Sareeeが“海賊王女”KAIRIとのドリームタッグ結成秘話、彩羽匠&中島安里紗戦への心境を告白!
⑤その他の注目カード
▼セミファイナル
シングルマッチ30分一本勝負
桃野美桜 (マーベラス)
vs
高瀬みゆき
――そして、この大会ではセミファイナルでも、桃野選手が高瀬みゆき選手とのシングルマッチが決定しております。この試合に関してはどんな印象ですか?
いや、これはもう、ただ単に私自身が観たかった。ということは、お客さんも観たいだろうなみたいな。桃野選手はもう今マーベラスのチャンピオンになって。前回2戦目で桃野選手とも対戦したんですよね。タッグマッチだったんですけども、そのときの桃野の勢いが…
――成長を感じました?
お前に負けるか!みたいな。すごくぶつけてくるその勢いが懐かしいというか、もう何年か前の3、4年前の自分を見てるような感じがして。
――チャンピオンになってだいぶ変わりましたか、桃野選手。
そうですね。多分、自分もそうだったんですけど、チャンピオンになって、これから自分がこのベルトの価値を上げていかないといけないとか、すごい今いろんなプレッシャー持ってると思うんですよ。体がちっちゃいじゃないですかあの子。なんか、なめられちゃうことって多分あると思うんですよ。ちっちゃいが故にやっぱりそこを絶対になめられたくないって多分すごく思ってると思うし、自分自身もそうだったんで。
――当時ですね?
はい、当時。先輩の中で、大御所の先輩の中で、若手の自分がベルトを巻いて絶対に負けたくないみたいな。なんかなめられたくないって気持ちがすごく分かるから当時の自分と重なって見えましたね。
――そうなんですね。いやー、でもなんかそういう心境もやっぱり自分自身が経験したからこそ見えるものってあるんですね。
でも、すごい勢いもありますし、本当に成長してると思うので、楽しみですね。
――高瀬選手も今フリーとしていろんな団体に引っ張りだこで、人気もあるし元気もあるし(笑)
熱いですよね。
――熱いです(笑)。そういう2人がぶつかるこのカードもなかなか。桃野選手もやっぱりチャンピオンとして負けられない。高瀬選手も今本当に各団体で引っ張りだこなんで絶対負けたくないっていうそのぶつかり合いが楽しみですね。
これもセミファイナルとして間違いないカードだと思ってますね。
――やっぱり闘いを主軸に置いたカードっていうことですね。
はい。
――ありがとうございます。
桃野選手も“闘い”がしたいって今ずっと言い続けてるので期待してますねこのカードは。
▼第二試合
タッグマッチ20分一本勝負
ジャガー横田 (ディアナ)& 田中きずな (WAVE)
vs
伊藤薫 (伊藤道場)&狐伯(WAVE)
――第2試合は、このタッグマッチで、ジャガー選手と田中きずな選手、伊藤選手、狐伯選手のタッグマッチが組まれました。ここに、田中きずながいることにびっくりしました。
あー、そうですね。田中きずな選手は…きずなちゃんは自分の試合とかすごくよく見に来てくれてたんですよ昔、1人でも。
――昔、1人でも?
