初代IWGP女子王者・KAIRIが1.4東京ドームで中野たむを相手に初防衛戦「今の彼女をかなり脅威に感じております」

初代IWGP女子王者のKAIRIは新日本プロレスの1月4日東京ドーム大会で、中野たむを相手に初防衛戦に挑む。

2022年11月20日に開催された新日本プロレス×スターダムの合同興行『Historic X-over』にて初代王座決定トーナメント決勝戦で岩谷麻優を破り初代王者となった。その試合後に中野は挑戦表明をした。

KAIRIは自身のTwitterにて対戦への思いを#KAIRI航海日誌と記載して「今の彼女をかなり脅威に感じております」と対戦が迫る1月2日につづった。(原文ママ掲載)

「1.4東京ドーム #IWGP女子王座 防衛戦まであと2日。
もしかすると、ここまでの流れで中野たむ選手を心配している方がいらっしゃるかもしれません

しかし、私は逆です、
今の彼女をかなり脅威に感じております。
あの日のあの出来事があったから…
続」

このツイートに続けてスターダムの2022年10月1日の『5★STAR GP 2022』での試合についての出来事を振り返った。

「観客としてスターダムを観に行ったときの話。その日は5☆GPという、スターダム最強を決めるリーグ戦の最終日でした。 休憩時間にバックステージに行くと、衝撃的な光景。 廊下の端で倒れ込み、顔を真っ赤にして過呼吸になっている選手がいました。 決勝戦をメインイベントに控えた中野たむ選手でした」

「急いで水を渡して声を掛けたけど、発作が止まらずとても苦しそう。 「この子、こんな状態で大丈夫かな?」 客席に戻ってそわそわしていると、その日2度目の衝撃がやってきた。 「これは…誰?」 特設ステージからゆっくり降りてきた彼女は、先ほど私が見た光景は幻だったのかと疑うほどに別人だった」

「自信に満ち溢れた表情で光を浴びる彼女はまるで女神みたいだった。ジュリア選手との試合内容もすごくて。 すっかり魅せられて、感動して拍手をしている自分がいました。 そしてハッとした この選手は【追い込まれれば追い込まれるほど】爆発する力を持っている選手なんだ。逆境に強いなんて脅威だ、と」

「そこから更に彼女が気になって流れを追った。力強くて壮絶な金網デスマッチから可愛らしいアイドルソングまで。その二面性や強さの理由が知りたくて自伝も読んだ。だけど、やっぱり答えを知るためには彼女と闘わなければと思った。 その舞台が東京ドームになるなんて。これも奇跡かな?たむちゃん。」

中野たむもこのツイートを引用して「カイリ。 あの日は助けてくれてありがとう。 どこかでっかいところでシングルしようって約束が、こんなかたちで実現するとはね。 奇跡? いや、きっと必然だ。」と返している。

新日本プロレスの東京ドーム大会という大きな舞台で二人は激突するが、二人はどんな感情をぶつけ合い、どんな試合をみせるのか。その闘いから目が離せない。

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