【ZERO1】ノア軍がZERO1軍に勝利!マサ北宮が田中将斗の持つ世界ヘビー級王座に挑戦、ウナギ・サヤカがアジャコングに一騎打ちを要求

プロレスリングZERO1は10月23日(日)、山梨・小瀬スポーツ公園 体育館前特設リングにて山梨プロレス祭り~コロナに負けるな!いじめ撲滅チャリティープロレス~を開催。

プロレスリングZERO1が11月20日、東京・靖国神社相撲場で「靖国神社奉納プロレス~大和神州ちから祭り~ウクライナ人道支援チャリティ&がんばれ大谷晋二郎!応援大会」を開催。メインイベントのZERO1(田中将斗&北村彰基)VSプロレスリング・ノア(マサ北宮、稲村愛輝)の対抗戦はノア軍が勝利。北宮が来年1月1日の東京・後楽園ホールで、田中が保持する世界ヘビー級王座に挑戦することが決定的になった。

今大会は昨年7月、今年9月にZERO1とタッグを組んで、「多古町チャリティプロレス」を成功させたアルファ・ジャパンプロモーション(荒井英夫会長)が主催。入場無料で「ウクライナ人道支援」の目的で、1人500円以上の募金を募り、大谷への募金箱も設置された。

オープニングでは松木けんこう衆議院議員があいさつし、シンガーソングライターの空中世界(朋実)が国歌を独唱。荒井会長は「ウクライナは今マイナス6度くらいで寒いです。電気も水もない大変ななかで冬を過ごさなければならない。少しでもウクライナのために募金をしていただければありがたい」と呼び掛けた。また、アントニオ猪木さんのモノマネタレント・アントキの猪木、タンバリン芸人のGONZOが登場し、大会を盛り上げていた。

工藤めぐみGMによると、現在、頚髄損傷で療養、リハビリ中の大谷はこの日の天気を「大晴天」と予想していたという。しかし、あいにく都内の最高気温は14度ほどで、この時期としては肌寒く、第5試合が終わったあたりから雨が降り出した。だが、どしゃ降りにはならず、なんとか大会終了まで天気がもったのは、大谷の願掛けが効いたのだろう。

そんななか、全7試合が組まれ、選手たちは熱い闘いを展開。メインではZERO1軍とノア軍が団体の威信をかけて激突し、一進一退の激闘が繰り広げられた。北宮が北村をラリアットから監獄固めで絞め上げると、田中がカット。稲村がぶちかましで北村を吹っ飛ばすと、すかさず北宮がサイトースープレックスを決めて3カウントを奪取した。

マイクを持った北宮は「田中将斗という男が世界ヘビーというベルトを持っているからこそ惹かれていた。勝ったからこそ言いたい。ベルトをかけて、勝負してくれ」とアピール。田中は「拒む理由はない。対戦よろしくお願いします」と受諾し、「新年早々(1・1後楽園)やるのはどうですか? 今年俺は(ZERO1で)杉浦(貴)さんに負けた後、(ノアの)日本武道館に行った。それを来年あなたにやってもらう。俺に負けた後、武道館に立てるなら」と決戦の場を元旦に指定し、両者は握手を交わした。

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また、セミファイナルではアジャコング、永尾颯樹組がA-TEAMの橋本友彦、櫻井匠組と「風林火山タッグトーナメント2022」2回戦で対戦。タッグパートナーが牙城から櫻井に変わったが、2連覇を狙う橋本がXCTで永尾を沈め、11・26ベルサール六本木での準決勝(対戦相手は田中、星野良組)にコマを進めた。

その試合後にはスターダムの本戦から離脱し、各団体にケンカを吹っ掛けているウナギ・サヤカが脱兎のごとく現れ、アジャに一騎打ちを要求。アジャは「風林火山に負けて気分が悪い。イライラしてて、どこの誰だかわからないヤツを相手にしてられねぇ」と拒絶。それでもウナギが一歩も引かない事態に、工藤GMは12月16日の大阪・アゼリア大正大会で、アジャとのシングル戦に向けた“査定試合”としてジャガー横田戦を提案。ウナギは「私がジャガー横田を査定してやる」と承諾していた。

なお、来年3月26日に「靖国神社奉納プロレス」20回記念大会を開催することが決定した。

【大会名】「アルファ・ジャパンプロモーションProduce 高須クリニックpresent’s 靖国神社奉納プロレス~大和神州ちから祭り~ウクライナ人道支援チャリティ特別大会&がんばれ大谷晋二郎!応援大会」
【日程】11月20日(日)靖国神社相撲場(13時) 
【観衆】1042人(累計)

1.シングルマッチ30分1本勝負
馬場拓海◯ VS 佐藤嗣崇×
(8分11秒サムソンクラッチ)

2.シングルマッチ30分1本勝負
アストロマン × VS クリス・ヴァイス ◯
(10分58秒片パッケージパイルドライバー→エビ固め)

3.タッグマッチ30分1本勝負
カーベル伊藤 ◯ & 井坂レオ VS 横山佳和 & ブードゥーマスク ×
(10分16秒カーベルスプラッシュ→片エビ固め)

4.シングルマッチ30分1本勝負
松永準也× VS 政岡純 ◯
(10分52秒2trap)

5.タッグマッチ30分1本勝負
菅原拓也 & 星野良 × VS ヤス久保田 & ヒデ久保田 ◯
(10分15秒片758i→エビ固め)

6.「風林火山タッグトーナメント2022」1回戦 タッグマッチ30分1本勝負
アジャコング & 永尾颯樹 × VS 橋本友彦 ◯ & 櫻井匠
(16分24秒XCT→体固め) ※橋本組が準決勝進出。

7.ZERO1 vs NOAH スペシャルタッグマッチ30分1本勝負
田中将斗&北村彰基×(16分34秒片エビ固め)◯マサ北宮&稲村愛輝
※サイトースープレックス

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