Sareeeが“海賊王女”KAIRIとのドリームタッグ結成秘話、彩羽匠&中島安里紗戦への心境を告白!
④対戦相手について
――今回の対戦相手もタッグもスター選手が本当に見事に揃ったなっていうところで、ライバルである彩羽匠選手。そして日本マットを去るときに闘ったのが中島選手ですよね。
そうなんです、はい。
――対戦相手のお2人自身もびっくりしたっていうふうに言ってましたけど。このカード、Sareee選手が望んだと言うことですか?
そうなんですよ。彩羽匠選手は、橋本選手と同じで自分の本当にライバルとしてずっと闘ってきた選手なので、絶対にここは2回目彩羽選手と闘いたいなと思ってたんですよ。出てもらいたい、出てもらうからにはやっぱり対戦したいじゃないですか。KAIRIさんとも彩羽選手は、スターダムで一緒だったり、いろいろ闘ってきた仲でもあるので、すごいちょうどいいんじゃないかなって。KAIRIさんも、帰ってきてから彩羽選手と一度も当たってないみたいなので。
――まだこのマッチメイクはないですね。
なので、これも面白いなと思って。あと、そうしたらもう1人必要じゃないですか、タッグなので。そうなったときに、中島さんとも当たりたいなって自分思ったんですよ。やっぱり日本離れるときの最後の試合で負けてるので。
――そうですよね。
それで試合したいなって思ってオファーをさせてもらったと同時ぐらいに中島さんが自分の名前を出してたんですよ。試合を観に来いよみたいな、シードリングの闘いがあるぞみたいな。たまたまそれが同じ感じで重なって、これは何か運命なのかなという、お互いがこうやって思って何も話してもないのに、そうお互いが思ってたっていうのはすごいなと思って。
――なるほど、このカードが組めた時点でこの興行の魅力が爆発したなっていうふうに思います。特に対中島安里紗戦なんて、Sareee選手にとっては一番感情が爆発できるような試合ですね。
そうですね。この間もシードで見てきましたけど、やっぱえげつないですね。
――えげつないです。本当にもう…
中島さんが強いことは分かってるんですよ。プラスでエグいじゃないですか。
――エグいです。笑いながらエグいことやりますからね。
あごにバゴバゴエルボー入れてるからすごいなこの人と思って。
――でも日本の闘い方っていう部分では、「私を避けては通れないでしょ」っていうふうに本人が言ってますし。彩羽匠選手は、「やっと巡りあえる、私はずっと見ていた」と本人も仰っていました。Sareee選手と対戦相手の2人との絡みっていうのがすごく面白いし、KAIRI選手がまたどんなふうになるのか。
それもちょっと楽しみですよね。中島さんとKAIRIさんとか、もうどうなっちゃうんだろうって感じじゃないですか、本当に想像つかないじゃないですか誰もが。初対戦ですし。
――緊張感がお客さんにも伝わるんじゃないかなというところがいいですよね。
多分そう思います。
■彩羽匠選手について
――彩羽匠選手についてはもうライバルとしてずっと認知されていらっしゃいますけど、改めて振り返って今どんな存在というか、どんな相手だと思っていらっしゃいますか?
本当、この間大阪で試合があったときに同じ会場で試合を観たんですけど、やっぱ上手いなと思いましたね。
――本当に上手い。
やっぱ技が的確というか、蹴りだったり、いやあ…ちょっとすごいですよね。
――本当に彩羽選手は多才ですよね。
多才ですよね。蹴りもできるし、やっぱりパワーもあるし、動きは速いし。体でかいのに一発一発のスピードにメリハリがあるというか…
――瞬発力みたいな技に行くときのそのスピード感が異常に速いなと思うんですよね。だから静と動の見せ方が上手いというか。
そう思います。彩羽選手もライバルなので、絶対今後の日本女子プロレスを背負う者としても絶対負けられないし、負けたくない相手の1人なので。
――いずれまた、シングルマッチも期待値が高くなりますね。
■中島安里紗選手について
――そして中島安里紗選手の印象っていうか、実際久しぶりに試合を見てバチバチさ加減、えぐさっていうのがさっき出てましたけど、今度は自分が闘う相手になります(笑)
そうですよね、中島さん頭おかしいですよ。試合中はもうえぐすぎるけど、でも、だからこそ燃えると思いますし、これも負けられない闘いですね、本当に。
――Sareee選手もそうだけど、中島選手はオンとオフの差がすごいなっていう。リング上であんなに怖くなる、笑いながら本当にボコボコにする、あの怖さがすごい。特に、奈七永さんがいなくなってからのシードリングを支えている自負もあると思うので。顔つきとかも、やっぱりエースの貫禄がすごく出てきました。
彩羽選手もそうだし中島選手もそうなんですけど、2人とも団体のトップに立ってるじゃないですか。団体の中でも抜けちゃったりとか一気にマーベラスもシードリングも選手がいなくなったりとかもあって、支えていかないとという精神的な面もめちゃくちゃ強い2人だと思うんですよね。
――そう、なんかすごいタフだなと思います。
しっかり守るというか、自分の団体を守るとかそういうとこって誰にでも出来るわけじゃないので、この2人の責任感というかそういうものってすごいと思いますね。“闘い”だけじゃなくて、そういう面でも団体を支えてるこの2人。
――それがお客さんにも伝わってると思います。
■8.25シードリングで中島安里紗との一騎打ちが決定
©SEAdLINNNG
――今回のこのタッグ対決の後にも8.25シードリングで中島安里紗選手との一騎打ちも決定しておりますので、前哨戦という意味合いもありますけれども、今回のカードは本当にドリームマッチだと思います。誰が誰と当たっても、めちゃくちゃ面白いカードになってるから、よくぞこのカードを組んでくれました。
各選手のファンの皆さんにも楽しんで頂きたいと思います。