【“世界の究極龍”ウルティモ・ドラゴン インタビュー】<闘龍門、再会。vol.2>教え子たちが再び集結する大会に向けて思いを語る!

――そうですね。再び日本に戻ってきて闘龍門再会の第2弾が控えているウルティモ選手ですが、開催のいきさつを教えてください。

「選手のみんなからね、そろそろじゃないですかという声が上がっていたんですよ。自分は先生という立場であって主役は選手たちなんですが、みんなの意識が高まってやりたいというのであれば、いいんじゃないのということです。この大会に関しては、あくまでも自分が主導しているものではないんですね」

――DRAGON GATEではK-ness.選手の引退をきっかけに過去のユニット(M2K、ジミーズ)が限定復活する流れがありました。その流れから、第2弾開催が発表されたわけですが。

「なるほど。その辺のことも選手たちが独自にやってることなので、自分は詳しいところはわからないんですけどね」

――選手がウルティモ選手に最終決定の許可をもらいに来たという感じですか。

「ハイ、そんな感じです」

――前回はカードすべて当日発表だったのですが、今回は?

「今回もそうなると思います」


(C)2022 DRAGONGATE

――いまのところ24選手の参戦が発表されています。が、これ以外にも何かサプライズがあるのではないかと期待されます。前回はユニットの復活を明言、引退されていたミラノコレクションA.T.さんの登場もありました。今回は?

「まあ、いろんなことがたぶん起こると思いますよ。実際、自分は何が起こるかわからないです。選手の考えもあるしね。なんとなく自分で予想がつくものもあるんですけど。まあ、とにかく会場に来てくださいということです。カード発表をした方がいいんじゃないかという案もあったんですけど、両国とか東京ドームクラスのビッグマッチなら別ですけど、(海外の)ハウスショー的大会って本来カード発表しないじゃないですか」

――確かにそうです。

「自分のベースってアメリカやメキシコなんでね、出る選手さえわかればそれでいいんじゃないかなって」

――すでに24選手は発表されていますからね。

「そこで何が起こるか楽しんでほしいんですよ。誰と誰がシングルだから見にいこうってもの(大会)ではないでしょ」


(C)2022 DRAGONGATE

――そうですね。パッケージで楽しむ大会だと思います。

「ハイ。闘龍門というのは、ボクの中で極めてシンプルなんですよ。メキシコのルチャリブレがベースで、アメリカのWCWやWWEで学んだことをやってるだけなんです。べつに自分が考えたわけでもなんでもなくて、当然どこかでヒントがあるわけですよ。アメリカやメキシコのお客さんって、エンターテインメントをシンプルに楽しみに来てるじゃないですか。(日本の)団体も、お客さんにそういう道へ導いてあげないとね」

――なるほど。探るわけではないですが、今回は、前回出られなかった選手が出る可能性もありますか。現役だったり、すでにリングを下りた選手であったり。

「それは当日行って見てください。ボクにはわからないですし、何が起こるかわからないです」

――“何が起こるかわからない”、は今大会を見る上でのキーワードになりますね。

「ただひとつだけ自分から言えるのは、ボクは常に未来を見据えてます。同窓会でありながら、未来を見据える。過去ももちろんあるけど、過去よりも自分の中で大切なのは未来なんです。それが唯一、いまのボクからお客さんに言えることです」

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