【大日本】石川勇希がアブドーラ・小林からデスマッチヘビー級王座を奪取!「新しい大日本プロレスの歴史を作っていきたい」

大日本プロレスは7月16日、後楽園ホール大会を開催。BJW認定デスマッチヘビー級選手権試合で挑戦者の石川勇希が王者のアブドーラ・小林から王座を奪取した。

小林は5月5日横浜武道館大会で王者・神谷英慶からベルトを奪取、石川は6月18日後楽園ホールで宮本裕向から勝利してその勢いで挑戦表明をして決定したカード。

石川はタイトル戦前のインタビューで「デスマッチの先頭に僕が立って、団体を引っ張っていけるような、チャンピオンになりたい。石川がチャンピオンだったら大日本のデスマッチはまだまだ未来があるなって思ってもらえるような試合をしたい」と語っていた。

試合は蛍光灯4面+Wタワーデスマッチで行われ、小林からとてつもない量の蛍光灯を受け、ダイビングバカチンガーエルボードロップを食らうもカウント2で返す。

終盤に頭突き合戦となると引かない石川は小林を追い込み、ラザロ・エフェクトを見舞うもカバーにいかず、蛍光灯をリングに並べ、その上にもう一発ラザロ・エフェクトで試合を決めた。

ベルトを受け取った石川は「デスマッチヘビー取ったぞー!小林さん、大日本のデスマッチの歴史を作って、大日本を支えてきた小林さんからこのベルトを取れたことを光栄に思います。今日はありがとうございました」とリングを後にする小林へ感謝を述べた。

そして「プロレスラーとしてホントに尊敬してます。そんな小林さんから今日ベルト取れたのも、応援してくださる皆様のおかげです! 本当にありがとうございます!でもベルト取って終わりじゃない。チャンピオンになったからこそリベンジしたい相手、いやリベンジしなくちゃいけない相手が俺にはたくさんいるんです。そのためにも、このベルトと一緒に上向いて突っ走っていきます。応援して下さる皆様と一緒に、新しい大日本プロレスの歴史を作っていきたいと思ってますんで、これからも応援よろしくお願いします!」と高らかに宣言した。

バックステージで石川はどんなチャンピオンに?という質問に「僕は器用な人間じゃないし、すぐ結果を出してポンポンここまで来れた人間じゃないんで。泥臭くあきらめないチャンピオンに僕はなりたいと思ってます。あきらめないチャンピオン、これになりたいと思ってます」と自身のチャンピオン像を語った。

後楽園ホール大会
日時:2023年7月16日(日)18:30 開始
会場:東京・後楽園ホール
観衆:581人

【試合結果】

▼メインイベント BJW認定デスマッチヘビー級選手権試合
蛍光灯4面+Wタワーデスマッチ
30分1本勝負
<第47代王者>アブドーラ・小林● VS <挑戦者> 石川勇希○
16分16秒 ラザロ・エフェクトwith蛍光灯→体固め
※初防衛に失敗
※石川勇希が第48代新王者となる

▼セミファイナル BJW認定世界ストロングヘビー級選手権試合
30分1本勝負

<第21代王者>青木優也○ VS <挑戦者> 中之上靖文●
18分53秒 タイガースープレックスホールド
※2度目の防衛に成功

▼第5試合 6人タッグマッチ
30分1本勝負
梶トマト 吉野達彦● 関札皓太 VS 阿部史典 橋本和樹 チチャリート・翔暉○
14分33秒 フロラシオン→片エビ固め

※試合後リング上マイクにてチチャリートが梶の持つBJW認定ジュニアヘビー級王座への挑戦を表明。梶が8月26日後楽園ホール大会での防衛戦開催を宣言し握手を求めるもチチャリートが梶に攻撃。

チチャリート「いつまでごちゃごちゃ言ってんだよ!いつまで先輩ヅラしてんだよ!あんたが2AWをやめてから俺は2AW、大日本ジュニア、そしてピッサリートで成長してきてるんだよ。あんたが知らないチチャリート・翔暉を見せてやるよ!」

▼第4試合 タッグマッチ
30分1本勝負
関本大介● 大門寺崇 VS 橋本大地 トリスタン・アーチャー○
14分27秒 クーデター→片エビ固め

▼第3試合 有刺鉄線ボード6人タッグデスマッチ
20分1本勝負
伊東竜二● 宮本裕向 木髙イサミ VS 竹田誠志 塚本拓海○ 菊田一美
10分5秒 ドラゴンキッカー→片エビ固め

▼第2試合 タッグマッチ
20分1本勝負
星野勘九郎● 高橋匡哉 VS 浜亮太○ アンディ・ウー
8分21秒 オオキドプレス→体固め

▼オープニングタッグマッチ
15分1本勝負
野村卓矢○ 永尾颯樹 VS 神谷英慶 朱鷺裕基●
9分58秒 両腕固め

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