【松本浩代インタビュー】今回が最後になるかもしれない中島安里紗とのシングル王座戦「まずは決着をつける」

12月28日(水)のSEAdLINNNG後楽園ホール大会で、復帰する中島安里紗を挑戦者に迎え、王者として目の前に立ちはだかる松本浩代に現在の心境について独占インタビューを実施。

2006年デビュー同期であり、当時から比較されてきた2人の物語も、12月28日(水)後楽園ホール大会で一つのクライマックスを迎えようとしている。

また松本はフリーでありながら各団体から参戦オファーが絶えない理由や、パイルドライバー原宿「3代目テンチョー」として勤務についても話が及んだ。

【大会名】「SEAdLINNNG of the year 2022!」
【日時】2022年12月28日(水)18:00開場18:30開始
【会場】東京・後楽園ホール

〈SEAdLINNNG BEYOND THE SEA Single Championship 30分1本勝負〉
【王者】松本浩代 vs【挑戦者】中島安里紗

→調印式の模様はこちら

①中島安里紗との防衛戦について、意気込み

--12月28日(水)に復帰する中島安里紗との防衛戦について意気込みをお願いします。

まずは決着をつける。8月に久しぶりに中島とのシングルマッチが組まれたんですけど、そのときは決着がつけられなかったので。その決着がつかないということは、来ていたお客さんにしっかり結果を見せれなかったという自分的に悔しさもあるし。中島とはずっとライバルとしてやってきて、やっぱり大事なところでしかシングルマッチをしてないんですよね。その時々の勝敗が自分が上に行くか下に行くかという大きな境目なので、次は防衛戦ですけどそこでしっかり中島安里紗に勝つということが自分の中での大前提です。

--ここで勝って、チャンピオンとして年を越したいですね。

年を越せるか越せないかというよりも、そこで絶対勝たなきゃいけないので。

 

②2006年デビュープロレス界での同期、中島安里紗選手のイメージ

--中島選手とは、2006年デビュー同期という仲でもありますが松本選手から見てどんな選手ですか?

なんですかね、常に比べられてきました。中島安里紗を意識するようになったきっかけですが、同期がたくさんいる中でなぜか比べられるのがいつも中島安里紗だったんですよね。なにをしても。中島はジュニア取ったぞ、あそこでメイン張ったぞ、じゃあ松本は今どうだ、っていう風に常に中島と比べられてきたので。自分が1番だって思っても中島と比べられるので、嫌でも意識する存在でしたね。そこが多分スタートだったと思います。

--なるほど。キャリアを重ねていくと、今回のような運命の一戦というものも増えていくと思いますが、現在王者としての心境はいかがでしょうか

SEAdLINNNGのベルトを獲るということが、自分にとって大きな変化でした。ずっといらないと思っていたベルトがまさか私のもとに来るなんて思いもしませんでした。そのきっかけは、中島とのシングルだったのもあるし、その後ワンデートーナメントで1日4試合勝ったということもあるし。なんだろう、ベルトが何か訴えかけてきてるんじゃないなかっていう感覚もあったりして。そんなロマンチックなことを言う柄じゃないんですけど、私がベルトを持つことで見せれるものがあるんじゃないかなって感じてます。私自身、ベルトのタイトルマッチというのはそんなに簡単なものには思っていないので、ベルトを持つことには絶対意味がある。挑戦することにも何かしらの思いがある。想いが高まったときにタイトルマッチをやるべきだと思うし、そこは私は大事にしていきたいので、タイトルマッチの乱発はしません。

③各団体から引っ張りだこの理由(自己分析)
 ➡SEAdLINNNG、OZアカデミー、仙女、ZERO1などで大活躍

--現在は各団体から引っ張りだこですが、その理由などどのように捉えられてますか?

引っ張りだこっていう認識はないですね。自分自身がこの業界でずっとフリーでやってきましたが、この業界で生きていくって決めてからそこに向かってただ来てたのと、各団体との出会いというのが自分の何かに触れるものがありましたね。OZアカデミーだったら、アジャ・コング選手との出会いが大きかったし、仙女に関しては、私たちと同じ年に立ち上がった団体だし、SEAdLINNNGに関してはずっとライバルとして戦ってきた選手たちが立ち上げた団体だし。やっぱそういう繋がりがあったから、この団体に上がりたいと思って自分自身もそこに向かって進めてこられたのかなと思います。

--なるほど。やっぱり松本選手は技の凄みだとか、タフな部分だとか、女子プロレス界を体現するような強さを持っている選手だと思うんですよね。それが団体にも可能性を広げてくれる選手として期待されている部分があるんじゃないかなと思います

プレッシャーを与えていただいて、ありがとうございます(笑)

④各団体の違い

--各団体に上がってるわけですが、団体によって違いなどは感じますか?

