【DDT】7・24後楽園でUNIVERSAL王座争う高梨将弘と岡田佑介が舌戦を展開!王者は「防衛したら、上野選手とタイトル戦という舞台でやってみたい」と青写真
DDTプロレスが7月22日、東京・千代田区の神田明神内で記者会見を開き、同24日の東京・後楽園ホールでDDT UNIVERSAL王座を争う、王者・高梨将弘と挑戦者・岡田佑介が激しい舌戦を繰り広げた。
挑戦者の岡田は「DDT所属になるきっかけをつくってくれたのが、このベルト。当時(昨年1月)上野(勇希)選手がチャンピオンで、僕が挑戦者で、そのタイトル戦を評価いただいて、所属になったので思い入れも強くもってます。しっかりとベルトを獲って、僕がこのベルトで、今まで築き上げてきた人たちと違う世界を見せていけたらと思います」と決意表明。
王者の高梨は「もともと自分はこのベルトに挑戦するときから、今までとは違うものにしていきたい気持ちがありました。新しい世代とのタイトル戦だったり、外に持っていくことだったり。後楽園が終わった後、タイに遠征することも決まってます。UNIVERSALは当初の目的は海外。(防衛したら)このベルトが海外に行くのは初ですよね? 自分が言ったことが現実になっていくというのは感じています」と話した。そして、岡田に「みんなと違うところにもっていく的な発言があったんですけど、自分だったら新しい世代、海外とか具体的なことがあった。みんなと違うものって、どういうことを考えてるのでしょうか?」と問いかけた。
これに対して、岡田は「ベルトを持って海外進出。高梨選手が今持ってるほうが、このベルトの本来の意味を成し得てると思います。僕のプロレスで海外進出。そこにもっていくには、今世界進出してる選手に勝たないと何も響かない。勝負の世界はどういう公約を掲げようが、結果がないと誰も認めてくれない。僕がこのベルトを持って、DDTのコミカルな部分もそうだし、シリアスな部分もあるでしょうけど、僕にしかできないプロレスは必ずあると思うので。タイトル戦をやったうえで感じてもらえればいいかなと」と回答。
高梨は「防衛した場合、チャレンジャーを前にして、先のことを言うのもあれなんですけど、言い続けないと実現しないので。自分はこのベルトを持って、海外だったり、他団体だったり、もう一つ、新しい世代と戦うというね。長期欠場していたのがあって、DNA世代の選手たちが上がってきて、別人のように見違えた彼らと戦っていくのを目標として掲げていた。KO-Dタッグで吉村(直巳)選手だったり、勝俣(瞬馬)選手ともシングルで戦わせてもらって。この間、タイトル戦で戦ったMAO選手だったり、樋口(和貞)選手もそう。DNA世代でDDTのなかにいる選手で当たってない選手が2人いて。飯野(“セクシー”雄基)選手は自分が考える方向とは別方向に進んでるので、機を見てからでいいかなと思ってるんですけど。もう一人、上野選手。3、4年前に対戦した経験はあるんですけど、彼がデビューしてから1度もシングルをやったことがないんです。明るさ、いろんな面で輝いてる選手の一人で。その選手とタイトル戦という舞台でやってみたいというのがすごいあります。彼が前にこのベルトを巻いて、チャンピオン像をつくり上げたうえで、DDTとしては無差別級のほうにいってほしいというのがあるのかもしれないですけど、それでも1回このベルトを懸けて彼とやりたいというのが本心。岡田選手に防衛した際には、それを次の目標にしたい」と上野との防衛戦プランを明かした。
これを聞いていた岡田は「勝ってから言えよ! 上野、上野って」と憤慨し、「俺とは勝つのを見据えて言ってるんでしょうけど。チャンピオンとしてリスペクトしてる部分もあるけど、なめられてるというのも一つでしょうけど、そういう感じで来るんだったら…。上野選手とやったときより、ちょっと素な自分を出せるような試合ができるんじゃないかと。オマエが上野、上野と言うんだったら、俺自身も上野には思い入れがあるから、俺が獲ったら俺も上野とやる」と言い返していた。
【大会名】Summer Vacation 2022
【日時】2022年7月24日(日) 開場10:30 開始11:30
【会場】東京・後楽園ホール
セミファイナル DDT UNIVERSAL選手権試合 60分一本勝負
<王者>高梨将弘 vs 岡田佑介<挑戦者>
※第7代王者の初防衛戦。
▼大会詳細は公式サイトにて
https://www.ddtpro.com/schedules/17944
〈写真提供:DDTプロレスリング〉