【ノア】拳王「新たな夢の扉を開ける」<1・1日本武道館決戦への道①>
【2022年の目標】
――2022年の目標について。もちろん日本武道館の最後に立つっていうのがあると思いますけれども、それ以外に2022年こういう風にしていくぞ、みたいなものは何かありますか?
拳王 目標は一つだけだ。日本武道館でメインで入場する。まあ、あるかどうかもわからないけどな。でも、その目標に向かって一つ一つの糧を乗り越えていくっていうのが大切だと思うから、まずは1月1日。その糧を乗り越えて、俺の目標達成のためのスタートを切りたいなと思う。
――いろんなチャレンジャーを迎え撃って2021年を終わろうとしていますけれども、2022年。今、ノアはものすごく勢いがあるなと感じます。拳王選手はそういった勢いみたいなものはご自身で感じてますか?
拳王 「勢いあるな」って言われていたが、いざビッグマッチの観客動員を見てみたら、勢いのある数字ではないと思うからな。ビッグマッチで満員マークつかないと本当の意味で勢いあると言えないだろう。そこらはどうせ他の選手は考えていないだろうから、俺が考えていきたいと思っているぞ。
―― 拳王選手は木だけを見ているのでなくて、団体という森を見ながら木をちゃんと見ている印象ですね。だからこそ、そういう部分の考えを持っているレスラーってなかなか少ないと思うので、金剛も含めて拳王選手自身がプロデュースするというか、団体を盛り上げていくための起爆剤に自身でもなるし、ユニットとしてもそうだし、いろんな戦いを仕掛けていくというような考えは今後も持ち続けるということですね?
拳王 そうだな。いくら大きな会社が親会社でも、やっぱりそこに隙というものが見えていると思ってる。実際ダメなところもいっぱいある。他のヤツは口に出して言えないだろうけど、俺なんて社長に嫌われているんで、なんぼでも言えるからな。どんどん言って、よりいい会社にしていきたいなっていうところはある。それこそ、もう今伸び悩んでいる観客動員でもそうだけど、WRESTLE UNIVERSEなんて俺が改善していくように発言したら、もうそのまんまになったじゃないか。そこなんだよ。俺がね、変えるような発言をして、口を酸っぱくして言ったら会社が動くと思うから。
――そういう発言力が増したっていうイメージがご自身にもありますか?
拳王 発言力が増していったっていう感じはするんだけど、それだけやっぱり反感も買うっていうのもね。反感買うイコール発言力増したんだなって。そこら辺もプラスに捉えていってるから、どう思うこともないよな。
――リング上での実力があるから、ある意味そういう発言に力強さも増すと思います。変なことをやったとしても、自分は跳ね返すだけの力があると。やっぱりそういうものが発言に紐づいているんじゃないかと思いますが、いかがですか?
拳王 それはもうもちろんのことだけどな。自分がベルトを持っていなかったら、発言力も収まるわけであって、今はベルトを持っているので、やっぱり発言力は増すわけだよな?それこそ、GHCヘビーを持ったらもっと増すと思うので。発言力を増すためにGHCヘビーも巻きたい、それこそ二冠のベルトを巻きたいなと思ったりするよな。
――二冠を持って最後に入場するとなったらすごい夢がありますね。
拳王 それはそうだ。実現させたいと思っている。
――2022年、これかもさらに羽ばたく拳王選手であり、またユニットとしての金剛も新たなメンバーの増強を考えているということだったので、楽しみにしております。
拳王 2022年の俺の夢へのスタートダッシュ、大いに楽しみにしてくれ。
(インタビュアー:山口義徳 プロレスTODAY総監督)
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