【編集長インタビュー】「和製人間風車」鈴木秀樹が「黒魔術も駆使して関本大介に勝つ」と予告
「和製人間風車」鈴木秀樹が「昭和の香り」をプンプンさせ大日本プロレスの頂点を狙っている。BJW認定世界ストロングヘビー級王者・関本大介に挑んだものの、30分時間切れ引き分け(3・5後楽園ホール)に終わった鈴木。再戦(3・30後楽園ホール)では「黒魔術」を駆使しベルト奪取を誓っている。
――3・5後楽園ホール決戦の「30分時間切れ引き分け」はまさに激闘でした
鈴木 5対5イルミネーションマッチでは30分を超える闘いを経験しているけど、シングルマッチでは初。試合後のマイクは意地でやり通しましたが、疲れた。退場する時、エプロンで「一時停止」してしまった。こんな事は初めてでした。
――大日本マットではタイトル初挑戦。手応えがあった?
鈴木 いえ、勝てなかったんだから、満足も何もありません。でも「未知の時間」には、不思議な感覚に陥った。関本さんがダウンしている時、思わず「立て!」と叫んでいた。いつもの僕なら、そんなことしないで、間髪おかずに攻めにいっているはず。「男と男の勝負」というか、「闘いの場に身を置いている自分」に酔っていた。実は、あの日僕はダブルヘッダーだった。夜の試合に向けて、移動の時間に食事がうまく取れなかったこともあったけど、3~4キロ、一日で体重が減っていた。まあ、その大半は関本さんとの闘いのせいでしょう。色々と初めての経験が多い一日でしたね。
――1か月の「有給休暇」から戻って2試合目の関本選手でしたが?
鈴木 デカくなっていた。クラッチしても、従来の感覚とは違った。ゴング後、組み合った瞬間に、自分の考えが甘かったことを思い知らされた。大日本プロレスさんにお願いします。第2ラウンド(3・30後楽園ホール大会)まで、関本さんをこき使って下さい。試合にイベントに何でも構いません。疲れさせて消耗させてください。また、あんな体で、ベストコンディションでこられたら、たまりません。
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