海を激しく意識。九州ベルトを手に玄海を挑発。

        
4.〈タッグトーナメント優勝決定戦
タッグマッチ 時間無制限1本勝負〉
×めんたい☆キッド & 野崎広大
     (21分55秒 逆打ち)GAINA & のはしたろう◯

※東北代表・GAINA & のはし組(みちのくプロレス)が
タッグトーナメント優勝。併せて、空位となっていた
 第10代・九州プロレスタッグ選手権王者に認定。

プロレス都市対抗戦といえるグローカルタッグの決勝は、
九州代表・めんたい&野崎vs東北代表・GAINA&のはしの友達タッグ。
正々堂々握手を交わし、めんたい&のはしでゴング。


めんたいはメキシコ闘龍門〜みちのく時代の伏線を回収する闘いへ。
一進一退のルチャの素早い攻防。


そして、野崎は憧れたGAINAとの重量級の肉弾戦!

友達タッグは素早いタッチワークでめんたいに集中攻撃。
めんたいの腰におんぶプレスを浴びせ、GAINAはサソリ固め。
さらに全体重を腰に浴びせ、のはしはコブラ、腰にヘッドバッドから
カバージョと、めんたいの腰に一点集中。

ようやく野崎にスイッチすると、GAINAに一本背負い。
のはしにボディプレス。
GAINAは野崎を投げっぱなしノーザンライト、ラリアットは倒れず。
ならばとスーパーラリアット!

野崎、GAINAに80cmギロチンで形成逆転し、めんたいへ。
めんたい&野崎は、おんぶ式バンザイプレスから、
二人まとめてノータッチトペコンヒーロー。


GAINAはパワースラムからスーパーラリアット。
さらに友達タッグは、おんぶの意地!ダイビングおんぶプレス。
GAINAのラストライドはめんたい自力でカット!
のはしのダイビングヘッドバッドはなんとかかわす。
めんたいは、のはしにコーナーtoコーナーのミサイルキックから
伝家の宝刀・めんたいスプラッシュを完璧に決めるも、GAINAがカット。

20分経過、めんたいのオーバーヘッドキックを耐えたのはしは
延髄斬りからの逆打ちを決めるが自力でキックアウト。
二発目を狙うが、野崎がカットしデスバレーボム。
GAINAは野崎にスーパーラリアット、めんたいへローリングラリアット。
野崎とGAINAはラリアットの打ち合いで同時ダウン。


のはしのダイビングヘッドバッドはカウント2。
ならばと、ジョンウーからの二度目の逆打ちを決め3カウント。

グローカルタッグトーナメントを制し、のはし感激の涙。
東北代表・友達タッグが第10代・九州プロレスタッグ選手権王者に認定された。

のはし
「声援できない中、リング上の我々だけじゃなく、
 参加した全選手への熱い思い。本当にありがとうございました!
 公約通り、グローカルタッグトーナメント、制すことができ、
 そして我々の腰に、九州タッグベルトを巻くことができます!」

GAINA
「俺にも一言喋らせてくれよ!
 今日このタッグのベルト獲りましたけど、俺にはまだ、
 やることが一つ残ってるんですよ!
 それは、九州シングルのベルトです!
 このままの勢いで、タッグ、シングルのベルトも獲って、
 私がこの九州プロレスを制圧したいと思います!
 
 あれは確か夏ですね。3WAYのタイトルマッチがあったんです!
 あの屈辱は、今でも忘れません!!
 おい!チャンピオン真霜!そして玄海!俺のマイク聞いてるんだったら、
 リングに上がってこいよ!!!上がってこい!」

真霜、玄海がそれぞれリングへ。

GAINA
「お前たち、わかってるよな?わかってるよな?
 俺はもう待てねえぞ!!
 1.3東京・新宿大会!もう一回三人でケリ付けようじゃねえか!!」

王者・真霜も玄海も了承し、1.3東京大会での3WAYタイトルマッチをアピール。

のはし
「九州という名のタッグベルトを巻くことになりますが、
 このベルトは日本全国のローカル団体の代表というつもりで、
 チャンピオンとしてやっていきます。
 改めて博多に帰ってきますので、友達タッグを暖かく迎えてくれたら
 と思います!

 このベルトを持って、九州の地、九州プロレス、九州ば!
 いや!日本全国ば!プロレスで元気にするバーーイ!!!!」

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