もちろんそれぞれの団体でやりたいこと、目標はありますけど・・・女子プロレスが好きなので。なんですかね。

--なるほど。では違いというよりは、それぞれの戦いがあるという感じですかね。

私の中では、強さや存在感ってとても大事だと思うんです。そのためには、心技体が向上していかないといけないと思ってます。各団体の選手それぞれの存在感があって、人間力の戦いなので、それぞれの団体で負けたくないなって思う選手はいます。

--キャリアを重ねてきても、負けたくないという想いをキープし続けるということですが努力されている部分はありますか?

自分的にはいろいろ否定します。誰かもそうですけど、自分自身も否定をして、否定をするってことは自分がそこを上回らないといけないじゃないですか。駄目な部分があったら、そこは頑張りたいと思う性格なので。言い方悪ければ、粗探し?でもそこを克服することで、絶対プラスになるので。割とネガティブな性格が自分の向上心になっているのかなっていうのはあります。

--ネガティブな部分が向上心に繋がっているというわけですね

性格悪いのかな(笑)

--いやいや、それはないですよ(笑)。でも自身の悪いところを日々発見して改善しているということですね。

発見、とそこまで意識しているわけじゃないですけど、感じたことはそうですね。これはちょっといまいちだから、もうちょっと練習してみようだとか。もちろんみんなそうだと思うんですけど、それは自分の中でも大切にしていることかもしれませんね。

--トップをずっと走るというのは、多分そういうことの繰り返しなんでしょうね

なんですかね、もっとポジティブに進めてる人もいると思うんですけど。私はやっぱり多分、何年続けていっても満足することないんで。多分満足して引退することが出来ない人です(笑)

⑤パイルドライバー原宿「3代目テンチョー」の勤務について

--話は変わりますが、原宿のパイルドライバー(オーナー:鈴木みのる)で3代目店長の勤務をされてらっしゃいますが、こちらの勤務はいかがですか?

3代目店長といいますが、あれはあだ名みたいなもので。もう7年間勤めさせてもらってますけど、自分にとっても大きい出会いでした、鈴木さんとの出会いは。やっぱりスケール感が違う選手と近くに入れるっていうのは。お客さんとも触れ合えるし、とても刺激的な場所ですね。

--鈴木みのる選手とプロレスについてもお話されたりするんですか?

いえ(笑)!多分、鈴木さん私の試合見てないので。

--いや、そんなこと・・・

ないですないです!ないんですけど、やっぱり身近にいることで、鈴木さんのやっぱ活躍も耳に入りますし、はい。

--そうですか(笑)

でも1度だけ。1度だけってわけではないですけど、今必殺技にしている『ロックドロップ』っていうのは、鈴木さんが名前を付けてくれました。前に同じ大会で一緒になったときに、「お前のバックドロップは岩石落としみたい、昭和みたいな形だな、『ロックドロップ』でいいじゃん」っていうのがきっかけで名前がついたんですよね。

--そうなんですね。お店にお客さんが来られた際は結構お話されたりするんですか?

しますね。やっぱ会場とか売店の時間とかだと時間に限りがあるんですけど、お店に来てくれた方とは結構長くコミュニケーション取れたりして。

--ファンの方とのふれあいで得られるものも多いですか?

そうですね、直接的な感想をもらえるっていうのは面白いですね。お店が地下にあるので、そこまで来てくれる人ってなかなか優しい方なので(笑)

⑥最後に一言

--今回タイトルマッチの中島安里紗選手は復帰明けということになりますが、伝えたいメッセージはありますか?

中島にですか?中島にはないです。今まで煽ってきましたけど、中島は別に言わなくても彼女は彼女でしっかり来ると思うので。たださっきも言ったように、中島安里紗っていうのはデビュー当時からライバル視されてきましたけど、シングルマッチをそこまで何回もやってきていない相手なんです。今回今年2回ありましたけど、今後何回もあるものではないし、今回が最後になるかもしれない。本当にそのくらいあるかないかだと思います。そういう想いもあり、28日はしっかり勝っていきたいなと思います。

 

<インタビュアー:プロレスTODAY総監督 山口義徳>

「SEAdLINNNG of the year 2022!」
日時:2022年12月28日(水)18:00開場18:30開始
会場:東京・後楽園ホール

〈SEAdLINNNG BEYOND THE SEA Single Championship 30分1本勝負〉
【王者】松本浩代 
vs
【挑戦者】中島安里紗
※第8代王者初防衛戦。挑戦者が勝利した場合、第9代王者となる。

〈タッグマッチ 20分1本勝負〉
海樹リコ&真白優希(アイスリボン)
vs
大空ちえ(PURE-J)&石川奈青(アイスリボン)

〈シングルマッチ 20分1本勝負〉
アマゾン
vs
MIKAMI

〈3WAYタッグマッチ 30分1本勝負〉
中森華子&神姫楽ミサ
vs
水波綾&青木いつ希
vs
優宇&笹村あやめ
※最初にフォールを取ったチームの勝利

ー参戦決定選手ー

堀田祐美子(T‐HEARTS)/真琴/朱崇花/高瀬みゆき/関口翔/川畑梨瑚(T‐HEARTS) 他

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