【新日本】永田裕志が語る新日本・全日本の違い、三冠王者として今後の目標、そして同世代へ向けてメッセージ

②現在参戦する全日本プロレスやプロレスリング・ノア、新日本プロレスの違い

――そして現在は全日本プロレスに参戦してますが、過去にはプロレスリング・ノアにも参戦されました。新日本プロレスを含めた3団体、永田選手が感じる違いはありますか?

プロレスリング・ノアに参戦したのはちょっと昔になるので、今のノアは分からないですけど…、全日本プロレスさんは体が大きい選手が多いですよね。だからダイレクトにヘビー級の闘いをしているなと思いますね。

新日本プロレスのヘビー級は見ていて、よくこんなことできるなっていう驚く部分はたくさんあるんですけど、やはりジュニアから上がってきた選手も多く、極端に大きい選手はいないので、割と空中とか空間を使った闘いが多いですよね。

その中でもオカダ選手は(身長が)190あるから、余裕を持ってと言ったら怒られちゃうけど、懐の深さを見せながら試合をしているのは印象的ですね。

――なるほど。全日本は、斉藤ブラザーズ、諏訪魔選手、石川選手など大型ファイターが揃ってます。

宮原くんだって、僕より全然大きいしね。背もあるし、厚みもしっかりついてるし、早いし、あと青柳(優馬)も大きいしね。あれだって186か7cmあったんじゃないかな。安齊だって190近くでしょ?安齊なんてまだ細いって言ってもやっぱりちょっとずつ肉ついてきましたよね。

――プロレスラーとしての見栄えがよくなってきましたよね。

ここ最近、タイトルマッチの対立構図があって面と向かってる写真を見るとね、あいつでかいですよ(笑)。だからやっぱ身長あるとすごいな、俺って小さいんだなって。


©新日本プロレス

――いやいや。その中でチャンピオンなんですから。でもやはり大きい分、消耗が激しいですかね。

そうですね、でもそれだけじゃなく動きも速いですもんね。それだけしっかりいいトレーニングができてる証拠ですよね。石川選手なんて、190cm以上で、130キロオーバーですから。動くし、受け身もうまいしでちょっとびっくりしましたね。

――3月の大田区大会では、三冠ベルトに挑戦した石川選手の重いエルボーを山ほど受けてましたよね。

好き放題やってくれましたよね。

――ああいう消耗戦といったような闘いを今でも受け入れるのは本当にすごいなと思います。試合後のダメージははかりしれないですが、リカバリーはどのようにされてるんですか?

リカバリーですか(笑)?もう試合後なんて何も考えちゃいないですよ。石川選手のときは、極論言っちゃうと、風車の理論ですよね。しっかり受け止めて、力をうまく逃がしながらしっかり受け止めて。そしてとどめを刺しに行くみたいな。

――よくカッピング(吸い玉)はされてますよね。


※永田選手Twitterより

よくしてますね。都内でもやれるとこありますし、よく岐阜にメンテナンス行くもんで、そこでやってもらったりして。

――あれはやるとすぐ効果があるものなんですか?

やはり血行がよくなりますよね。色が悪ければ悪いほど、よくないらしいです。血流が悪いところを引っ張る事でよくなるらしいです。

――永田選手がされているのを見て、興味はあるんですけどちょっと恐いなという気持ちもあって…。

都内にもやってるお店あるんで、体験してみてください。体がガチガチに硬直したときなんかいいんじゃないですかね、体軽くなりますよ。

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