Sareeeが“海賊王女”KAIRIとのドリームタッグ結成秘話、彩羽匠&中島安里紗戦への心境を告白!

世界最大のプロレス団体であるWWEのNXTで約2年間在籍し、今年5月に国内復帰を飾ったSareee

国内復帰第1戦の自主興行で一騎打ちを行った橋本千紘(センダイガールズプロレスリング)との一戦では惜しくも敗れてしまったSareeeは、約2ヵ月が経過した現在すでに女子プロレスのマット界では引っ張りだこの存在となった。

そんなSareeeが自主興行の第2弾『Sareee-ISM Chapter II』新宿FACE大会を発表した。

今回の自主興行第2弾ではWWEの先輩である“海賊王女”KAIRIとのドリームタッグを結成し、対戦相手も彩羽匠(Marvelous) &中島安里紗(SEAdLINNNG)の2強との対戦が決定した。

このドリームマッチを仕掛けたSareeeに、改めて第1回目の自主興行での橋本千紘との壮絶な一騎打ち、そして今大会に向けての意気込み、パートナーのKAIRIや、対戦相手の彩羽匠&中島安里紗について、様々な角度からプロレスTODAYが独占インタビューを実施。

『Sareee-ISM Chapter II』新宿FACE大会 
日時:8月4日(金)18時開場 19時開始
会場:東京・新宿FACE

▼メインイベント
スペシャルドリームタッグマッチ30分一本勝負
Sareee &KAIRI
vs
彩羽匠(Marvelous) &中島安里紗 (SEAdLINNNG)

①5.16前回大会の振り返り、周りからの声

――今回『Sareee-ISM Chapter II』ということで、新宿FACE大会。前回に続いて第2回目が開催されることになりました。まず前回大会5月16日の新宿FACE大会を振り返りますが、あの日はすごかったですね、537人!新宿FACEが本当に超満員になりました。あの光景を見ていかがでしたか?

本当に皆さんのおかげで、日本復帰戦超満員札止めという最高のかたちで試合をすることが出来ましたね。

――あれだけ皆さんがSareee選手を待っていたという、空気感もそうだし会場の熱量もすごく熱かったなというふうに思いました。

お客さんにもたくさん観ていただけるように、パンパンに増席してたんですけど。新宿FACEさんに「入るだけお願いします」と伝えて、椅子も立ち見もピッチピチで。


©Sareee-ISM

――すごかったなと思います。メインイベントで惜しくも敗戦を喫してしまいましたが、橋本選手との一戦、久しぶりに日本復帰戦でやってみた感想はいかがでしたか?

いやー、もう一言で言うと本当にきつかったですね、この試合。やっぱりブランクって…。自分の中で、ずっと橋本選手とはライバルとして渡米する前からもう何度もお互いの団体のベルトをかけて闘ってきました。何回も闘ってきたから、大体自分の中では分かってるつもりで、今回のこの復帰戦のメインイベントの対戦が決まってからも、試合の流れみたいなものはすごく自分の中にあったんですよ。イメージがすごくあったんですけど、もう試合始まってすぐぐらいから、「あっ!ちょっと違う」と思って、これヤバいなって思いましたね。


©Sareee-ISM

――やっぱり3年間のお互いの距離感や成長イメージが、想定以上のものが出てきたという感じですか?

私自身2年半、日本のプロレスをしてなかったので、改めて考えて、思ってた以上に本当にやっぱり日本のプロレスってすごいんだなって思いましたね。


©Sareee-ISM

――試合の直前にインタビューをさせていただきましたが、イメージも長い髪型からバッサリ切ってこられて、ある意味、日本での闘いを意識した戦闘スタイルに戻られたのかなというふうにも思いました。

そうです!もう髪の毛はずっと日本ではボブでやってきて、アメリカ行ってからはちょっとイメージを自分の中で変えるべく髪を伸ばしてロングヘアになってたんですけども、日本復帰のときには、もう切ろうってことはずっと決めていたので。

――そうなんですね!

やっぱり闘いは髪の毛が短い方が闘いやすい、髪の毛は邪魔なので。

――やっぱり渡米期間中に身につけた技術は、随所に披露されてたとは思うんですよね。

そんなに変わってないですけどね。

――でも、お客さんに対して向けた気持ちの現し方なんかは、ちょっとアピール力が上がっていってるというか。

ありがとうございます。

――アピール力が上がってるなと思った部分と、昔のSareee選手が帰ってきたなっていう、そういう気持ちもすごく感じました。闘うSareee選手が帰ってきたなって!

でも、あえてライバルである橋本千紘選手…選んで良かったなって、負けてすごく悔しいんですけど、でもそう思えましたね、本当になんか。今回負けちゃったし、差もやっぱり自分の中で、正直めちゃくちゃ感じたんですよ。でも、だからこそ燃えるというか、もっともっと頑張らないと、ここから追い越していかないとって、すごい気合いが入ったというか。日本一発目はやっぱり女子プロ界の最強選手・橋本千紘と対戦できて良かったなって思いましたね。

――見ているお客さんもSareee選手が帰ってくる姿っていうのは、すごく待ち望んでましたし、あれだけの大人数のお客さんが見に来てくれて本当に期待値が表れてたのではないかと思いました。

 

②8.4今大会に向けての意気込み

――その後も、各団体にいろいろと上がられていますけども、今回はまた改めての自主興行ということで、スペシャルドリームタッグマッチでKAIRI選手とのタッグ結成、この発表もテンションが上がりました。そして対戦相手にはライバルである彩羽匠選手、そして中島安里紗選手。前回の自主興行でもSareee選手の試合中、中島安里紗選手出てきてずっと観てましたよ。

本当ですか?

――本当に。ずっと見てました。だからやはりものすごい意識してSareee選手の闘いぶりってどんなふうに変わったんだろうかとか、今のSareeeはどんな選手なのかっていうのを多分すごい見てたと思います。

なるほど。中島さんには、1回目も出てもらったんですけど。5月16日出てもらったときもコメントをもらったんですよ、意気込みコメントみたいな。そしたら「なんで私じゃないんだよ、闘う相手が…」

――仰ってましたよね。

はい。言われてたので。すごくなんか闘いたいって思ってくださってるんだなとは思ってましたね。

――なるほど。実際今回は8.4大会に向けての意気込みという部分を触れたいなと思ってるんですけど。2回目の大会になるじゃないですか自主興行としては。前回から今回まで3ヶ月ぐらいですかね。

そうですね、はい。

➡次ページ(パートナーKAIRI選手)へ続く

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