学校の帰りかなんか分かんないけど、すごい家遠いんですけど、わざわざ来てくれてポートレートとか買ってくれたり。
――えー!すごい、いいファンだったのですね。
めちゃくちゃ可愛くて。ちょっとね、いつか闘ってもみたいんですけど、この『Sareee-ISM Chapter II』、きずなちゃんにも出てもらいたいなあと思って。そしてベテランのジャガーさんと伊藤さんにちょっと揉まれてほしいなと思いましたね。
――伊藤選手のダイビング・フット・スタンプ食らってほしいな(笑)
ちょっと心配ですね(笑)でも、それ受けれてこそレスラーですからね。何の技でもやっぱ受けなければいけないので。
――そうなんですよ。しかもやっぱりパートナーがジャガー選手だから、きずな選手、大丈夫かなっていうちょっと不安があるんですけど。
そうですね、でも、大丈夫じゃないですかね。
――レスラーとしてデビューした以上は誰と組んでも、自分を出さないといけないんで。
すごい楽しみなカードですね。これもやっぱりベテランのジャガーさんと伊藤さんが大会にいるってことでやっぱり締まるんですよね。
――そうですよね。ジャガーさんも本当に年齢を感じさせないぐらい、動きがまだまだ軽やかで。田中きずな選手も4月にインタビューしたのですが、まだまだ初々しい感じでしたね。
そうなんですね。
――試合で悔しい涙を流したりだとか、やっぱりそういう姿も見てますので。
試合中の顔つきがいいですよね。全然なんか普段と違う。
――全然違います。本当に普段はほわーんとして、そういうタイプですけどね。
ベテランの方や選手たちと当たることも組むことも、なかなか出来る機会は本当にないと思うので、これをきずなちゃんの経験値にして、ここをただのタッグマッチじゃなくて何か残してほしいです、この大会で。
――なるほど。対戦相手の狐伯選手も同じことを言えますよね。やっぱり伊藤選手と組んで田中選手と当たるっていうところも踏まえて、狐伯選手にとっても一つの自分のステップアップに繋がる試合になりそうだなって気はしますよね。Sareee選手は、まあ言ってみれば伊藤選手も、ジャガー選手も、昔から普段その中にいたからもう慣れてきている部分もるあると思うんですけど。この2人に関してはそういう部分では、試合もそうだし、見せないといけないっていう、良い意味での成長が期待できるマッチメイクだなと思いました。
ちょっと楽しみですね、これもどんな闘いを見せてくれるのか、2人がどう頑張るのかっていう。
▼第一試合
シングルマッチ10分一本勝負
星いぶき (アイスリボン)
vs
Chi Chi (エボリューション)
――そして、シングルマッチの第一試合で星いぶき選手とChi Chi選手。先日闘ってました。Sareee選手もお気に入りというか。
はい。Chi Chi選手。この間、エボリューションの大会でシングルマッチで試合したんですけど。4戦目だったみたいなんですけど、やっぱり技術とかそういう面ではまだまだなんですけど、何が良かったかって、“折れない気持ち”。心が強いなというか、そういう部分ってやっぱり一番プロレスに大事なところだと思うんですよね。技術とかより何よりも一番は折れない気持ちみたいな。試合で気持ちに負けたらもうお客さん分かっちゃうし、対戦してても分かるので。この子、折れてるなみたいな。この子は最後までやっぱり髪の毛とか掴んできて、どんだけ気が強いんだよみたいな。掴み返してももう離さないみたいなそういうところにすごい惹かれます。絶対面白い選手になるだろうなというか。
――なるほど。見た目はね…
見た目がそうなんですよ。かわいい感じのバービーのキャラクターって言ってたからどんな感じなんだろうと思ってたんですけど、いい意味で期待を裏切られたなと思って。ぜひちょっと出てもらいたいなとか、レボリューションって団体は旗揚げしたばっかりで、所属選手が3人しかいなくて、すごい頑張ってるので。団体に所属してる新人の選手は、あまり感じない、試合だけ頑張ればいいみたいな。でもこの子たちは、しっかりとお客さんを入れなきゃとか、自分たちがどうしたら人が集まってくれるかとかを考えてるなってすごく思って。これをきっかけとしてChi Chiという選手を、この今回会場に来てくれた人に知ってもらって連れていけるぐらい、そんな試合を気が強いところを見せてもらいたいなというか。
――そういう部分で星選手との対戦っていうところは、結構受け止めてくれる相手だと思うんでいいですよね。
星いぶき選手もめちゃくちゃいい選手で、前回も出てもらったんですけど、中島選手にボコボコにされながらも、折れずやり返すっていう。いや本当にまだ若いですね。めちゃくちゃ面白い選手だなと思いますね。
――やっぱSareee選手は、そういう負けん気が強いというか、ハートがやっぱり強い選手が好きなんですね。
好きです、そういう選手がやっぱり。
――何となくそのSareee-ISMっていう、Sareee選手のそのイズムが、闘う選手たちが現わしてくれてる部分もだんだん出てくるんじゃないかなと思います。
なんかそういう選手をやっぱり、自分なりに集めてるつもりです。呼びたいな、出てほしいなと思った選手って大体そういう共通点があるなっていうふうな。
――なるほど。でも本当になかなか他では組めないようなマッチメイクをいろいろとされてらっしゃるので、そういう意味では他の選手もこのチャンスをどんどん生かしていただいて、今後に繋げていってほしいなと思います。あと、Sareee選手自身が、今回のドリームタッグもそうだし、久しぶりの対戦相手とSareee選手がどんな絡みを見せるのか私たちも本当に楽しみにしていきたいなと思います。